ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り

もとになっているゲームを知らなくても楽しめる、気軽に見られるコミカルな冒険もの
映像に迫力があって、背景世界が綺麗。

吟遊詩人のエドガン（クリス・パイン）と戦士のホルガ（ミシェル・ロドリゲス）は親友同士。
投獄されていたが刑務所から逃げ出すことに成功する。
2人は詐欺師のフォージ（ヒュー・グラント）に引き取られているはずの、エドガンの娘キーラ（クロエ・コールマン）を探しに行くが、
父親ぶりたいフォージはキーラにウソ八百を教えこんでいて、エドガンは娘に嫌われてしまう。

エドガンは昔の盗賊仲間をまた集め、新しい仲間も加えてキーラを取り戻すための作戦を練るが、
実はフォージの領地では大きな陰謀が進行していた。

詐欺師やら窃盗仲間やら『アウトロー』の集まりだが、そんな彼らの『誇り』とは。

特に特殊技能はないが軽口優先で機転がきくおしゃべり男エドガン。
作戦を立てたり纏めたりリーダー格だ。時々、亡き妻が忘れられずに寂しい顔を見せるのも胸キュン・・。
相棒は筋肉優先のマッチョなホルガ（ロドリゲス）、見事に「女」というイメージを脱ぎ捨てているが、
なぜか前夫のマーラミン（ブラッドリー・クーパー）にメロメロ。
全編わりと「別れても好きな人♪」というか家族関係がポイントになってくる作品であった。

面倒見が良くて、全体に目配りできるクリス・パインの役柄に好感。
笑いとシリアスの配分も良く、登場するモンスターたちにも度肝を抜かれました。

ファンタジー映画の名作。
脚本の完成度が高く、テンポ良く話が進み、
コミカルとシリアスのバランスも良いです。
登場人物も１人１人 キャラが立っていて、
作り込まれた映像も素晴らしいです。

ストーリー的には この１作で完結していますが、
是非とも続編を期待したいところです。

　富と権力をめぐる善と悪の闘い、あるいは人間を巻き込んだ白魔術と黒魔術の攻防をテーマにした西欧的な王道のファンタジーをコメディタッチに描き、さらにそれに家族の物語を加味することで、親近感を覚える等身大の作品に仕立てている。原案になっているゲームについて全く知らなくても特に問題はなかった。キャストの豪華さには、制作陣の相当な本気度が伺える。音楽や映像も壮大でスケール感が演出されていて、とてもいい。

　ゲームの世界観なのか、ウィザードやクリーチャーを含めて登場人物が多くバラエティに富み、エピソードも多岐にわたっていて、時系列も案外込み入っている。何でもかんでも詰め込んで、ごちゃごちゃした印象だけれど、メリハリが利いていて主筋がしっかりしているので、分かりにくいということはない。いろんな意味でバランスが取れている。（個人的には、もう少し脇のエピソードをカットしてスッキリさせてもよかったんじゃないかという気がする。）

　挑戦をあきらめないこと、家族やチームワークの大切さ等を、さり気なく教えられ、それでいてエンタテインメントに徹した、幅広い世代に楽しめる面白く得難い映画になっている。オープニングの恩赦審議会に対応したエンディングのシーンやクレジットの工夫にも遊び心が感じられて、心憎い演出に思わずニッコリしてしまいます。はたしてフォージは脱出できるのかな？

劇場で観てたらスゲーって感じだったと思う。
かなり面白かった。
魔法のCGがスバラシイ。手の込んだカットがたくさんあって、かなりカネかかってると思われる。
制作費は、ウィキによれば151ミリオンドル。

お話はファンタジーの王道を行く感じ。ところどころコミカルでシナリオはよく煮つめられてある。
精密な絵コンテがつくられたんじゃないかなと思われる。

役者もよかった。
クリスはいつもどおりだったし、ロドリゲスも老けてはいたが、いい味をだしていた。
リー・グラントは「パディントン２」のときと同じ感じ。
目立ってよかったのはレゲ＝ジャン・ペイジ。やけにカッコよかった。
ブラッドリー・クーパーが小人の役でちょこっとだけ登場するのも贅沢な感じで嬉しかった。

もう この種のお話には飽き飽きなのですが 評価が良いので ちょい
取り寄せたのですが このお話で2時間以上は付き合う気がしない
ですね これもハリウッド映画の終焉みたいなケースか

おバカンス何とかって映画は器用で まあ面白かった様な気もする
んすけど 忘れてます 規模がデカくなると 難しいんですよね
センスの違いがありますからね クリスパインの芸はなかなか良い
ですけどね レヴュータイトルは ロマンシングストーン辺りは
まだまだ許せるけど ってな意味ね このレヴュにも冴えがないよねw