ゼロの未来 <字幕/吹替パック>

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ゼロの未来 <字幕/吹替パック>
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「ゼロの未来 <字幕/吹替パック>」 の解説・あらすじ・ストーリー

コンピューターに支配された近未来。天才プログラマーのコーエンは、荒廃した教会に一人こもり、謎めいた数式「ゼロ」の解明に挑んでいた。ある日、パーティーに連れ出されたコーエンは魅力的な女性ベインズリーと出会う。最初は困惑するコーエンだったが、次第に彼女に惹かれていく。また同じ頃、「ゼロ」の秘密を知る青年ボブとの友情も次第に生まれ始める。閉ざされた世界で、愛と友情に気づいたコーエンの人生は大きく変動していく。孤独に生きてきた男が人々とふれあい見つける、本当の幸せとは−−。そして「ゼロ」を解明することはできるのだろうか──。

「ゼロの未来 <字幕/吹替パック>」 の作品情報

製作年: 2013年
製作国: イギリス/ルーマニア/フランス
原題: THE ZERO THEOREM

「ゼロの未来 <字幕/吹替パック>」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

監督:テリー・ギリアム 出演:クリストフ・ヴァルツ デヴィッド・シューリス メラニー・ティエリー

ゼロの未来 <字幕/吹替パック>の詳細

再生可能機器: 再生時間: 字幕:
TV 、PC 、Android 、iOs
音声: レイティング: 視聴制限:
日本語(ステレオ) 購入:無期限
レンタル:初回再生から48時間
購入期限:
購入:2025年11月18日 23:59
レンタル:2025年11月18日 23:59

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ユーザーレビュー:13件

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1〜 5件 / 全13件

一人では生きれない

投稿日:2015/09/24 レビュアー:ミルクチョコ

テリー・ギリアム監督が、クリストフ・ヴァルツを主演に描いたSFドラマ。コンピューターに支配された近未来を舞台に、謎めいた数式を解くため教会にこもって生きる孤独な天才技師の人生が、ある女性との出会いから変化していきます。

久々に「未来世紀ブラジル」を彷彿させる近未来SF。
相変わらずカラフルで奇抜な色の洪水と、人々とコンパクトカーが慌ただしく行き交い、デジタル広告があふれる街並み。
監督が秋葉原の街にインスパイアされたものだそうです。

コーエンは勤務先の代表取締役から「“ゼロの定理”を解読せよ」という重要ミッションが下されます。
彼は,心の中にブラックホールのような虚無を抱え,人生の目的を教えてくれる電話をずっと待っています。
ゼロの定理は一向に証明でず、ある日、パーティーに連れ出されたコーエンはそこで美女・ベインズリーと出会い心惹かれます。天才プログラマー・ボブの助けを借りて、ベインズリーとネットを通じた交際に。

コーエンが虚無感から必死に逃れ、生きる意味を求めていたけれど、電話は妄想だと分かり、自分が支配されていることに気付き,意味を求めるのを止めます。
抑圧された世界でコーエンの心が休まるのは、もはやバーチャルの中だけ。
あらゆるところに仕掛けられた監視カメラが管理社会の暗い未来を予言しているかのようでした。
バーチャルな世界と言えど、メディアや機械を通して誰かとつながっていて、人は一人では生きられないという事でしょうか?

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わけわからん(ー_ー)!!

投稿日:2016/03/30 レビュアー:飛べない魔女

映像や世界観は決して嫌いではないが
なにせストーリーが難解。
何がいいたいのやら、最後まで意味不明。
自分のことを、”I”とは言わず、常に”we”という奇妙な男、コーエン。
天才という設定らしい。
これは現実の世界なのか?妄想の世界なのか?
はたまた地球以外の別世界の話なのか?
おとぎ話なのか?SFなのか?
もう、完全わけわからんようになってしまった。
最後まで見たら、何かが得られるのかと期待したのだが・・・

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カオスのごみ溜め。新鮮味も刺激も皆無!

投稿日:2015/10/20 レビュアー:カマンベール

近未来の映像が・・・イメージにまとまりが無いので、もう少しお掃除して・・・と言いたくなる。
サイケ(古いね!)で、ビックリ箱開けた感じ!
『生きる意味』を知らせる電話を待ち続ける天才プログラマーの
コーエン(クリストフ・ヴァルツ)
彼は会社からのミッション『ゼロの定理』を解けずに追い詰められて行く。

装置や機械には制作費がずいぶんと掛かっているみたいです。
出演者は少なく20人位にしか思えない。

マット・デイモン。
ティルダ・スウィントン。
ベン・ウィショー。
が、ちよこっとした役で出てます。

ストーリーがつまんない。
ミューズの女の子だったり、突破口が○○だったり、平凡ですよ。
刺激はまったく感じませんでした。

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ゼロの定理≒All things must pass.?ネタバレ

投稿日:2015/10/11 レビュアー:哲郎

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これは現実社会の人間を映したものなのだろうか?

