デス・マスク

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アメリカン・プロレスってあまり興味ないから　WWEより日本のDDTで充分　レイ・ミステリオも知らないなあ　無駄な場面はタランティーノ風に展開しますね　主演のお姉ちゃんはボディーがいいです　レイラ・ミラニってＷＷＥのお姉さんです　どうりでね　全体につまんないですが　このディーバなお姉さんが活躍する最後のほうは　アルジェント入ってますね血みどろでまあまあ　プロレスだけに　ありゃーってＭ字開脚がびっくりします　　ここはいいですね

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実はこの作品、非常に楽しみにしていました。
なんといっても、レイ・ミステリオ出演だし、ジャケも本格ホラーを思わせるし。ホラー＆プロレス好きな私には、期待度１２０％の要素！！
血だらけ女の全力疾走からのオープニング、一転して陽気なメキシコ音楽と白黒の古いプロレスシーン、車内のポルノ撮影隊の卑猥な会話。

不安がどんどん沸いてきます。それでも、いいんです。レイが残忍なレスラーとして殺戮の限りを尽くしてくれれば。

キャメルクラッチで背骨が折れるとか、フライングクロスチョップで首がもげるとか、いろいろ演出方法があるはず。
そうさ、きっとやってくれるさ。なんといっても、レイ・ミステリオですから。

ついにやってきました。レイ出現！！
えっ……。何が起きたのか分からないというのは、こういうことをいうのですね。クラゲのような脱力感が腰に来てしまいました。
ここで自分の勘違いが全て明らかに！！
レイって、シニアの方かい！と一人突っ込み。

そうです。アメリカＷＷＥで華麗なる空中殺法を披露していたレイ・ミステリオＪｒと勘違いしていたのでした。Ｊｒは、レイの甥にあたります。これは痛い！！叔父さんと甥では、全然違うやん。

自分の好きなレスラーでない、達磨のような体型の殺人レスラーに愛着が沸くはずもなく、緊迫感のない追いかけっこにクダを巻く。

レイラ・ミラニのテーブル下Ｍ字開脚隠れに視線は再び画面へ。
クライマックスの感情乏しいレイラさんの表情に思わずクスッ。

エンドロールのデブキャラ俳優のキャラクターラップに、軽い怒りを覚えて終了です。この俳優、始終Ｔシャツに汗の染みがあったけど、あれって演出？

レイ・ミステリオを観たいがために借りましたが、それにしても出来が悪すぎです。とーっても残念。時間の無駄でした。
ホラー作品としても全然ダメ、の部類かも。

インディーズムービーの撮影スタッフ達の車がアクシデントで立ち往生、仕方なく近くのサングレ・デ・ディオスなる町で撮影を行おうとするが、そこにはエル・マスカラードと言う伝説の凶悪レスラーが幽閉されていた...

典型的殺人鬼系スプラッタームービーの雰囲気で期待を持たせる物の出て来たおっさんがデストロイヤーもどきの覆面レスラー。一気にコメディに突入かと思うぐらいのコミカルムードに失笑。しかし、画の中では至ってシリアス且つユルーイ鬼ごっこが展開されます。まあ、作風にスリルとか緊張感が無いから退屈極まりないと言う情けなさが蔓延ってますが。

顔の皮を剥ぐシーンはそれなりにグロくて素敵、見どころはそれだけ、登場する姉チャンはまあまあかな（叉、そのパターンかい！）。殺人鬼役はルチャシーンのみならずWWEでも活躍してた有名なレスラーらしいですが、インパクト薄いね。

プロレスは詳しくないんですが、ルチャリブレというメキシカンスタイルのプロレスでは、跳んだり走ったり軽快な動きが楽しいらしいです。タイガーマスクをイメージすると分かり易いでしょうか。そのルチャ界のスーパースターレイミステリオが、本作の主役の殺人鬼を演じるということで期待に胸いっぱいで視聴開始。

…何なんだこのガッカリ感は…

ドラリオンも真っ青の華麗な動きでバカップルに怒りの鉄槌を下す！ な映画などかけらも無し。
チビでマッチョな覆面野郎がのっそのっそと追い回すだけで、ルチャリブレの雰囲気は1秒もありませんｗ
一応負けたら覆面を剥がれる覆面デスマッチの様相を残しゴアシーンに繋げたりはしてますけどね。

けれど、元々ルチャやレイミステリオにそんな思い入れがなければまずまず楽しめるでしょう。

ナイスバディのヒロインが、それを強調する為にホットパンツを釘に引っ掛けて破ったり、そしてそのお尻にクローズアップするカメラワークｗ隠れるシーンのお間抜けなポーズｗ
デブで頼りにならないカメラマンの勇気とその顛末ｗ

エロもグロも程よく用意されているので、お気楽に楽しむホラー作品という意味ではお勧めです。
但し、本格ホラーを真剣に観たい気分の時は、絶対に避けて下さい。