星守る犬

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星守る犬
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「星守る犬」 の解説・あらすじ・ストーリー

夏の北海道。山中に放置されたワゴン車から中年男性と犬の白骨死体が発見された。遺体の埋葬処理を請け負った地元市役所の福祉課に勤める青年は、何かに導かれるように、残された手掛かりから死んだ男性の足取りを辿る旅に出る。途中、ひとりの少女と出会い、彼女を旅の道連れにしながら、死んだ男性と、その愛犬との短くも永い旅路を紐解いていく涙溢れる感動のストーリー。

「星守る犬」 の作品情報

製作年: 2011年
製作国: 日本
収録時間: 02:09:05

「星守る犬」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

原作:村上たかし(双葉社刊「漫画アクション」) 監督:瀧本智行 出演:西田敏行 玉山鉄二 川島海荷 余貴美子 中村獅童 三浦友和

星守る犬の詳細

再生可能機器: 再生時間: 字幕:
TV 、PC 、Android 、iOs 02:09:05
音声: レイティング: 視聴制限:
日本語(ステレオ) 購入:無期限
レンタル:初回再生から48時間
購入期限:
購入:2019年03月31日 23:59
レンタル:2019年03月31日 23:59

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ユーザーレビュー:53件

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1〜 5件 / 全53件

星の数ほど涙が出ました

投稿日:2011/12/10 レビュアー:ショコランナ

はぁ〜。。。泣き過ぎて、言葉も出ません。
しばらくは誰にも会えないくらい、目が腫れて真っ赤。

ってくらい号泣しました。
じゃあ、それほどこの映画が良かったかと問われれると、どうなんだろっていう感じで、
良かった悪かったどうだった、というのはあまり関係なく、
涙が溢れ出てしまったのでした。

北海道の、とあるキャンプ場近くで、車の中から見つかった
死後半年となる男性の遺体と、男性の愛犬らしき犬の遺体。
現場を訪れた、市役所勤めの奥津京介は、
その姿無き一人と一匹に興味を持ち、彼らの生前の足どりを追っていく。
ストーリーは、基本的に楽しいものでは無いし、
終始、陰鬱な表情の奥津を見ているだけでも、なんとなく暗くなってくる。
そんな中、奥津が足どりを追う、今は亡き男性と犬がまだ生きていたときの
過去・回想シーンの方は逆にほのぼの出来て、現在と過去の雰囲気が対照的だったのが
救いでした。その、救いに一役買っていたのが、中年男性役の西田敏行。
西田敏行と共に、海景色や釣りという文字が目に入ったり、海の音が耳に入ってくると
どうしても「釣りバカ」が思い出されて、何となく愉快になれたので、
男性役が西田敏行で良かったな〜、と思いました。
だけど、のちにはもう、釣りバカどころじゃなくなってしまって・・・

男性の生き方は、決して素晴らしいというものではなく、
何も大きな感銘を受けることもなく、ただ哀しい。
そこからは、ただ普通に真面目に、人好く生きていても、
なかなか幸せはつかめず、少しずつ幸せは逃げていく、そんな想いを抱きました。
星でいうと、流れ星は願いを叶えてくれるのでなく、
願いなんて叶えないよう逃げていくばかり、というようなマイナス的な考え。
そこに、私が常日頃から愛しく思っている、犬の痛々しいほどの忠誠心、
健気さといったものが加わってきてしまったからもう、号泣。。。

映画の中で言っていた「星守る犬」の意味については、どうもあまりピンとこなくて、
その通り〜!とは思えなかったのですが、その代わり、私の中では男性&秋田犬ハッピーが
ひまわり畑でいつまでも幸せそうに触れ合っている姿が、星みたいにキラキラ残っていて、
それだけが、この映画の唯一のなぐさめになってます。
犬たちの熱演にオマケして、☆4つ。

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じんわりネタバレ

投稿日:2012/02/01 レビュアー:ウンコロビッチ中将

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決してハッピーエンドではありません。
そして、決して楽しかったり笑えたりする映画でもありません。
(西田の情けない男っぷりが笑える場面はあるにしても(笑))

そして、西田の情けない男っぷり、頼りない旦那・お父さんっぷりが
笑えてそして哀しいのであります。

うん、奥さんや娘さんからしてみたら
冗談じゃないよね。それは判るし、私も女だから共感できるよ
「ただ話を聞いて、愚痴にうんうんうなづいてくれるだけでよかったんだ」って

でもさー、少し世代はずれるだろうけど、話に聞く戦後を支えた日本人の
お父さんたちって、大体はこんなもんじゃなかったのかなー

そして、酒色に溺れるわけでもなく、
暴力を振るうわけでもなく、
支配的・命令的なわけでもない。
当事者じゃないから言えることなのかもしれないけど、
私にはこの西田演じるお父さんを責める気にはなれなかったなぁ。