冒頭の街中の様子からして、一見未来社会の混沌とした騒々しいストリートを思わせるが、ちょっと非現実的すぎる。情報や色彩が溢れかえるあの世界は、インターネットの世界だ。ネットの世界では「あれを買え。これを買え」と商用宣伝の絵や文字が大半を占める。これはコンピュータのなかのプログラムが構築する電子世界の様子を描いたもので、プログラムを擬人化して芝居仕立てに映像化したものと理解した。
つまり、コーエンやボブ、ジョビー、ベインズリーなど登場する人物はみなプログラムなのだと思う。唯一の人間はマネージメントと呼ばれる管理者で、この人も生身の人間としては登場せず、電子世界にその姿を現すだけ。実物の本人は、彼がモニターの前にいると思わせる絵がモノクロでしばしば映される。マネージメントが最初にコーエンの前に現れたとき、彼の衣服(スーツ)は椅子にかかる布やカーテンなど背後の模様に同化していた。それに、ラストの方でマネージメント自身がコーエンに「君も神経ネットの一部だ」とはっきり告げている。
また、劇中で精神疾患にかかっていると疑われるコーエンに対して医者から渡される「シュリンク・ロム博士(ティルダ・スウィントン)」も“診断プログラム”ということなのだろう。その後パーティーで出会ったベインズリーはコーエンの自宅を訪れるのだが、コーエンから職業を訊かれ「トラブルシューティング」と答えている。そのときの衣服が看護師姿だったことからも、彼女はコーエンを修復するために派遣された“修復プログラム”なのだろう。ほかにも舞台が電子世界の中であると暗示するヒントは多々ある。

さて、これによってテリー・ギリアム監督がなにを表現しているのか、なにを伝えようとしたのか...
もちろん、現実社会のなかで悩み苦しむ人間の姿なのだと思うが、なんとなくわかるようでわからない。「ゼロの定理」というキーワードがいかんのだな。数学の公式や数式に弱い人は多い。私もその一人で、これが出てくると途端に頭が混乱してくる。

ここからは私なりの解釈だが...
コーエンは、あの『2001年宇宙の旅』に登場するコンピュータHAL9000のように、自我をもちはじめたプログラムなのかもしれない。
ゆえに人生の目的=自身の存在意義(レーゾン・デートル)に苦悩しはじめ、うつ状態になっている。プログラムだから“メビウスループにはまった状態”といった方がいいかもしれない。それで管理者が彼を診断し修復しようとするのだが、同時にコーエンの自我(らしきもの)に強い興味を抱き、困難な課題を彼に与えて彼がその答えを出せるかどうか、あるいはどういう答えを出すか、それを検証しようとしたという話なのかなと。
そしてコーエンは「答え」を出せず破綻する。ベインズリーが「楽しい世界」に触れさせて悩みから解放し彼を平常にもどそうとし、ボブは友達として近づき悩むことの無意味さを説く。だが、愛と友情とによるアプローチはどちらも効を奏せず、最後にマネージメント自らが彼に真実を告げることとなる。

ラスト、南洋の楽園にもどった彼の表情は安堵に満ちていた。ブラックホールのような混沌とした無の世界から離れ、平常心を取り戻した(人間風に言えばだが)。メビウスループにはまった状態から解放されたのだ。
この作品は、考えてもわからないことに悩むことの無意味さを伝えているのかなと思う。それに悩んでいる間に、人は歳を取り人生は終わってしまうのだ。「今やりたいことをすぐにやれ。」「存在の意味を考えずに、存在していることを確かめろ(Do it.)」てなとこかな。
それにしても、極彩色で情報が氾濫するあんな街は嫌だな。あれ、監督は秋葉原の街の様子を参考にしたらしいけど、たとえ繁華街でも、未来の街並みがあんなものになったらウンザリだね。

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天才の「残骸」。「われら」は、とても悲しい。

投稿日:2015/10/11 レビュアー:ちゅく

「ゼロの未来」(2013年、、イギリス、カラー、106分)。

テリー・ギリアム監督の「未来世紀ブラジル」(1985年)を見たのは、過去だ。

あの夢魔の世界を忘れない。

京都の祇園会館で、「蜘蛛女のキス」(1985年)と二本立てだった。

今、八坂神社の近く(東山四条)の、この会館は、吉本興業の経営であり、私はそこに行かない。

1986年だった。一本目の「蜘蛛女のキス」で、絶望に叩き込まれ、「未来世紀ブラジル」を見たが、
これも、救いはなかった。けれど、爽快なくらいの「キス」マークが残った。

この「ゼロの未来」。

「未来世紀ブラジル」の夢魔の建築は、ない。
現実が、夢魔を越えてしまった。

実に「や」な「嫌」な状況だ。

朝、起きて、2015年のノーベル物理学賞を、梶田隆章さんが受けたことを知った。
「ニュートリノ」という粒子に、「質量」があることを実証した功績による。

その粒子の有無、質量の有無は、私の日常生活になんの影響もあたえない。

夜、「ゼロの未来」を観ると、「ニュートリノ」に、「質量」があることが、大問題になっている。

自らを「われら」という複数人称で、語る男。

かれは、「0」「ゼロ」という存在を、定理にすることが、仕事である。
「われら」に、日常は、ない。
「ニュー・トリノ」に質量があることなど、どうでもよいのだ。

解けないのが、「0」の定理で、それを解こうとしているのは、矛盾である。

この映画には、つまらない救いがある。

とても、悲しい。

現実が、夢魔になった今、この映画世界は、凡庸だ。

この監督は、「ドン・キホーテ」を、撮るべきだ。

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