がんばれ！ベアーズ

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子供の頃に観ていたのは、テレビシリーズだったのかな？連続ものを観た記憶があります。テーマ曲でワクワクしてた。
この映画も観たはずだけど、あまりに昔で全く覚えていませんでした。
久々に観たら、大当たり♪

大リーグ崩れでアル中に成り下がったオヤジが、小遣い稼ぎのつもりで引き受けた少年野球チームのコーチ。
まったくの弱小で、はみ出しモンの集まりのようなチーム、ベアーズ。
黄色のユニフォームに身を包んだ、デブッちょ、チビッ子、もやしっ子。
ありゃりゃ…ってなプレイばかり、言う事聞かない、ケンカばかりのクソガキども。
これがかわいいんだ、子供らしくて。
アメリカの子供は、ほんとに皆こんなに口が達者なのかな？といつも思うけど、観てるこちらはニカニカしちゃう。
オヤジも、だんだん本気出してきて、勝つために必死になっていく。

しかしテイタム・オニールはやっぱりいい。
上手いわ、可愛いわ、すごく魅力的。
あんなにキラキラしてちゃ、少年はみんな恋しちゃいますね。
あと、小学生ってバイクOK？何だろ、この勝手さは？
奇妙な不良コドモは、野球が天才的に上手い。
でもね、野球はチームだからね。

そして、弱虫の子ががんばっちゃうシーンは、オバちゃんは弱いです。
まんまとウルウル。
そうそう、身近な勝利に向けて、汗かいて、必死こいて。
こういう風に生きてたな。子供の頃。
どんな子だってそういう時はあっただろうし、どんな大人だって子供の頃は…。
忘れちゃって、もったいないことばっかりだ。
映画の中には、汚い大人も出てきて、あれ？意外に現実的…？とも思う。

いいね、子供のがんばってる姿。
負けてられないぞ！
サンキュー！ベアーズ！　サンキュー！みみあてさん！
こういう映画があってくれて、よかった！

子供のとき、見ませんでした？

懐かしくてつい、借りました。テータム・オーニールがかわいい！今見てもかわいいです。ケリーはもっと大人っぽいイメージだったけど、自分が大人になってから見ると思いがけずコドモでびっくり！ストーリーなんて、改めてみるとかなり乱暴だけど、いいんじゃない？これはこれで！十分楽しめました。

あくまで、昔、一度見た人間の感想だけどねっ！

名作ですね〜。「がんばれ！ベアーズ」はティタム・オニールの可愛さに尽きる！！
小学生のガキだった頃、野郎三人で観に行って、三人ともティタム・オニールに萌え萌え〜 あ、いや、ゾッコン（←今通じるんやろか？）好きになってしまうほど、とにかくティタム・オニールがめっちゃめちゃめちゃカワイイんですね、これが。ティタム・オニールが初めて好きになった女性外タレかもしれない…
ヤンキー少年ケリーを初め、チームメンバーみんないい味出してますし、「カルメン」等音楽がまた抜群。
後に日本でも林寛子が監督役の「がんばれ！レッド・ビッキーズ」なんていうパクリドラマが製作されました。
大人になった今、違った意味でこの映画のティタム・オニールに萌えるかな…（←アホか）

リメイク版を先に観てしまい、オリジナルってどんなのかしらと思い観てみました。観てみると。「ほぅ、昔の雰囲気ですなぁ」という感じ。今のような洗練された野球という感じではなく、野球の楽しさ、面白さがまだ残っていた時代の雰囲気がします。昔の日本のプロ野球であった珍プレーみたいな雰囲気ですね。試合そのものが拙すぎて、なんていうんですか、「そりゃないやろ・・・」というような雰囲気の前半。

で、物語が進むにつれて、うまくなっていくのかなと思いきや、そんなにうまくなっていかない。強くなっている雰囲気はないのだが、勝っていくというところがなんとも嘘くさい。でも、まぁ、昔だからこんなんかなぁ、と思いつつ観ました。

大人気ない監督たちのやりとり、また子をかわいがる保護者といった視点は今も変わらんのだな、と思いつつ、ほのぼのとした雰囲気を楽しみました。私らの子供の時代ってこんな感じの拙い野球をしてましたから、そういうのを思い出すのにはいい作品です。まっ、感動はないですな。

単なるスポーツ映画に収まらない、人間社会の縮図を見せている様なドラマだ。野球や子供を題材にはしているが、生きることに大切な事や人間の尊厳を本作は教えてくれる、ファミリー映画とナメてはいけない映画だ。グズでいじめられ、仲間に溶け込めない本作のキーパーソンになっている子供に最後に大事なフライ球を捕らせる事のその意義は大変重い。あきらめない、やれば出来る、継続は力だ等、生きていく上の最も芯になる事を教えてくれて誠に感動的だ。監督マイケルリッチーには失礼だが実力以上の出来栄えに思える、彼の最高傑作だ。テイタムオニールも「ペーパームーン」より断然こっちの方が好きだ。彼女が実際に投げてワンショットに収めた鋭いカーブ球にも感心した。親父のライアンが余りの脚本の良さに特別に出演をOKさせたというのも納得である。当然ではあるが熟練の味のウォルターマッソーの上手さ、後年「リトル・チルドレン」でその変わり様に度胆を抜かれたジャッキーアールヘイリーのまだクールでカッコ良かった時代等とても懐かしい、爽やかな後味のいい映画である。ビゼーの「カルメン」もナイスチョイスである。