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本当の恋、本当の人生をみつけてください~オードリー・ヘップバーンの名作「麗しのサブリナ」をオリジナルとは違う視点から現代的にリメイク!世界中の女性が憧れるハリソン・フォードを軸に少女から大人へ成長するサブリナを描く。ロマンチックでとびきりおしゃれなラブ・ストーリー。
オードリー・ヘップバーンの「麗しのサブリナ」を観てしまった人にはイメージダウンかな。やっぱりオードリーの魅力には誰もかなわない。主演の女優が可哀そうですね。ハリソンフォードはよかったですよ。昔はハンフリーボガードがやっていた役です。昔版はすべてが豪華でオードリーのファッションも素敵のひと言でした。
この作品を観てから昔版を観るのもいいかもしれません。若い人も知っている「サブリナパンツ」はこの映画から命名されたファッションです。
1995年 アメリカ映画
監督:シドニー・ポラック
以前オリジナルの1954年「麗しのサブリナ」を観た時、このリメイク版も観るつもりでしたが、すっかり忘れて今になってしまいました。率直な感想はオリジナルより好きかも!です。
今までオリジナルに勝る作品なんてそう滅多にありませんでしたが、お洒落な雰囲気の作品に仕上がっていて、観終わった後味も良かった。何よりサブリナがオードリーよりこちらのジュリア・オーモンドの方が普通の女の子っぽさが出ていてとてもいい。
ストーリーは殆ど同じ流れで、本作の場合はサブリナがヴォーグ社のカメラマンとしてパリに行きます。私はどちらかというとパリへ行く前の粗野っぽい感じの方が“単なる運転手の娘”という雰囲気が出ていて好感が持てた。
パリから帰って来たサブリナの出で立ちはショートヘアに上下黒の服装という変身振り。洗練された彼女を見たデイヴィッドはサブリナだと気が付かないというくだりも同じです。このデイヴィッドを演じたのがグレッグ・キニアですが、流石にこの役はウィリアム・ホールデンの方が断然カッコいいと思います。スポーツカーを粋に乗りこなし、女性にモテモテの役でしたがどこか憎めない役どころでした。グレッグ・キニアはウィリアム・ホールデンに似せた雰囲気は所々で感じましたが、私にはどうしても二枚目には思えなかったです。それでも本作の方が良かったと思えたのは、ハリソン・フォードが演じた長男ライナス役のお陰かもしれません。オリジナルではハンフリー・ボガードでしたが、ハンフリー・ボガートを連想させず、自分なりのライナスを堂々と演じていたし、ラストの切なさもよく現れていたと思う。振り返ると、ハリソン・フォードは過去にも「哀愁」のリメイク版「ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど」に出演しているが、この方は役を自分のモノにするのが上手い俳優だと思う。オリジナルと合わせて観ると面白い発見があるかもしれません。
以下はキャストの対比です。
<オリジナル>
ライナス・ララビー(ララビー家の長男):ハンフリー・ボガート
デイヴィッド・ララビー(ララビー家の次男):ウィリアム・ホールデン
サブリナ・フェアチャイルド(デイヴィッドに恋焦がれる運転手の娘):オードリー・ヘップバーン
<本作>
ライナス・ララビー(ララビー家の長男):ハリソン・フォード
デイヴィッド・ララビー(ララビー家の次男):グレッグ・キニア
サブリナ・フェアチャイルド(デイヴィッドに恋焦がれる運転手の娘):ジュリア・オーモンド
オリジナルと間違えて借りちゃったんですが気持ち良い作品でした。サブリナ、この作品ではパリで「Vogue」のカメラマン。
。あのハリソン・フォードがパークアベニューの投資会社社長。渋くて好感!サブリナのジュリア・オマンドもちょっとジュリエット・ビノッシュさんに似ていて好印象。
セレブの兄弟がサブリナをめぐるストーリーはおもしろかったです。ロング・アイランドの豪華マンションと屋外パーティーは「グレート・ギャツビー」みたい。
ヘリコプターとプライベート・ジェットで行くセレブのリゾート、マーサズ・ヴィンヤードも「あなたにも書ける恋愛小説」で見ましたね。コンコルドが出てきたのにはびっくり。
ディビッドの陰謀(?)は描かれていません。ハリソン・フォードはデイビットを甘く見ていましたね。すうっと軽めに楽しめる良い作品でした。