キック・アス

なんと、数日前に映画館で観たところなのにすでにDVDの予約が。

アメコミヒーロー作品をパロディ化しつつ、
正当にアメコミヒーロー物として成立させるという離れ業を
やってのけた痛快な作品。

もう人を殺すシーンのオンパレード。でもこれが全く陰惨にならない。
のっけから一般ピープルが死んでしまうのですが、劇場内には
笑いの渦が沸き起こっていました。
さらにその後の主たる殺人の主は小さな女の子。
クロエ・グレース・モレッツ 演じるヒット・ガール、
これがとんでもなく可愛くて格好いいので始末に負えません。

特にニコラス・ケイジ演じるビッグ・ダディとヒット・ガールの父娘の
会話がシニカルでとっても面白い。
R15指定というのも伊達ではありません。
良識ある大人にとっては有害映画間違いなしかも。
でもやっぱりこれくらい毒のある方が作品としては面白い。
フグだってそうだし、美味しい物や美しいものにはそれなりの毒や刺があるのです。

ヒーロー＝超人＝正義という図式を崩しながらも、ヒーローしているところが素晴らしい。
最後にはアメコミヒーロー定番のビューンなんかもありで、本当に楽しい映画です。
是非、続編が観たい作品のひとつです。

かなりどぎついブラックコメディですし、スプラッターなシーンもありますので
映画は映画と割りきって楽しめる方限定で超お勧めの作品です。

この作品はDVDで観るよりも劇場で観たほうがより楽しめると思います。
まだ上映中ですので是非劇場で御覧ください。
私はテアトル梅田（大阪はここだけ）で鑑賞しました。

アメリカでスマッシュヒットを飛ばして、IMDBで8.1という高評価を受けてるのに、
前売り券発売無し、大阪ではテアトル梅田のみの公開ということで、

ちょっと日本人向けでは無いんかな？
もしかして子供向けなんかな？

と不安になりながらも、大阪在住の映画好きとしては、
観に行かないなんていう選択肢はありえないので、
朝一の9時50分の回で『キック・アス』を観てきました（°∀°）b

あー♪良かった〜♪むちゃくちゃオモロイやんかー♪日本人でもぜんぜんＯＫやし、
大人でも十分楽しめる（というか大人の方が楽しめる）映画やんかー（」°□°）」<ムチャクチャオモロイやん！！！

とにかく、近くで公開されてる方は、絶対に観に行った方がエエよ！っとオススメしときます（°∀°）b

結構、残酷描写や重いテーマも含んでるので、多少好みは分かれる可能性はあるけど、
作品としての完成度はかなり高いです（（φ（・д・。）レベルタカシ

□■□■□

で、とりあえず、何から書こうか迷うんすけど、まずは・・・

ヒットガールがカワイイってことでш(｀∇´*)ш←オイオイ先に書くことあるやろ>L（‐□‐L）

でも、とにかくヒットガールがカワイイのです♪

カワイイしカッコイイんやけど、容赦なく殺しまくるので少し引きます（（（； °д°）））エグイ！
しかし、コメディ映画やのに、このカワイイ子に引くぐらいの残酷描写をさせるのには、
深いワケがあります（（φ（・д・。）ソコがこの映画の凄いトコだ！

この映画は正義の問いかけになっているのです（（φ（・д・。）フムフム

単純に、

悪人をやっつけろー！
やっつけたー！
それでＯＫだー！

という勧善懲悪ものでは無いのです�煤i・д・ノ）ノナント

どうやって、誰が世界を守るのか？の問いかけになっているのです（（φ（・д・。）フムフム

ビッグダディとヒットガールの悲しみや痛みを、スクリーンを通して観客に伝えることで、

正義とは何か？

と、問いかけてるのです（ノ＿・。）セツナシ

そして、この映画は、この2人が行う行為を肯定します（´・ω・`）
しかし、決してそれが良いことであるとは描いていません（´・ω・`）

良いこととは描いて無いので、この映画が娯楽映画として成立してるのです（°∀°）b

最終的に、この映画は、個の人間に頼ります。
世界の平和を、個の人間の良心（正義）に頼ります。

世界の平和を、個の愛に頼った『ミックマック』の理想論の方が個人的には好きですが、
これはこれで理想論として成立しています。

人間らしさへの信頼こそが"今"の希望であることは間違いないのです。

イギリス＆アメリカの屁理屈（言い訳）的な深読みもできるんすけど、
この悲しみや痛みはわかるし、この理想は決して間違ってはいないので、
映画がクライマックスに差し掛かるとき、涙がでそうになってしまった・°・（ノД｀）・°・

アメコミヒーローもののバカコメディ映画？

たしかにその通りなんやけど、アメコミものの中では
『ダークナイト』に並ぶ傑作やで（」°□°）」<そんなにハードルあげてええのか！？

□■□■□

なんかマジメに書いてしまった（;^＿^A

ほんとうは、ゲーム等を取り込んだ技術（手法）部分の今っぽさとか、
シンメトリーの構図のオモシロさとかについても書こうとおもってたんやけど、
長くなってしまったので、この辺で止めとこうш(｀∇´*)шというか主人公の話題すら出てない！

何にも頭の中をまとめずに書くからこんなことなんねんなー・・・っと思いつつ、
仕事をしつつ、映画を観つつの毎日レビューではこの書き方が限界なのでお許しくだせー♪

とにかく、この映画はオススメです！！！

個人的満足度　９０点！←２０１０年Ｎｏ２　オススメ度　７５点！好みはわかれるかも・・・

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誰もがスーパーヒーローになりたいと思っているはずなのに、誰も実行しないのはなぜ？

