誰も知らない

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誰も知らない
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「誰も知らない」 の解説・あらすじ・ストーリー

都内の2DKのアパートで大好きな母親と幸せに暮らす4人の兄妹。しかし彼らの父親はみな別々で、学校にも通ったことがなく、3人の妹弟の存在は大家にも知らされていなかった。ある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に妹弟の世話を託して家を出る。この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの『漂流生活』が始まる・・・・・・。

「誰も知らない」 の作品情報

製作年: 2004年
製作国: 日本
収録時間: 02:20:53

「誰も知らない」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

監督/脚本/編集/プロデュース:是枝裕和 ゼネラルプロデューサー:重延浩 川城和実企画:安田匡裕 企画協力:小林栄太朗 李鳳宇 撮影:山崎裕 録音:弦巻裕 美術:礒見俊裕 三ツ松けいこ 音楽:ゴンチチ 挿入歌:「宝石」タテタカコ スチール:川内倫子 制作プロダクション:テレビマンユニオン 配給:シネカノン 芸術文化振興基金 製作:テレビマンユニオン バンダイビジュアル エンジンフィルム シィー・スタイル シネカノン 出演:柳楽優弥 北浦愛 木村飛影 清水萌々子 韓英恵 YOU 串田和美 岡元夕紀子 平泉成 加瀬亮 タテタカコ 木村祐一 遠藤憲一 寺島進

誰も知らないの詳細

再生可能機器: 再生時間: 字幕:
TV 、PC 、Android 、iOs 02:20:53
音声: レイティング: 視聴制限:
日本語(ステレオ) 購入:無期限
レンタル:初回再生から48時間
購入期限:
購入:2020年03月31日 23:59
レンタル:2020年03月31日 23:59

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日本の母性の欠如はいつからネタバレ

投稿日:2007/05/30 レビュアー:こんちゃん

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 1988年に起こった事件をベースにした作品だそうです。しかし映画化されるまでに15年の歳月を経て、監督が当初感じていた怒りや憤りは、別の何かに変わっていったのでしょう。
 カンヌで賞を取ったと話題作だったので、ずいぶん前に観はしましたが、レビューを書くことにとまどいがありました。
 
 昨今話題になる、子育てを放棄する母親。子供を虐待する親たち。それを知っているのに知らないふりをする人々。言葉ではかんたんに済まされてしまいそうなことが、心の中に渦巻くのです。
 私には子供が4人います。あまり自慢できることではありませんが、妻は3人目です。最初の結婚では、私が子供が欲しくて、妻に頼んで産んでもらった様な状況でした。そして、彼女は娘を虐待しました。
「あんたさえいなければ・・」
と3歳にもならない娘の首を絞めたこともあるそうです。彼女が出ていったときに、近所のおばさんはいいました。
「あんなお母さんだったら、娘のためにはいない方がいいよ」
 けれども、娘は、
「私が悪い子だから、お母さんはどっかに言っちゃったの?私がいい子になれば、お母さん戻ってきてくれるの?」
と泣きながら訴えました。
 出ていったあと、一度だけ
「娘の顔が見たい」
と来て、娘の寝顔を見て、泣いていましたが、その後二度と連絡はありませんでした。
 その娘が成人し、子供を産んだ頃に
「本当のお母さんに会ってみたい」
と言うので、元妻のお母さんに連絡をしました。彼女は、私と離婚したあと、行方不明なのだそうです。
「あなたのようないい人を裏切って、子供を置いていってしまうような、女として、母として最低なことをしたのだからと、勘当したの。でも後悔してます。どこで何をしているのやら・・。」
 孫と、曾孫に会えたことを非常に喜んでくれたので、今でもたまに会いに行かせています。

 この作品でYOUが言う
「私が幸せになっちゃいけないの?」
という台詞が、元妻の思いを彷彿させます。女性が妻となり、母となることは、大きな幸せであると共に、可能性を閉ざすことである場合もあります。そういった覚悟や準備もなく、母親になってしまい、とまどう人のなんと多いことか・・・。それでも、子供にとって、親は親なのです。
 誰が悪いのか、私にはわかりません。国が悪いとも言えません。母性本能というものは本当に本能なのでしょうか?訓練して培うものであり、過去には知らず知らずのうちに訓練されていたものが、今は教えてくれる人がいないのかもしれません。

