フィフス・エレメント

存在は知ってましたし、Ｂウィリスも出てたんで、
観ようと思いつつ、後回しになってた映画。

観終わった後の印象は、「ゆるゆるアルマゲドン」。

地球に衝突しそうな惑星（？）を破壊するための４つの石と
もう一つの要素を探し、地球を救う！？

Ｂウィリスはこの中ではビジュアルはフツー。
髪の毛がひよこみたいだったけど（爆）
タクシー運転手をクビになったけど、元特殊部隊出身ということで、
４石＋１要素を集めて地球を救う仕事を引き受ける。

４つの石ともう一つの要素を悪用しようとする
武器商人がＧオールドマン。
あのビジュアル・・・・（笑
顔はかっこいいのに、あれじゃ・・・（笑
キレた悪役でも、笑ってしまうのはあの頭のせいか・・・・？

ＤＪのオカマちゃんは完全にお笑い担当。
マシンガントークとキョーレツキャラが○。

地球を救うのがＢウィリスっていうんだから、
どうしても「アルマゲドン」思い出しちゃうんだけど、
こちらは、コメディタッチ。
小笑いがちょくちょく入ってます。

衣装はゴルチェの奇抜なコスチューム。
MADONNAのステージ衣装ではとっても映えるけど、
映画にこれだけたくさん使用されると印象的ではあるけど
クールなのかダサいのか紙一重です（爆
（着用する人にもよるだろうけど）

ゆるい感じで、原色多めのチカチカするような映像を楽しみながら
観るのがいいかもしれないです♪
私はそれで、そこそこ楽しめた。

この作品を見る前はミラが演じるリールーがビルから飛び降りるシーンしか知りませんでしたがそれが妙に印象的だったので見たという記憶があります。ＳＦ映画なので何があっても許せますが特に変なところはなかったと思います。変なキャラクターばっかりでしたけど（笑）。それでもセットや衣装が綺麗だったので良かったです。オペラ歌手の歌声にはうっとりしてしまいました(^^ゞ。アクションも適度でコミカルなシーンも良かったですがやっぱりリールーのかわいさがなんと言って一番でした。

初め、なぜこの作品を観ようと思ったのか忘れていて、
意味もよくわからないし、つまらなくて、
やめようかなーと思ったところへ
若いブルース・ウィリス登場！で
「あ、そうなのか」と気を取り直しました。

押しも押されもせぬ、ＳＦアクションコメディ
でしょうか。
いや、アクションはそんなに多くないと思います。
コメディ度は高いんですが、
コメディあまり好きじゃない私が、なぜか腹もたてずに観られた
という不思議な作品です。

ハラハラドキドキワクワク
は、全然しないんですけど、
何か起こったときに、くす、くらい笑えます。

ツッコんじゃいけない作品だと思いますが、
ひとつだけ、ツッコませてください。
２００年後の未来に、あるの？マッチ？

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公開当時、映画館で見ましたが、１９９７年作品なので、
もう１３年も前になるんですね。
今回BDで見てみました。

主人公のタクシー運転手（ブルース・ウィリス）の部屋の中や
「ブレードランナー」を意識した感じの屋台の船、
空中にたくさんの車が飛び交う都会の風景、異星人の歌手のステージなど、
映像がとても楽しいですね。
細部までとてもキレイに見えて、BDで見る価値ありますよ。

ストーリーは面白かった記憶があるけど、殆ど忘れていました。
ここまでフザケていたんですね〜ちょっとハメ外しすぎ^^;
台詞も青いんですよね。監督が１６歳の時に考えた物語だから(^.^)

キャスティングもいいですね。何といってもミラ・ジョヴォビッチ！
赤い髪、インパクトのあるコスチュームを纏うスリムな肢体、
ビルの谷間に飛び降りるシーンは鮮烈でした。
べッソン監督は、「レオン」の時といい、ヒロインを探してくるのがうまいなあ。

クリス・タッカー演じるDJも楽しい。
サザエさん頭にマシンガントーク。
でもあんなに切れ味鋭くスリムだったのに、今は見る影もなし…
磨きをかけずに落ちぶれてしまった感じで、残念ですね。

ゲイリー・オールドマンは、ここではちょっと神経質そうな悪役。
あの髪型とコスチュームもよかった。
登場人物の衣装デザインをジャン・ポール・ゴルチエが手がけたことでも
話題を呼んでいましたね。

BDの特典映像のメイキングでは、リュック・ベッソン監督の話がたっぷり聞けますよ。
自分のことを「風邪薬のようにみんなを治療するんじゃなくて、
２時間限定で、現実のきつさから解放する頭痛薬だ」と言ってました。
そのとおり、あなたは一流の頭痛薬。見てる間はめいっぱい楽しいけど
後にはあまり残らない…^^;
でもそういう作品って、必要だと思うんです。
１３年も前の言葉ですが、今もそのコンセプトは変わってないなあ。
私には必要不可欠な頭痛薬です。

リュック・ベッソンらしいオシャレでキッチュな映画です。昔のでいうと、『バーバレラ』みたいな味があります。スタイル抜群のミラ・ジョヴォヴィッチが半裸のような格好で出てくるのが見所です。ＳＦ美女は何故かセクシーな服を着るという定石をきちんと守っています。話のバカバカしさも、変に深刻ぶったＳＦより全然楽しくて良いです。奇想天外な登場人物たちを楽しみながら、ひとときベッソンのオタクワールドで遊べます。