待ちに待った期待を全く裏切らない「歌力」満載のニウアルバムです。「湾岸線」・・・これはカッコイイです。初っ端のベースのビートから体の芯までレッドホットになります。曲もカッコよきゃ歌詞もイイネ！
「湾岸をラン　湾岸をガンガン　円盤がビュンビュンと飛んで　沿岸をね」なんてステキな歌詞だろう・・・ヨコワケハンサムな大人の歌です。高田純次が出てるＰＶもサイコー。
「猫」・・・ほとんど猫って唄って、シャウトも猫で、なんでこんなにキャッコウィーんだろう。まさに剣さんでしか成し得ないフレンチ感溢れる名曲です。
「中古車」・・・これまた摩訶不思議、そして怪しすぎなビートにのって聴こえてくるは「前の持ち主が忘れていった　カセ〜ット〜　カセ〜ット〜　テーープッ！」この歌はある中古車センターで発見した車の中に前の持ち主が忘れていったイカした曲が入ってるカセットテープがあったというもの・・・凄い歌でしょ。東洋のサウンドマシーンの面目躍如の快曲です。クセになる曲です。ハマって抜け出せなくなります。
「夏」・・・途中の「高校三年生」をリスペクトしたかのようなメロディラインが堪らない、そして駆け足で過ぎていく夏を留めておきたくなる、これまたボクにはどストライクなナンバー。
「島の娘」・・・最小限の楽器と剣さんの声のみで彩られる秘密の思い出のを唄った、誰にでもある良き思い出の「あの頃」を思い出させる曲です。
「零」・・・生涯現役宣言が飛び出すファンキーな曲です。
「亀」「ハマ風」・・・美メロな極上の２曲。「亀」はかなり勇気付けられます。「ハマ風」は剣さんが言うには相当の難産だったらしいのですが、そのかいあったのではないでしょうか。この２曲は目頭が熱くなります。
「福富町ブーガルー」・・・ボクは「とほほなブーガルー」と呼んでおります。歌詞が面白い。
「Precious Precious Precious」・・・花王のＣＭでも使われている。必殺技のメロウな名曲ですね。良すぎてなんて言っていいかわかりません。聴けばわかる！
「音楽力」・・・タイトル通まさに「音楽力」に溢れた曲。
前作「SOUL電波」に収録されていた「タオル」という曲からエディットして作られた兄弟のようなナンバーです。このメロディはホントいいです。剣さんもこのリズムでなら何曲でも作れるといっていたので何曲でも作って欲しいですね。この曲は一言「美しい」です。
「珊瑚礁」「Smile Again」「Lookin' your eyes」・・・この３曲はドラムのリズムが同じなので、まるで１曲のような錯覚に陥ります。
「Lookin' your eyes」はゴスペラーズが参加してますが、なんとコーラスのみという贅沢さ！
以上、全曲ではないけどレビューしてみました。
これまでの最高傑作であることは間違いありません。
ＣＫＢ初めてな方・・・この「ZERO」から行きましょう。
「ZERO」からスタートです。

ええなぁ〜　自然にからだがうごきます！