 第二次大戦中、特攻隊の若者が「天皇陛下バンザイ」ではなく「お母さ〜ん」と叫んで死んでいったそうです。今の若者が、もしもそういう状況になったら、なんと言って死んでいくのでしょう。親が子供を愛し、責任を持つことは当然でしょう。誰もそれを否定はしないでしょうが、親子という単位だけでは、社会は成り立ちません。昔は、若い母親が子育てをするのに、様々なアドバイスや手助けをしてくれる社会がありました。日本人のメンタリティはどこに行ってしまうのかという危惧を感じてしまうのは、私がおじさんだからでしょうか?

 柳楽優弥の演技は、あの年齢での表現力と考えると奇跡的なものだと思えるし、カンヌ受賞も当然だと思います。しかし、そんなことよりも、
「この国は、この国の社会は、この国の親子はどうなっていくのだろう」と考えさせられてしまうのです。その答えが、
「誰も知らない」
では無いことを願います。

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現実とは違うけれども、それはそれでいいと思う

投稿日:2005/04/12 レビュアー:しゃれこうべ

みなさん書いていらっしゃるとおり、この映画のモチーフになった“巣鴨子ども置き去り事件”は、実際にはもっと悲惨なものだったようです。
でも、私が思うに、事実のままこの映画を描かなかったところに、是枝裕和監督の本意があるような気がします。
私の想像ですが、このモチーフとなった事件の事実であるとか、悲惨さを彼は描きたかったのではなくて、
あくまでも子ども達“だけ”に焦点を絞りたかったのではないでしょうか。

そんなストーリーですが、ドキュメンタリータッチとはちょっと違うと思うんだけれど、とにかく淡々とストーリーが展開します。
しかし、その“淡々とした”描写に、とにかくリアリティを感じてしまって、私は画面の前から観ている間中動けませんでした。
ずっと体育座りをしたまま観てしまってました。
そして、子ども達の演技…というか、これは演技と呼べない“ありのまま”。それがとても生々しくて、それゆえに柳楽君もカンヌで賞を獲った…というか“獲ってしまった”んだと思います。

最後に余談ですが、
子どもを抱える親は、子どもの存在によって“できないこと”がいくつか出てくると思うのです。
私も一児の母として実感するのですが、この映画の中でYOU演じる母が叫ぶように「なんで私が幸せになっちゃいけないのよ!」っていう気持ちがどこかにあるような気がします。
でも、親を持つ子どもとしては、子どもの幸せが一番の自分の幸せでなければならないと思うし、
子どものことを最優先で考えることが、親としての最低限の責任だと思います。
しかし、そのことができない親が最近とみに増えてきていると思うんです。
ハードなものとしては虐待であったり、ソフトなものであれば夜更けに子どもを連れ回してカラオケ行ったりとか…。

やっぱり子どもは他のなにものにも変えることができない財産なんです。そんな大切な財産のことを考えずして、人生明るくなるわけがない…。
是枝裕和監督が伝えたいメッセージとは全く違うことだとは思うけれど、なぜかそんなことを深く深く考えてしまいました。
長くなりましたが、とにかく考えに考えさせられた映画です。

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ユンボギの日記

投稿日:2005/03/22 レビュアー:裸足のラヴァース

じゃあないのこれは 大島渚の50年は前の日本の戦後を 描いた作品にある 貧乏と子捨てがなんと回帰してきた 恐ろしい

この子たちは 別にけなげに逞しくいきてるんじゃなくて 世界中の戦争してる国の子供らと同じように これが普通の生活でありまさに日々のサヴァイバルが仕事なのだ
これはリストラされてまったく生活のあてのない中高年が 直面してる今そこにある残酷な現実と同じなわけだ
4人の子供とゆうか長男の子は この現実の過酷な構造にうすうす気付いているので 人の助けを要請しないのであろう
友達が欲しい野球をしたい これらの当たり前の欲望と 頭の上の蠅を追い払わねばならぬ毎日は 戦時下ではごく普通の事態だろう そうもうかなりの人々にとって日本は戦時下なのだ
80年代に吉本隆明の言った「戦争が露出してきた」の常態化だ
「幻の光」の是枝にに今ひとつのれなかったのだが これで
見直した
目を瞠るしっかりしたルック ドキュメンタリ風を断固拒否する この絵作りに感動だ その上で二年をかけた 粘り強い演出の成果がまさにドキュメンタリとして融合してるわけだ
微妙に子供達の成長が見られる等の 出演者達が演出によく応えているのも素晴らしい カンヌ戴冠は納得のいくものだ 

