がんばれ!ベアーズ / ウォルター・マッソー
がんばれ!ベアーズ
/マイケル・リッチー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(23)
解説・ストーリー
かつてはマイナー・リーグで活躍した事もあるプール清掃人バターメーカーは、市議会からの要請で少年野球チーム“ベアーズ”のコーチを任せられる。だが問題児ばかり抱えた“ベアーズ”が強くなる事など絶対不可能だと知ったバターメーカーは、昔の恋人の娘で抜群の投球センスを持つアマンダと、オートバイを乗り回している不良少年ケリーをチームに加え、連勝街道に乗り出していく。
かつてはマイナー・リーグで活躍した事もあるプール清掃人バターメーカーは、市議会からの要請で少年野球チーム“ベアーズ”のコーチを任せられる。だが問題児ばかり抱えた“ベアーズ”が強くなる事など絶対不可能だと知ったバターメーカーは、昔の恋人の娘で抜群の投球センスを持つアマンダと、オートバイを乗り回している不良少年ケリーをチームに加え、連勝街道に乗り出していく。
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「がんばれ!ベアーズ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
かつてはマイナー・リーグで活躍した事もあるプール清掃人バターメーカーは、市議会からの要請で少年野球チーム“ベアーズ”のコーチを任せられる。だが問題児ばかり抱えた“ベアーズ”が強くなる事など絶対不可能だと知ったバターメーカーは、昔の恋人の娘で抜群の投球センスを持つアマンダと、オートバイを乗り回している不良少年ケリーをチームに加え、連勝街道に乗り出していく。
「がんばれ!ベアーズ」 の作品情報
「がんばれ!ベアーズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「がんばれ!ベアーズ」 のシリーズ作品
がんばれ!ベアーズの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDSV100213 |
2005年09月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル//英語
2:ドルビーデジタル//日本語
がんばれ!ベアーズの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
103分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PDSV100213 |
2005年09月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:23件
みんながT.オニールに恋をしていた
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
中学生の頃に、この映画を観た。当時は随分と熱狂したっけ。かなりヒットした作品だから友人の多くが観ていた。そして、アマンダ(テイタム・オニール)に恋していた。それほどCuteだった。もっとも、私自身は『ペーパームーン』を観て感動した口だったから、スクリーンで再会したT.オニールに違和感を感じていた。聖書を売って歩くオヤジにくっついていた小さな女の子が、知らぬ間におっぱいのふくらみを気にする少女になっていた。観客のイメージとは裏腹に名子役は成長していたわけだ。当たり前のことだが、このギャップに耐えていけずに子役たちは姿を消して行くのだろう。私は本作品で、それを目の当たりにした。つくづく映画ってのは、美しくも残酷なものだ。
本作は、ビゼーの楽曲『カルメン』を随所に散りばめながらリトルリーグを勝ち上がって行く弱小チームの活躍が描かれる。それは同時に、酔っ払いコーチの人生の再生であったり、蔑ろにされ続けて来た子供たちの復権であったり、家族を作ろうとする試みであったり、移民の物語であったり、――単純なストーリーの中に実はいろいろ詰め込まれている。いま観ても「うまい脚本だなぁ」と思う。ほれぼれしてしまう。最近の映画は、どうも短絡的すぎていただけない。
野球の映画はいくつもあるが、その中でも本作品は出色の出来映えだと思う。マイケル・リッチー監督の演出は繊細だし、カメラもいい。いい光のショットが幾つもある。そして、何よりも輝いていたのが子供たち。どの場面も良いが、特にベンチウォーマーの少年が外野フライを捕った時は鳥肌が立った。――あの歓声、あの喜び、こういうことってあるよなぁとシミジミ。野球ってのは万人に奇跡が訪れるスポーツだと思う。
余談になるが、ある意味で「だからプロ野球はつまらないんだ」とも言える。シロートやアマチュアにも平等に奇跡が訪れるわけだから、プロはプロとしての技術や能力を自覚してプレイして貰わないと困る。確信的なプレイをしている選手は、日本のプロ野球界にあっては極僅かだと思う。殆どの選手が“当たればめっけもの”“捕れればラッキー”くらいのプレイにしか見えない。大舞台で活躍できる選手ほど、自己の技術や能力を自覚し確信的なプレイをしている。そう言う選手がめっきり少なくなった。
ともあれ、本作品は元気がなくなった時に観るには最適な一本である。超オススメ!
