マイティ・ソー

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海外出張の際の飛行機で見ました。

ナタリーポートマンのＳＦものという
珍しさはあるものの、内容は、きわめて子供向け。

北欧神話なのかな？
それが、パラレル世界的に存在して、
なんか、虹の橋みたいなので、この地球の世界にもつながっている。

その世界では、アスガルドといういいもの世界と、
ヨトゥンヘイムという悪者の国とが戦っていている。

あるとき、このヨトゥンヘイムが、
アスガルドの宝物みたいなのを盗もうとする。

王は穏便にすまそうとするが、
王位継承を狙う息子、ソーは、この国を許すまじと、
戦いを挑むが、ことを大げさにしたくない王は、
弟からの通報をうえ、ソーの特殊な怪力の力を奪い、
を地球に送ってしまう。

一方、地球では、この神話を本当と考え、
日夜研究を続ける民間学者にナタリー・ポートマンが扮する。

で、このソーが、転送されてきて、
というか、ただ、人が降ってきたのを、車でひいてしまう。

という、ＳＦ的というか、神話的というか、お伽話的というか、
そういう世界を人間と、人間の世界とを、
両方描くというところが、面白い所。

はじめ、このソーが悪役なのか？という感じもしたが、
ま、題名にソーが入っているし、
基本、子供向けっぽい造りではあるので、
だれがいいものかは、わかる。

そこから、ストーリーは、見えてしまうのだが、
気軽なお話といういう意味では、
こういう予定調和的な方がいいのだろう。

ＣＧも、小さな画面で見てるから、伝わってないところもあるかもしれないが、
迫力はあるし、
主人公クリス・ヘイズワースも、そこそこカッコイイ。

ま、こういう予定調和を臨む、バランスに優れた作品。
そんな感じでしょうかね。

評価７０点（１００点満点）
１９６２年に発売されたアメリカン・コミックが原作だそうな。
神の国アスカルドの王であるオーディンの息子ソー、国一番の勇者なのだがその強さ故に好戦的で傲慢、氷の巨人の国へ勝手に戦いを仕掛け、王の逆鱗に触れて追放されてしまう。何故か追放された先が地球、天文学者のジェーンと出会い、力のない人間の弱さを知るうちに真の強さとはなにかを学び、立派な王の後継者として育つてゆくというお話。描かれている父と子の愛憎劇はイェイクスピアの匂いを感じる。神の国と地球を交互に映し出し、神の国から地球にやつて来れるというアイディアはなかなか面白いところ。人間と同じ形をして同じ言葉を話すソーとジェーン達のギヤップは笑いを誘うがその点をもう少し強調してもよかったんじゃないかなぁ。
主演のクリス・ヘムズワースはなかなか均整のとれた肉体美と王子らしい雰囲気をもっていてなかなかよろしいが、あんな傲慢で好戦的な性格が謙虚で寛大になるということはそれだけ人間から学ぶことが多かったということなのか。彼の側近役で浅野忠信が出演しているのも注目、アクション・エンターテイメント作品としてはギリギリ合格点というところか。

総括的に見ると、そんなに面白くない。
ストーリーが、後半加速度的にグダグダする。
個人的にはそれほど惹かれてなかったが、「アベンジャーズ」のために観た、という感じ。
主観的にだが、ソーがダサイ。
それは客観的に観ても同じなのでは？と、同意を求めてしまう。
それほど決定的にダサイ。
前時代的な赤いマント。
その姿は俯瞰的に眺めると、より一層違和感極まりなく且つダサイ。
そして何よりも衝撃的なのが、彼の武器であるハンマー。
ハンマーって・・・
主役の持つ武器だろうか？
ヴィジュアル的にいかんともしがたい。
ナンバー３辺りのキャラが持つ武器だろう・・という思いが消し去れない。
具体的に言えば小さすぎる。
ハンマーというより、なんだか小槌のようでもあった。
そんなこんななソーのことを頭の中で包括的にまとめてみると。
「笑われたい？」
という答えに直感的に近いスピードで行き着く。
シリアスな笑いとでも言おうか・・・
本人いたってマジメ。
そのズレがひたすら面白い・・・みたいな。
残念ながら、そんなにクスっとすることもなかったけど。
能力的に見ると、ハンマーの力は悪くない。
むしろその破壊力は芸術的に凄い。
ゲーム「三国無双」で大技を出した時のような快感に満たされることもあった。
でもやっぱハンマーて・・・・・

他のキャラは国際的に見てもバラエティーに富んでいる？
一応アジア系で浅野さんが出演。
しかし、どう贔屓目に見ても、英語がスラスラ喋れないんだろう？と同情的に見ても、浅野さん演じるホーガンは何もしていない。
繰り返しになるが、ホーガンは何もしていない・・・のと同じ。
これで満足できたのか？聞いてみたい気もする。

アンソニ・ホプキンスが偉大なる地位、高みにいることにゲンナリしている。
彼からはもうず〜っと前から何も感じない。
それは「羊たち〜」以降ぐらいからかな・・

ちょっとした会話の中に「アベンジャーズ」や、「アベンジャーズ」に関係する人物にリンクする言葉が登場するので聞き逃しのないように。

　ヒーロー・アクションというだけあってスケールの大きな話。やはりこういう話に、ギリシャ神話で聞いた星座の物語につきものということか。まあ、現実の世界に、ありえない設定の人と物が登場するわけだから、がんがん火を噴いて建物壊すロボットが出ても、違和感なし。
神の世界から、地球に追放された主人公のソーだが、地球の娘に関わることで思いやりを身につけていく・・って、そこがあれっと思ってところでした。浅野さんの剣さばきも悪くなかったです。

やんちゃなヒーローが張りきり過ぎて
大目玉をくらって、裏切られて、恋をして、仲間に助けられて成長して行く。
王道のヒーローアクション物です。
で、面白いですよ♪♪
私昨日休みで昼に観て、また夜子供達を誘って２回みちゃいました（＾＾）
で、出だしの『アスガルド』の感じがめっちゃファイナルファンタジーみたいで超綺麗！！
ソーの役者さんもはまり役だったと思いますよん。

監督がケネス・ブラナーだったんですね。知らなかった！！
ケネス・ブラナーといえば『刑事ヴァランダー』見て下さい。
オヤジ臭いんだけど、渋くて、超〜渋くて、かっこいいです。