勉強も運動も並。女の子にはちっとももてない。ただ存在しているというだけの、平凡を絵に書いたような高校生デイヴは、ネットでスーパーヒーローのコスチュームを購入し、自ら「キックアス」と名乗り、自警活動の真似事を始める。

キックアスことデイヴを演じるのは、アーロン・ジョンソン。
私が大好きな「ジョージアの日記」のロビー役から、 「ノーウェア・ボーイ」で若き日のジョン・レノンを演じ、大躍進の彼。
とてもハンサムなんですが、ボサボサ頭にめがねをかけて、セクシーな唇を半開きにしたら、ほんとに何のとりえもない、オタク青年に見えるから不思議。
中年の女性英語教師が服を脱ぐ姿を思い浮かべてマスタベーションするシーンがあるのですが、２３歳も年上の「ノーウェア・ボーイ」の監督と結婚してしまったというアーロンくん、このシーンはしゃれにならんぞ（怒）。

キックアスは初めての自警活動で、町のチンピラにボコボコにされてしまった上に、交通事故に会い、瀕死の重傷を負うが、体のあちこちに金属を注入されて、まるでウルバリンみたいな状態に。おかげでちょっとやそっとの痛みは感じなくなる。
そんなキックアスは退院後ますます自警活動に励むが、その様子がネットに流れて、一躍有名人に。

けれども、キックアス以外にもスーパーヒーローはいた！！
ひとりはマフィアのボスを父に持つ、金持ちのボンボン。レッド・ミストと名乗るヒーローを演じるのはクリストファー・ミンツ＝プラッセ。この子の顔を見るだけで、私は吹き出してしまったのだけど、観客は誰も笑わない。みんな、「スーパーバッド」をちゃんと観ようよ！！

そして、ビッグダディ＆ヒットガールという父娘のスーパーヒーロー。
ニコラス・ケイジがビッグダディを演じてるんだけど、アメコミ好きのケイジだけあって、それはもう楽しそうに演じています。ヒットガールはむちゃくちゃかわいい。

キックアスが初めてビッグダディ＆ヒットガールに会うシーン。
ふたりは大量の武器を使い、容赦なく敵をどんどん殺してしまい、私はキックアスと一緒にあっけにとられてしまいました。思うにここがこの映画に乗れるかどうかの分岐点じゃないかな。
私は「特別な力がなくても、スーパーヒーローになれる」というコンセプトの作品だと思っていたので、な〜んだ、お金や武器があればヒーローになれるっていうことなんだ、力があればどれだけ人を殺してもいいってことなんだ、とちょっとひいてしまって、乗れなくなってしまったのも事実。

後半は特に残酷なシーンが多いです。人質にとられたキックアスとビッグダディが、拷問されるシーンもあるしね。賛否両論というのもわかります。

終盤の山場でのヒットガールの活躍はすごいです。たぶん男性にはたまらないシーンではないでしょうか。デイヴの友だちも、「俺は彼女が大人になるまで童貞を守るぞ！！」と言ってました。
最後にキックアスが、あの３０万ドルの装置を使ってヒットガールを助けるところは、さすがにスカッとしました。

というわけで、私はちょっとひっかかるところもあったんだけど、ちょっと今までになかったタイプの映画で、なかなかおもしろいんではないでしょうか？

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あぁ〜あ〜・・ガ〜〜ッカリ・・事前情報の入手ミス・・

普段、コメディとかアクションやドラマをわざわざ借りる事はしない。
本作・・実は「切株描写」があると聞いて・・
要は、私の高評価に欠かせない「武器が突き刺さる瞬間に画面が切り換わらない！」
と言う、数か月前に仕入れた根拠もない事前情報をあまりにも信じ過ぎてしまった・・
変な路線に行ってもうた「ニコラスケイジ」が出演している、ってだけで
どうも「チャーリーシーン」みたいな怪しい悪臭は漂ってはいたが・・それでも・・
ＤＶＤが届いて１週間も観ずに気持ちを高めて温存した私の情熱はモロくも崩れた・・

「ヒットガール」が可愛い、声も渋い、子供のくせに唇までセクシー？
だが、特殊メイクを落としたら、あんた誰？と言う事は知っていた。
だが、本作では終始可愛いかった。それは認めよう。
だが、「キックアス」てめぇは凡人じゃ〜ん・・だれが主人公？

この映画・・一体ぬぁ〜にがオモロいん？見所はどっっこやねん!!!（怒
３０分、１時間、１時間半になっても切株どころか、ドゥァ〜れも活躍しない！
最後の１０分に凝縮されてるのかな？とか、もしや予告編が全て？とか・・
観終わって・・人気っつうか・・「話題が先行」したに過ぎん・・と悟った・・
もぉ・・ガ〜ッカリして失神したじゃないの〜ぉ・・
まぁ、グサーッと刺さる瞬間の描写を期待した「勘違い小生」の間違いじゃったよぉ・・

普段「子供が主役」ってだけで高評価にする私の気持ちは虚無に包まれた・・

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完全なブラピ＆ニコラス・ケイジの反逆作品やね（笑）

もうとやかく言うのもアホらしい、不道徳と言われてなんぼ
そして爽快感を味あわせてくれる数少ない作品
タランティーノ作品の様でサラッと纏めた監督の手腕はかなりなもの
ストーリーも流れのみで内容は無いに等しいのも良い
そしてクロエ・グレース・モレッツ演じるヒット・ガールの存在
この娘が全てなんやけど、アクションだけでないのが素晴らしい
後は大して語る部分もないのがこの作品の凄いとこかな（笑）

細かいところを気にするんはナンセンスやと感じる作品なんで
面白かったか面白くなかったかのみで良いよね。