フィッシュストーリー

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抜群の面白さ。
個人的なツボに入った部分も多いのだが、構成もキャストも絶妙。
原作ありきでの作品は多数あれど、この作品は原作が短編とのこと。
上下巻わかれた作品の映像化よりははるかに映像化しやすいし、文字になって
いない隠れた部分を引っ張り出すのも容易なのかもしれない。

時代をこえた群像劇的な構成で、からませかたも上手く違和感を残さない。
地球の絶体絶命を救った女性。。。
その女性を救った男性。。。
その男性を育てた男性。。。
その男性に予言をし導いた女性。。。
キーワードは「フィッシュストーリー」。。。

歌詞の元となっている本の翻訳逸話も好きだなぁ。
逆にいい味出してるし、これって意外と本質をついるってことも。

ピストルズのデビュー１年前というのをやたら強調するんだけど、ここには
さして仕掛けがなく最後まで何かを期待してた私でした。

絶妙な仕掛けと心地よさをご堪能のあれ。
「逆鱗」のフィッシュストーリー、思わずiTuneでダウンロードしてしまったｗ
斉藤正義がつくっているようだが、劇中の逆鱗のほうが格好いい。
ザ・モッズを思い出させるような曲だ。
曲的にも完全にツボです。

ちなみに逆鱗とは龍のあごに逆さについてる鱗のことで、
ここに触れると龍が怒り狂うそうだ。
なので「逆鱗に触れる」という言葉ができたそうです。

観終わってから丸一日以上過ぎたのに、あの『俺の孤独が〜ん、魚だったら〜ん・・』というハスキーボイスで歌うフレーズが耳から離れずリフレインし続けている。
何ともかっこええ曲だ。
そして逆鱗の五郎役の高良健吾くん、『ひゃくはち』でもクールな野球少年を演じていてかっこよかったけど、今回もシャープなお顔に憂いを帯びた瞳、あのボーカルで何故に売れぬ？(笑）

初めは繋がらない時代とストーリーにちょっとイラついた。
なんでこの曲が世界を救うんだ？
何でこいつらが救世主になるんだ？
イラつきながらもどんどん惹きこまれていく感じ。
途中何となく読めたものの、果たして自分の予想が当たり、おお！
そしてラストのそう快感！
こりゃ、たまりませんや。
正義の味方は本当にいたんですよー。
正義の味方役の森山未來くんが、ダンスのような華麗な立ち回りを見せてくれます。
痛快・爽快・愉快なお話に大満足でした。

それにしても、もしあのノストラダムスの予言の解釈が正しいのなら、２０１２年は地球の危機？！
もうすぐだ〜！！！ (|||ＯДＯ)

だとしたら世界を救うのは、あなたかもしれませんぞ！？

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２０１２年、彗星衝突による世界滅亡まであと５時間となった日本のとあるレコード店。

２００９年、修学旅行途中にひとり船を降りそこねて、事件に巻き込まれる女子高生。

１９９９年、ノストラダムスの大予言を信じる宗教団体。

１９８２年、アッシーくんにされてしまう気の弱い青年。

そして１９７５年、「フィッシュストーリー」という名曲を録音しながらも、誰からも理解されずに解散してしまうロックバンド「逆鱗」。

５つの時代が、「フィッシュストーリー」という曲によってつながってゆく。音楽は世界を救えるのか？

「アヒルと鴨のコインロッカー」に続く、伊坂幸太郎＆中村義洋のコラボです。
地球滅亡が近づいて荒れ果てた街並みで始まる冒頭や、ロックバンド「逆鱗」のレコーディング風景は、なかなかおもしろく見ましたし、５つの時代がどうつながるのかも楽しみながらみました。

しかし、つながってみると、な〜んだ、そんなことか。
だから、それがなんなの？いまいち後に残るものはありません。
世間では評価の高い「アヒルと鴨・・・」も、私はあの見せ方が好きじゃなかったのだけど、この作品も結局５つの時代をバラバラに見せることによって、最後に「なるほど〜。」という感じをだそうとしてるだけのような気がしました。

けれども、なんの価値もないように見える曲が、将来世界を変えるかもしれない、そんなメッセージが少しは感じられますし、軽く楽しむにはいいのではないでしょうか。

レコード店長大森南朋、バンザイ！！

いいです。コレ♪
前半が私には物凄くかったるかったんですが、、、
前半？と言うよりも、濱田岳のシーン全般だけｗ
私が観た映画で、彼をイイ!!って思う役、１つもないんですよねｗ
多分、今までの中で、断トツのイライラする男です(。-`ω´-)
上手いんですよね。ヘタレのイライラする役がｗ

それでも、こう話しが繋がってくともう。。。
「そうゆう事なのーっ!!　凄いわね〜」と（≧∇≦）♪
ちょっと気持ちいいぐらいの繋がり方でした。

「『アルマゲドン』なんて、ふっ（笑）」と言ってるようでねぇ(＊≧ｍ≦＊)ぷぷっ
邦画ってこんなのがイイんですよ。
邦画にアクションは求めてはいけない気がするので…。

私のお気に入りのシーンは、キャバレー？みたいなところで
逆鱗が『長崎は今日も雨だった』を唄うシーン。あれは良かった♪
『フィッシュストーリー』だって悪くないのに、何で彼らは売れないのよ（涙
時代なのねん(/□＼*)　そうやって、埋もれてくバンドも多々いるんだろ〜な〜。

それにしても、ほんといいの観たな〜♪嬉しくなっちまいました（゜∀＾＊）

多部美華子ちゃんっていいですねぇー！
多部美華子ちゃんが女優という職業に出合ったことに感謝したいくらいです。
そして多部美華子ちゃんのご両親にも感謝したいわぁー！！！
多部美華子ちゃん見てると、なんだかとっても幸せな気持ちに包まれるんですよねぇー。
多部美華子ちゃん、ほんっと可愛い！
以上、多部美華子ちゃんのべた褒めでした。


『フィッシュ　ストーリー』
もう、おもしろくって仕方ないです！！！それしか言えないです！！！
観た人みんなを「正義の味方」にしてくれる、とっても夢のあるハートウォーミングな映画でした。
斉藤和義さん、相当いい仕事してんじゃないすか？

大満足！！！