クレイジーケンバンドの曲は夏を感じるものが多いです。
ボーカルの横山剣さんも「夏は曲がたくさんうかぶ」と言ってます。
このアルバムも他のアルバム同様に夏を放射しとります。
夏といっても「うだるような暑い夏」もあれば「けだるい夏」もあり「夜の夏」もあったり「あの頃の夏」や「眩しい夏」などいろんな夏があり、曲によって感じる「夏」も様々です。日本であったり外国であったりほんといろんな夏をいろんなところで感じることができます。
「レコード」や「あぶく」のような美メロのキラーチューンあり、「いいね！横浜 G30 」のようなイカしたゴミを少なくしようという歌もあり（こんな曲街で流れてたらゴミ捨てるのよそうとか、少なくしようとすると思うんだけど）他にも旅行のノスタルジーを呼び起こす「木彫りの龍」などバラエティに富んだ曲が盛りだくさん。しかし一番羨ましく、かつ日本の夏を思わせるのは「☆☆☆☆☆」です。
この曲を聴くたびに都会に住む人（東京やヨコハマの方）が羨ましくて堪りません。クレイジーケンバンドを聴いてると横浜や横須賀などに住んでいる方が羨ましくなるのはもはや当然でしょうが、この曲も例に漏れず。
曲の内容は「ヨコハマで花火大会が始まるから、今渋谷にいるならこっちへきなよ」といううものです。
渋谷から中華街までの駅の名前が出てくるんですがこれがなんとも羨ましいです。
花火大会の日に歌詞のルートを辿って中華街に行ってみたいものです。
都会は性にあわず（特に環境）住みたいとは思いませんが、こういうときは羨ましいと重いますねぇ。
かといって舞台を地方にして歌詞を作ってもカンジがでないでしょうが・・・
やはりヨコハマだからいいんだと思います。

メロウでソウルでカッコイイ！
演歌っぽいところもあったりしますが、
ジャンルレスで幅広い音楽性という感じッスかね。
「Barrio Chino」が面白くてサイコー！