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バカバカしいネタバレ

投稿日:2007/06/02 レビュアー:エファ

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この作品、主演の男の子のせいか少し表沙汰にはなりましたね。

基になっている事件の内容をご存知でしょうか?とても平常心のまま通り過ぎれるような内容ではないですよ。

私はこの映画を全否定します。
なぜなら、この作品から美談の香りがしてくるからです。

母親役であるYOUにしても、映画公開前のインタビューでは役に少し共感できる・・みたいなバカみたいな事を言っていたし、事件の凄惨さをあまり理解できていないのでは?と思いました。

母親が家を出て、残された子供達が肩寄せあって苦しい生活を強いられる。そして悲劇は起きたーーー
くらいの、とっても中途半端なものしか伝わってきませんでした。

全ての責任は母親にあります。
が、実際は何人かの子供は母親の手に帰りました。恐ろしくないですか?

「巣鴨」「置き去り」と入れて1度検索してみて下さい。

この映画が一体何を伝えたかったのか、私には皆目分かりません。
暴力・育児放棄、これを美談で語っちゃいけないと思います。

この子供達が今も生きていれば、更に子供を育てている年頃ですよ。恐ろしい話です。

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この際、母親よりもネタバレ

投稿日:2009/03/15 レビュアー:silver fish

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 何とかしてくれよ、と思ったのは、母親に対してというよりむしろ、周囲の大人たちに対してである。

 母親は、とりあえずこの際、仕方ない。求めても仕方ないという意味で、仕方ない。壊れてるんだから。壊れてなければあんなこと、できないもの。
 どうして壊れたんだ、とか、どうすれば治るんだ、というのもとっても大切なことだけど、子どもたちが今さらされている危機を考えれば、後回し。

 気づくことのできたはずの、「まともな」大人たちがたくさんいたじゃないですか、彼らの周りには。

 いつも行くコンビニのあのお姉さんはもちろんのこと、店長だって、子どもの服がだんだん汚くみすぼらしくなっていくこと、買い物の内容が変わってきたこと、わかるべさ!

 賞味期限切れの弁当やおにぎりをこっそりくれてたお兄さんも、それだけ長期的に食べ物に困っている子どもがいるってことを把握してたわけでしょう?

 家賃を催促しに来た大家さん、家の中の異様さは一目瞭然だったっしょ!

  明の家にいっときあがりこんでた中学生たちも、明たちが学校に通ってないことはわかったよね?

 お金を貸してくれと頼まれた母親の元彼たちも、はした金を渡すだけじゃどうしようもないんじゃないかって思ってちょうだいよ!


 「誰も知らない」というより、「誰も関心をもってくれない」。明たちの窮状を、点で知ることはあっても、ちょっとした当たり前の想像を働かせて線を描いてみようとした人は誰もいない。だから、明たちがどれだけ苛酷な状況に置かれていたかは「誰も知らない」。
 
 その全貌を知ったのは、自分自身誰にも知られていなかった高校生の彼女だけ。そして彼女にできたのは、一緒に堕ちていくことだけ。

 自分の身の回りで、困っている「かもしれない」子どもに対しておせっかいになることは、確かに難しい。「困っているんだ、助けて」と言われれば、助けなきゃ、と動けても、こちらから一歩踏み入ろうとする時にはいろんな躊躇が生まれる。

 だけど、あの子たちは自分から「助けて」とは言えないように育てられていた。だから、やっぱり言わなくちゃいけないんだよね。
 「大丈夫なの? 〜しようか?」って。「大丈夫です」って言われても、経過から目を離しちゃいけないんだよね。「その後、どうなってるの? やっぱり、〜しなくちゃだめだよ」って。

 それをする大人が一人でもいるかいないかで、人生が大きく変わる子供たちが、きっと少なからずいると思うから。
 

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