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自由でおおらかなアメリカが、そこにはありました。
ロキュの69日連続レビュー V 第47日
( ネタばれあり )
痛快作ですね。
脚本はバート・ランカスターの息子のビル・ランカスター。
監督はマイケル・リッチー。
本作の日本公開は1976年12月。
木之内みどり( 現・竹中直人夫人 )主演の実写映画版『 野球狂の詩 』公開が1977年3月。
その水島新司の原作マンガの雑誌連載は1972年〜77年。
ピンクレディーの「 サウスポー 」のリリースが1978年3月。
若い娘がピッチャーとなって活躍するというは、日米ともに当時はやりのモチーフでした。
僕がテイタム・オニールの作品を観たのは本作が初めてで、彼女がアカデミー助演女優賞を当時の最年少10歳で受賞した『 ペーパー・ムーン 』は名画座で後から観ました。
後に観た『 インターナショナル・ベルベット 』はエリザベス・テイラーをスターにした『 緑園の天使 』のリメイクで凡作、観に行ったのもアンソニー・ホプキンス目当てでした。
ジョン・マッケンローと結婚していた時期がありました。
個人的な意見を言えば、子役に大きな演技賞をやるのはどうかと思います。 その後の人生のハードルを上げプレッシャーを背負わせることになるので。
ともあれ、僕は本作こそが彼女のベストではないかと思います。 実にみずみずしい演技です。
主演のウォルター・マッソーは1950年代からのベテランで『 シャレード 』や『 未知への飛行 』などにも出てますが、ビリー・ワイルダー監督の『 恋人よ帰れ ! わが胸に 』(1966)でアカデミー賞助演男優賞を受賞。 以降は、ジャック・レモンと「コンビ」と目されるほど何作も名共演を見せ、彼個人の主演作もぐっと増えていきました。
70年代には『 突破口 ! 』『 コッチおじさん 』『 サブウェイ・パニック 』『 フロント・ページ 』などが印象深い人気主演俳優でした。
ジャッキー・アール・ヘイリーや、ヴィック・モローも、今観てもなつかしい俳優です。
本作を観るたびに思うのは、明るく、多様性があり、自分たちにも他者にも肯定的な、おおらかな当時のアメリカの姿です。
ビリー・ボブ・ソーントン主演のリメイクは、言葉遣いの汚さとかが嫌になって途中で観るのをやめました。 秀作を何本も撮っているリチャード・リンクレーターなのに、がっかり。
1970年代のアメリカ映画にはたしかに見られた、僕の大好きであこがれたアメリカはどこに行ってしまったのでしょうか。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
バターメーカー
投稿日:2013/07/21
レビュアー:趣味は洋画
このコメディチックな少年野球映画が、当時なぜ大ヒットしたのか。 まず某誌のコメントを紹介しよう。
アメリカでは1974年に、リトルリーグに女性選手も出場できることが、公式に決定された。いかにも公民権運動が盛んで、女性にも野球ファンが多いアメリカらしい決定である。しかし実際には男の子に交じってプレーするのは大変な苦労があったようで、決定後しばらくの間は、女性選手の活躍を見ることは稀であった。11歳の女の子がエースになり、もの凄いキレのカーブで相手打線をキリキリ舞いさせる本作品は、まだ現実には女子選手があまりいなかった76年に製作され、大ヒットを記録した...とある。 この‘女の子’アマンダに扮しているのが、テイタム・オニール。彼女は10歳の時に、「ペーパームーン」に父親のライアン・オニールと共に出演、最年少でのアカデミー助演女優賞を獲得している。 本作では野球の猛特訓を受けて出演、予想以上(?)の熱演をみせている。 又、もう一つの大ヒットの理由が、ウォルター・マッソーの演技である。 本作では飲んべえのプール清掃人だが、実はサンフランシスコ・ジャイアンツの二軍投手の経験がある。 バターメーカーという名前も面白い。 その彼が、市会議員から地元の少年野球チーム「ベアーズ」のコーチを要請されて引き受けるのだ。 マッソーの出演する映画は実に幅広く、シリアスものからアクション、コメディとなんでもこなし、特に包容力のある人物を演じて持ち味を発揮している。 