がんばれ！ベアーズ大旋風　日本遠征

イントロダクションを読むと、さぞやヒドい映画だろうと思いきや、意外と良心的な作品に仕上がっている。雑な作りは如何ともしがたいが、そこはマイケル・リッチー監督だ、キチンと伝えるべきことを持っている。

原点は「草野球にあり」と言うことだ。ボールを投げて、打って、走って、ケンカする。それだけのことなのだ。そこにあるコミュニケーション、築かれる信頼関係がさまざまなドラマを生み出す。『がんばれ！ベアーズ』の魅力は、まさしくそれだった。

野球がショウビジネスに取り込まれようとも、野球は野球、子供たちは子供たち、と言うことだ。Ｍ．リッチー監督は、シリーズ３作目を任され、原点回帰とも言うべき作品をスタジオに叩きつけて終止符を打った。凄い監督だ。その志したるや潔しだ。

作品そのものは稚拙なところが目立つ。演出も中途半端。どうもスタジオ側にカットされたように思える部分も多々ある。ある意味で、この作品には“かわいそうな生い立ち”が隠されているのかも知れない。

ススメるほどではないにしても、シリーズ最後の作品ですから、１作目を観た人は、観てやって下さい。
野球はやっぱりキャッチボールからはじめないとね！

初作を観たために、第２作、３作と観てしまった。　滑り台を落ちるように、作品ごとに評価は急降下していく。　トニー・カーティスが何故本作に出演したのか、裏話があったら聞いてみたい。
さすがに４本目はありませんでした。

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まず日本に行くことになった事事態の話の設定に無理が・・・。さらに話し半ばで、トニー・カーティス扮する、ベアーズのマネージャーがアントニオ猪木と戦う(といっても野球ではなく格闘技として)ことになるが必然性があまり無く、何これという感じ。
よく日本を題材にするとよく出てくる話ですが、案の定「和式トイレ」の使い方がわからず、逆方向に座ったとか、こんな話題をあえて出さなくても良いだろうという感じで見ていました。
最後、多少ほろりと言うところはありましたが、見る価値はあまり無いですね。☆1つです。

日本語吹き替え」と「日本語字幕」

トニー・カーチスはひょっとして羽佐間さん？　日本語吹き替えの軽妙さは認める。
が、その内容が英語台詞・日本語字幕と大幅に違い過ぎ。
子供たちの台詞もだ。
ま、よくあることではありますが、「分かりやすく言い換え」たり「ギャグを分かりやすきしたり」
ならば理解できるけど、あまりに改変しすぎです

シリーズ1作2作は公開の時点で2回は観てる。が、なぜかこの作品は今まで見てこなかった。
今回、富三郎さんを見ようと思って借りて、後悔した。

笑えた看板　歌舞伎町の旅館に泊まる場面で獄門島の大きな看板。
歌舞伎町東映ではごるご13（千葉真一版
その横が「いくまで待って」「若妻日記　悶える」という看板

結局、映画の内容よりも、こういう「懐かしい」昭和の風景でしか見ることができない

気分がよほど良いときに、改めて見直しますわ
ほなさいなら