ノッティングヒルの恋人

皆さん、超お勧めであり、かく云うおばさんも気に入った１本。
しっかり、王道ラヴストーリーになっています。
笑えて、ほろ〜りとして、奇跡を信じる気持ちになれるかな？
私も、正直、主演のお二人には、ちと引いてしまう方でしたが。
この映画の中の二人は、とっても素敵なカップルでした。
そして、イギリスの街を、こんなに魅力あるものに映し出した、忘れられない作品でもありましたね。
パープルさんは、実際に行かれたとか・・・良いですね！
吟遊さんは、飛行機がお嫌いとの事、私は、乗りたくても、乗る事が出来ません。数年前に２度手術した耳のせいで、禁止されてしまって、悲しいですよ。
でも、いつか、お金貯めて、世界一周航海の旅を夢みてます。

今月、断然トップになった吟遊さん、途中で止められず良かった！また、拙い私のレビューを読んで下さり感謝。
そして、お気に入りに登録して下さってる５０名以上の方々、ありがとう！！時々、減ったり増えたりしていますが・・・これを励みに、又、書き続けよう。
と、今回も又、おしゃべりの方が長くなってしまった。スミマセン

最後に、４月を最後にレビューがストップしているしゃれこうべさん、お仕事お忙しいでしょうか？又、すばらしいレビューを読ませて下さい。期待しています。

普段お硬目の映画を好んでみていらっしゃるような吟遊旅人さんが、「好き」といってくださって、なんだか嬉しくなってしまった私です。

そう、私もこの映画でノッティングヒルに行きたくなってしまった口なんです。
数年前にロンドンに行ったとき、Notting Hill Gateという地下鉄の駅で降りてキョロキョロしていると、中年の男性が「なんか探してるの？」と声をかけてくれたので、「映画が好きだからきてみたんだけど・・・」と言ったのですが、その人、この映画のことを知りませんでした。
結局どこらへんが映画に出てきた街なのか、わからずじまいに終わってしまったのですが、今回みなおしてみると、週末に市がたつという通りの名前までちゃんとヒュー・グラントが言ってるじゃないですか！ちゃんと下調べをしていかないとだめですね。もう２度と行くことはないだろうから後悔。

ジュリア・ロバーツはあまり好きではありませんが、ラストの記者会見でのジュリアの表情がとても好きです。主人公のふたりをめぐる登場人物が、とにかく個性的で暖かく、会話もおしゃれな素敵な作品だと思います。

それから、「いつか晴れた日に」と「プライドと偏見」、ハンカチ度が高いのは「いつか・・・」の方なのですが、キャストと監督の若さで「プライド・・・」の方が好きかな。「いつか・・・」のヒュー・グラントが好きじゃないんです。でも、もう１回見直したら変わるかもね。

『ラブ・アクチュアリー』を観てから、このスタッフが製作した映画という触れ込みもあったので観てみました。
でもイマイチでしたね…。心にあまり響かない…。
ストーリーがあり得ないってこともあるのかもしれないですが、それだけじゃなく、なんだか2人のやりとりが淡泊すぎるってことも要因。
逆シンデレラ・ストーリーなんだけれど、アツさが感じられない！
恋愛はやっぱりアツさがなけりゃ…って思います！

けどラストはよかったなぁ…って普通に思えました。

いい味出してたのはリス・エヴァンズ。
マヌケな変人だけれど憎めないヤツをうま〜く演じてました。
彼がこの映画にいなければ、本当に面白くない映画になってたと思います。彼の存在感に脱帽。

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ヒュー・グラントが絡んだラブ・ストーリーって、結局どれもこれも似たようなもん。この作品にしたって、別段物語の起伏がそうそうあるわけでもなし、ましてやどんでん返しがあるわけでもなし。だけども、王道のラブストーリーものの中では、私は結構この作品が好きだったりする。何度観ても飽きない。

それは、おそらくヒュー・グラントとジュリア・ロバーツという二大スターの個性が存分に発揮されているからなんだろう。ヒュー・グラントは、本屋で働く内気なイギリス人。ジュリア・ロバーツは、ちょっとドジで気さくな女優。これって、まんまふたりのイメージそのものだよね。キャラクター設定には、なんのひねりもない。でも、この安心感がいいんだな。

ヒュー・グラントを取り巻く友人たちとのコミカルなやりとりは、イギリスのコメディ映画っぽい雰囲気。特にひょうきんな同居人とヒュー・グラントの堅物さがいいコントラスト。友人がハリウッド女優と付き合ってるなんて、普通もっと驚きのリアクションのはずなんだろうけど、案外周りの反応が普通で、そのあたりもイギリスっぽいんだな。

つまり、設定が仰々しい割には、周りの人々はごく普通のカップルを見守っているような対応で、このあたりの落ち着き加減が安心して見られる由縁なんだろう。ハリウッドテイストの作品ならば、女優と一般人の恋愛って、きっとドタバタコメディにしたと思う。で、そのドタバタ具合って一回見たら飽きてしまうテイストなんだよね。

ジュリア・ロバーツもすごい普通の恋する女で、妙にはりきったり、すかしたりしてないのがすごく好感が持てる。女優としての私より、ひとりの女性として私を見て欲しいという素直な気持ちがよく出ている。何か障害があって、最終的には結ばれるってラストはやっぱウキウキしてしまう。尻込みしていた男がようやくやる気になって、という展開もイライラしそうでこれまたしない。このあたりは、ダメ男ヒュー・グラントの優しさが何だか憎めないから。

「モーリス」からこの子カッコイイ！って目をつけてたヒュー・グラントだけど、まさかこんなに安定したラブコメ俳優になるなんて、あの時は思ってもみなかったな。

ありきたりだけど、そんな映画を作る事がいかに難しいかを、アメリカン・スウィートハートを見てしみじみ実感したので、これは確実に借りて損はない映画といえます。
セリフもそれぞれ素敵ですね。
確かに、ヒュー・グラントは「くずれてきてる」（笑）。
これは、ぜひ吹き替えでも見て欲しいと思います。
アナを戸田恵子さんがやっているのですが、アナの最後の告白シーン（私も一人の女、というところ）では字幕のときには出てこなかった涙が、自然と出てきました。
ウィリアムの「あばばば」も、字幕のときはピンと来なかったけど、こういうふうに訳されると、単純に面白くて、笑えました。
特典映像は、まさにお宝映像。
カットシーンは、作る側もほんとに泣く泣くだろうなというくらいよかったです。
ウィリアムと両親の会食シーンは入れてもよかったんじゃないのかなー。
すごいおもしろかった。
友達のレストランも繁盛してよかった（笑）。
それからヒュー・グラントの撮影日記も、彼の素の人柄が垣間見れて、最近インタビューで「俳優はやりたくない」みたいなことを平然と言っちゃってたのも、さもありなん、と納得しました。
それから、これはエンディングロールも凝っていて、音楽にあわせて、マークを出してるんですね。
DVDでエンディングロールを最後まで見たのは初めてです。
ちなみに偶然、今回借りたセットにはシッピングニュースも入っていて、スパイク役のリス・エヴァンスが「普通の人」で出ていて、そのギャップに愕然としました（笑）。
我ながら、おいしいセットだったと思います。