さてバターメーカーがベアーズの練習風景を見て絶望的になる。 まともな選手は一人もおらず、最初の試合では1死も取れず、1回表で26点も取られてしまう。相手チームはリーグ最強のヤンキースであり、監督がロイ・ターナー(ヴィック・モロー) → (米TVコンバットのサンダース軍曹)である。 バターメーカーはこの試合を放棄試合とするが、これを機に、アマンダや強打者のケリー・リーク(ジャッキー・アール・ヘイリー)をスカウトし、見違えるチームに育てあげる。そして連戦連勝、最後は再びヤンキースと顔を合わせるが、1点差で負けてしまう。 ヤンキースからの称賛の言葉を受けるが、‘同情なんていらない!’と、準優勝トロフィーを放り投げる。
全編に流れるビゼー作曲の「カルメン」も効果的だ。
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がんばれ!日本
1976年 アメリカ映画
懐かしいですねぇ。
この「がんばれ!ベアーズ」は随分前に観ましたが、新型コロナウイルスで自粛要請を受けている今こそ観たい!と思いました。
全くお話にならない程のポンコツ弱小チームが、次第に団結して優勝を目指して行くのですが。
・弱小少年野球チーム「ベアーズ」の監督バター・メーカー役にウォルター・マッソー
・後に投手として仲間入りするアマンダ役にテイタム・オニール
・ライバルチームの「ヤンキース」の監督ロイ・ターナー役にヴィック・モロー
が演じています。
父親のバター・メーカーに打診されながらも「もう野球なんてやらない」と断っていた勝ち気な娘のアマンダ。この娘と父とのやり取りと、チームの一員になる過程が楽しい。
この映画は親と娘の両者の葛藤が感じ取れて単に野球チームが成功するまでのドラマでない事がわかります。そして随所に流れる「カルメン組曲」が快活な気持ちにしてくれる。
ライバルチームの監督は言わずと知れた「コンバット!」でサンダース軍曹役を演じたヴィック・モローも懐かしかった。コメディでもありながら「やればできる!」と思わせてくれて、チームワークと親子愛のドラマだと感じました。
新型コロナウイルスで、小学校や中学校では今後の授業日数を確保するために修学旅行や運動会も中止が決まった学校もあるらしい。辛いけれど今こそチーム「ベアーズ」の様に団結して行きたい。「がんばれ!ベアーズ」 ならぬ 「がんばれ!日本」!!!
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
途中までは大人のエゴが醜いですが、最後はさわやかです
面白さ:★★★☆☆
(最後はさわやかにまとめられていますが、途中はちょっと見たくないような展開もあります。弱小チームが強くなる、感動のスポーツ映画と思って見ると、ちょっと期待はずれかもしれません)
対象年齢:子供〜大人(家族で見るのにいいかもしれませんが、ちょっと問題なセリフもあります)
食事中に見られるか:大丈夫でしょう
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ユーザーレビュー
みんながT.オニールに恋をしていた
投稿日
2008/09/17
レビュアー
みなさん(退会)
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
中学生の頃に、この映画を観た。当時は随分と熱狂したっけ。かなりヒットした作品だから友人の多くが観ていた。そして、アマンダ(テイタム・オニール)に恋していた。それほどCuteだった。もっとも、私自身は『ペーパームーン』を観て感動した口だったから、スクリーンで再会したT.オニールに違和感を感じていた。聖書を売って歩くオヤジにくっついていた小さな女の子が、知らぬ間におっぱいのふくらみを気にする少女になっていた。観客のイメージとは裏腹に名子役は成長していたわけだ。当たり前のことだが、このギャップに耐えていけずに子役たちは姿を消して行くのだろう。私は本作品で、それを目の当たりにした。つくづく映画ってのは、美しくも残酷なものだ。
