ザ・スクエア 思いやりの聖域

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ザ・スクエア 思いやりの聖域
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「ザ・スクエア 思いやりの聖域」 の解説・あらすじ・ストーリー

第70回カンヌ国際映画祭最高賞(パルムドール)受賞!観る者すべての心が「試される」全世界絶賛の問題作!クリスティアンは権威ある現代美術館のキュレーター。洗練されたファッションに身を包み、バツイチだが2人の愛すべき娘を持ち、そのキャリアは順風満帆のように見えた。彼は新たな企画として「ザ・スクエア」という地面に正方形を描いたアート作品を展示すると発表する。四角の中は人々に「思いやりの心」を思い出してもらうための聖域であり、社会をより良くする狙いがあった。だが、ある日、携帯と財布を盗まれたことに対して彼がとった行動は、同僚や友人、果ては子供たちをも裏切るものだった・・・。

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」 の作品情報

製作年: 2017年
製作国: スウェーデン/ドイツ/フランス/デンマーク
原題: The Square
収録時間: 02:31:03

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

監督:リューベン・オストルンド 出演:クレス・バング エリザベス・モス ドミニク・ウェスト テリー・ノタリー

ザ・スクエア 思いやりの聖域の詳細

  • 新作
再生可能機器: 再生時間: 字幕:
TV 、PC 、Android 、iOs 02:31:03 日本語字幕
音声: レイティング: 視聴制限:
英語(ステレオ) 購入:無期限
レンタル:初回再生から48時間
購入期限:
購入:2023年10月04日 23:59
レンタル:2023年10月04日 23:59

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「思いやり」を持つことの《難しさ、複雑》

投稿日:2018/08/16 レビュアー:カマンベール

2017年(スウェーデン/独/仏/デンマーク)
…………カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。

面白いんだけど、面倒くさい、そして長い(151分)

現代アートの美術館を舞台に複雑かつ困難なさまざまなトラブルに見舞われるキュレーターのクリスティアン(クレス・バング)の、受難の日々が描かれます。

現代アートの展示品が、ただ平面に砂の小山を数十、積んだだけだったり。
題名になっている展示「スクエア」とは、通りかかる人々を利他主義(つまり、思いやり)へと導く・・という四角い空間のことなのですから・・

そんな現代アートの美術館のキュレーターのクリスティアン。
展示物から資金面まで全ての実権を握るデキル男です。

そんな彼が自身の「思いやり」を問われる事件に次々と遭遇して、彼の本質が露わになる様子は、私たちにとっても、いざとなったら、
「思いやり」のなんのと言ってられませんから、身につまされますが、
結構、化けの皮が剥がされて気の毒でもありましたね。

監督は「スイスアルプスで起きたこと」で注目されたスウェーデンの
リューベン・オストルンド。
主演のクレス・バングはこの映画の成功で「ドラゴンタトゥーの女2」に、抜擢されたそうです。

一筋縄では行きませんが、癖のあるブルーチースみたいな映画でした。
(好きな人は好き・・でしょう!)

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これで、何かが変わるとも思えない。しかし…

投稿日:2018/10/15 レビュアー:コタロウ

美術館のチーフ・キュレーターを務めるクリスティアンは、スマホや財布がないことに気づく。
追跡アプリで捜索したところ、貧困地域にあるアパートの中にあることが判明。
盗難だと思った彼は「お前がやったことはわかっている。スマホと財布を返せ」と書いた脅迫状を
全戸に配り、これが奏功してスマホと財布を取り戻す。
ところが後日「私を泥棒呼ばわりした。謝れ!」という手紙がクリスティアンに届き…

クリスティアンの美術館で開催される企画展の目玉は、石畳を四角く区切った「ザ・スクエア」
というインスタレーション(空間展示)である。
作品のメッセージは「信頼と思いやりの聖域の中では、誰もが平等の権利と義務を持ちます」だ…
これが嫌味に響く風刺作品であった…

発信力のある知的な仕事、スタイリッシュな自宅、車はテスラ、知的な妻と愛らしい娘。
上級国民クリスティアンが貧乏アパート住人を泥棒認定する胸糞展開だったが、
最後の方では、クリスティアンが自分の生き方を省みているようで、安心させられた。
しかし、クリスティアンがちょっと反省したくらいじゃ、きっと、何も変わらない。
父親の悲しげな姿を見た娘たちが変えてくれるかもしれない。そんな結末。

リューベン・オストルンド監督作品。
「フレンチアルプスで起きたこと」視聴後の不快感が頭をよぎったが、杞憂だった。

洗練されたスウェーデンの街に散見する物乞いの姿。
キャッシュレスの進んだスウェーデンで小銭がもらえるのだろうか。
クリスティアンはサンドイッチを買い与えていた。お、おう…

乱暴狼藉を働いたパフォーマーが、上品な客たちの怒りを買って暴行され放置されるシーン。
清掃員に壊されてしまった「砂山」の作品を、クリスティアンと美術館職員が作者に黙って
勝手に手直しするシーン。
これら二つのシーンが怖かった…

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スマホを落としただけなのに

投稿日:2018/10/11 レビュアー:裸足のラヴァース 2.0

中身は知らず 美術館のキューレーターが主人公なのか 地位は高そう
つい最近 バンクシーのサザビーズでの作者自身によるアクシデントに
笑った後では受けるね 「フレンチアルプス」で 心理劇より映画の形式美
に見るべきものがあったので こちらはずばり美術館が舞台なら より
自己言及的な映画になっているのかどうか

はなから脱力小話風のエピソード 街には物乞い コジキの類いが多し
四角いコンセプチュアルアートをめぐるプロモーション戦略が世俗の
公の方のお話の軸となり もうひとつの軸がスマホをめぐる私的なドタ
バタに構成される

40分過ぎてもなんか乗らないのは 前作にある 機械と音響などの細部の
主題が 赤ん坊の泣き声くらいだろうからか しかし50分を過ぎると
撮影照明が見るべきカットを連発して来る 短く連ねるエピソードが
いいかも カントとチンパンジーとユートピアのぱっちんゴムに笑う
この後の美術館における 痴話喧嘩のバックの音響ノイズは面目躍如だ

基本PC過剰の世の中を皮肉ってはいるのだが 特に階級格差社会における
エリート達の所業などを しかしハネケの様な冷酷な視点でも 単なる
皮肉屋でもないのは 厳格で繊細な映画の形式美を追求している以上は
芸術表現への信頼 肯定があるのだ この演出家は意外に善意の人でそれは
前作のラストがアカルイミライで終わっていることからもわかり
この人は落語の様に人間を肯定する事 平凡かもしれぬ善意を隠さぬ人
なのだ 同時に芸術に対する 誇りと矜持を崩さぬ姿勢には共感を禁じ
得ない 今後も注目してしかるべき映画作家です 推薦

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