本作は、ビゼーの楽曲『カルメン』を随所に散りばめながらリトルリーグを勝ち上がって行く弱小チームの活躍が描かれる。それは同時に、酔っ払いコーチの人生の再生であったり、蔑ろにされ続けて来た子供たちの復権であったり、家族を作ろうとする試みであったり、移民の物語であったり、――単純なストーリーの中に実はいろいろ詰め込まれている。いま観ても「うまい脚本だなぁ」と思う。ほれぼれしてしまう。最近の映画は、どうも短絡的すぎていただけない。
野球の映画はいくつもあるが、その中でも本作品は出色の出来映えだと思う。マイケル・リッチー監督の演出は繊細だし、カメラもいい。いい光のショットが幾つもある。そして、何よりも輝いていたのが子供たち。どの場面も良いが、特にベンチウォーマーの少年が外野フライを捕った時は鳥肌が立った。――あの歓声、あの喜び、こういうことってあるよなぁとシミジミ。野球ってのは万人に奇跡が訪れるスポーツだと思う。
余談になるが、ある意味で「だからプロ野球はつまらないんだ」とも言える。シロートやアマチュアにも平等に奇跡が訪れるわけだから、プロはプロとしての技術や能力を自覚してプレイして貰わないと困る。確信的なプレイをしている選手は、日本のプロ野球界にあっては極僅かだと思う。殆どの選手が“当たればめっけもの”“捕れればラッキー”くらいのプレイにしか見えない。大舞台で活躍できる選手ほど、自己の技術や能力を自覚し確信的なプレイをしている。そう言う選手がめっきり少なくなった。
ともあれ、本作品は元気がなくなった時に観るには最適な一本である。超オススメ!
自由でおおらかなアメリカが、そこにはありました。
投稿日
2020/07/25
レビュアー
ロキュータス
ロキュの69日連続レビュー V 第47日
( ネタばれあり )
痛快作ですね。
脚本はバート・ランカスターの息子のビル・ランカスター。
監督はマイケル・リッチー。
本作の日本公開は1976年12月。
木之内みどり( 現・竹中直人夫人 )主演の実写映画版『 野球狂の詩 』公開が1977年3月。
その水島新司の原作マンガの雑誌連載は1972年〜77年。
ピンクレディーの「 サウスポー 」のリリースが1978年3月。
若い娘がピッチャーとなって活躍するというは、日米ともに当時はやりのモチーフでした。
僕がテイタム・オニールの作品を観たのは本作が初めてで、彼女がアカデミー助演女優賞を当時の最年少10歳で受賞した『 ペーパー・ムーン 』は名画座で後から観ました。
後に観た『 インターナショナル・ベルベット 』はエリザベス・テイラーをスターにした『 緑園の天使 』のリメイクで凡作、観に行ったのもアンソニー・ホプキンス目当てでした。
ジョン・マッケンローと結婚していた時期がありました。
個人的な意見を言えば、子役に大きな演技賞をやるのはどうかと思います。 その後の人生のハードルを上げプレッシャーを背負わせることになるので。
ともあれ、僕は本作こそが彼女のベストではないかと思います。 実にみずみずしい演技です。
主演のウォルター・マッソーは1950年代からのベテランで『 シャレード 』や『 未知への飛行 』などにも出てますが、ビリー・ワイルダー監督の『 恋人よ帰れ ! わが胸に 』(1966)でアカデミー賞助演男優賞を受賞。 以降は、ジャック・レモンと「コンビ」と目されるほど何作も名共演を見せ、彼個人の主演作もぐっと増えていきました。
70年代には『 突破口 ! 』『 コッチおじさん 』『 サブウェイ・パニック 』『 フロント・ページ 』などが印象深い人気主演俳優でした。
ジャッキー・アール・ヘイリーや、ヴィック・モローも、今観てもなつかしい俳優です。
本作を観るたびに思うのは、明るく、多様性があり、自分たちにも他者にも肯定的な、おおらかな当時のアメリカの姿です。
ビリー・ボブ・ソーントン主演のリメイクは、言葉遣いの汚さとかが嫌になって途中で観るのをやめました。 秀作を何本も撮っているリチャード・リンクレーターなのに、がっかり。
1970年代のアメリカ映画にはたしかに見られた、僕の大好きであこがれたアメリカはどこに行ってしまったのでしょうか。
バターメーカー
投稿日
2013/07/21
レビュアー
趣味は洋画
このコメディチックな少年野球映画が、当時なぜ大ヒットしたのか。 まず某誌のコメントを紹介しよう。
アメリカでは1974年に、リトルリーグに女性選手も出場できることが、公式に決定された。いかにも公民権運動が盛んで、女性にも野球ファンが多いアメリカらしい決定である。しかし実際には男の子に交じってプレーするのは大変な苦労があったようで、決定後しばらくの間は、女性選手の活躍を見ることは稀であった。11歳の女の子がエースになり、もの凄いキレのカーブで相手打線をキリキリ舞いさせる本作品は、まだ現実には女子選手があまりいなかった76年に製作され、大ヒットを記録した...とある。 この‘女の子’アマンダに扮しているのが、テイタム・オニール。彼女は10歳の時に、「ペーパームーン」に父親のライアン・オニールと共に出演、最年少でのアカデミー助演女優賞を獲得している。 本作では野球の猛特訓を受けて出演、予想以上(?)の熱演をみせている。 又、もう一つの大ヒットの理由が、ウォルター・マッソーの演技である。 本作では飲んべえのプール清掃人だが、実はサンフランシスコ・ジャイアンツの二軍投手の経験がある。 バターメーカーという名前も面白い。 その彼が、市会議員から地元の少年野球チーム「ベアーズ」のコーチを要請されて引き受けるのだ。 マッソーの出演する映画は実に幅広く、シリアスものからアクション、コメディとなんでもこなし、特に包容力のある人物を演じて持ち味を発揮している。 さてバターメーカーがベアーズの練習風景を見て絶望的になる。 まともな選手は一人もおらず、最初の試合では1死も取れず、1回表で26点も取られてしまう。相手チームはリーグ最強のヤンキースであり、監督がロイ・ターナー(ヴィック・モロー) → (米TVコンバットのサンダース軍曹)である。 バターメーカーはこの試合を放棄試合とするが、これを機に、アマンダや強打者のケリー・リーク(ジャッキー・アール・ヘイリー)をスカウトし、見違えるチームに育てあげる。そして連戦連勝、最後は再びヤンキースと顔を合わせるが、1点差で負けてしまう。 ヤンキースからの称賛の言葉を受けるが、‘同情なんていらない!’と、準優勝トロフィーを放り投げる。
全編に流れるビゼー作曲の「カルメン」も効果的だ。
がんばれ!日本
投稿日
2020/04/20
レビュアー
かつ
1976年 アメリカ映画
懐かしいですねぇ。
この「がんばれ!ベアーズ」は随分前に観ましたが、新型コロナウイルスで自粛要請を受けている今こそ観たい!と思いました。
全くお話にならない程のポンコツ弱小チームが、次第に団結して優勝を目指して行くのですが。
・弱小少年野球チーム「ベアーズ」の監督バター・メーカー役にウォルター・マッソー
・後に投手として仲間入りするアマンダ役にテイタム・オニール
・ライバルチームの「ヤンキース」の監督ロイ・ターナー役にヴィック・モロー
が演じています。
父親のバター・メーカーに打診されながらも「もう野球なんてやらない」と断っていた勝ち気な娘のアマンダ。この娘と父とのやり取りと、チームの一員になる過程が楽しい。
この映画は親と娘の両者の葛藤が感じ取れて単に野球チームが成功するまでのドラマでない事がわかります。そして随所に流れる「カルメン組曲」が快活な気持ちにしてくれる。
ライバルチームの監督は言わずと知れた「コンバット!」でサンダース軍曹役を演じたヴィック・モローも懐かしかった。コメディでもありながら「やればできる!」と思わせてくれて、チームワークと親子愛のドラマだと感じました。
新型コロナウイルスで、小学校や中学校では今後の授業日数を確保するために修学旅行や運動会も中止が決まった学校もあるらしい。辛いけれど今こそチーム「ベアーズ」の様に団結して行きたい。「がんばれ!ベアーズ」 ならぬ 「がんばれ!日本」!!!
途中までは大人のエゴが醜いですが、最後はさわやかです
投稿日
2007/10/18
レビュアー
チキンハート
面白さ:★★★☆☆
(最後はさわやかにまとめられていますが、途中はちょっと見たくないような展開もあります。弱小チームが強くなる、感動のスポーツ映画と思って見ると、ちょっと期待はずれかもしれません)
対象年齢:子供〜大人(家族で見るのにいいかもしれませんが、ちょっと問題なセリフもあります)
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