リストラされ、心臓病をかかえ、不景気でハローワークにいくも
身体的な弱みと、不景気と年齢とで仕事はみつからない。
そこへ運悪く、奥さんの実家のあれやこれやと、娘の非行。
運が悪い、あるいは、運が悪い時に限って不幸が重なることを想定して
全てに対処しておけなんて私は言えない(笑)

逆に申し訳ないけど、
主人公に好意的だから、表面上は良い人にみえるんだけども
玉山鉄二と、川島海荷演じる、公務員と高校生には全く共感できなかった(苦笑)
まぁ、演じる二人に共通する境遇「たまたまスカウト(紹介)されてやってみたら面白かったので」という
芸能界入りの理由とともに、人生経験の少なさと、薄い人間性が見えちゃうんだなぁ
ごめんね、二人のファンの人(笑)

薄いというのは、言いすぎかな・・・
んー、つまり二人の年齢と経験ではまだ、自分と違う、特に不幸側寄りに違う境遇の人の
人生を演じるにはまだまだよのぉ(汗)ってことだわね。
ま、年齢と経験的に無理もないか・・・(それも才能と勉強しだいって気はするけど(苦笑))

いずれにしろ、
西田、岸本、藤、三浦、温水、余と、それぞれ人生をきちんと感じさせる芝居だけに、
玉山、川島のシーンだけ、嘘くさい綺麗さによる、というより、きちんと泥や汚れがついてないような
違和感を感じてしまうのです。脇が居る場面は支えられてなんとかなっても
特に二人だけのシーンとなるとね・・・・(笑)

ま。このクラスの役者さん達と比べたらかわいそうか・・・・(笑)


私も、あるいは、俺も・・・・
もう少し運がなかったら、もう少し身体が弱かったら・・・・
もしかしたら、同じ境遇になっていたかもしれない・・・・

決して幸せな映画でも、笑える映画でもありませんし
特に思い当たる節があったりすると、むしろ身につまされたりする場面もあるとは思いますが、
観終わった後に、不思議と ほっこりと出来る映画だと思います。

バビロンの陽光を、この作品のあとに観たので
順番を間違えた(苦笑)  ※むこうはズシーン(汗)

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野垂れ死にの男と犬

投稿日:2011/11/06 レビュアー:パープルローズ

林の中に放置されたワゴン車で発見された、中年男性と犬の遺体。
その処理を任された市職員の奥津(玉山鉄二)は、ワゴン車に残されたレシートを頼りに、男性の足跡を辿る旅にでる。

「ノルウェイの森」ですごく素敵だった玉山くんが目当てだったけど、この映画ではなんだか地味でぱっとしない。まあ公務員の役だから、地味なのは仕方ないか。その彼は、飼っていた犬の世話を放棄してしまったという過去を持っているわけで。途中で知り合った家出娘(川島海荷)と旅を共にするはめになるのです。

遺体の男性の生前を演じるのが西田敏行。この人、生理的に好きではないのだけど、全く見たくもない半裸のシーンがあったのにげんなり。確か大病をして、煙草はドクターストップがかかったと聞いたけど、煙草を吸うシーンがけっこうあったので、人のことながら大丈夫なのかと心配してしまう。

ワゴン車に残されたレシートの店を訪ねる旅の途中に、温水洋一、中村獅童、三浦友和などが登場。彼らから話を聞いてゆくうちに、興津の中に死んだ男の人物像が次第に出来上がってゆく。
それはいいのだけど、終盤の彼が死に至る経緯は完全に興津の想像にすぎないわけで、それをこんなふうに美談に仕上げるのはおかしくないか。
言葉は悪いけど、野垂れ死にした男に飼い犬が巻き込まれたというだけのことじゃないのか。
見方によっては、奥さん(岸本加代子)が悪かったようにもとれるところが、私はいちばん気にいりませんでした。

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ここは素直に泣いておこう

投稿日:2011/12/09 レビュアー:俺も自腹だもん

 私、映画館に行かなくてよかったです。いい意味で、だいの大人が映画館で号泣なんて恥ずかしくて・・・・・・・(〃▽〃)
もし原作どうりにハッピーちゃんの死に際のモノローグがあったらホントに恥ずかしくて席を立てんわ。犬好きにはとてもじゃないが涙なしじゃ見れないっす。
まあいろいろ言いたいことはあるでしょうがマニアにはほど遠い私にはじゅうぶん泣けました。
 ところでうちのラッキー(ダックスフンド)は付き合っちゃくれんだろうなぁ・・・・・・。

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涙をさそう

投稿日:2012/08/19 レビュアー:こうさま

評価76点(100点満点)
この手の作品に登場するワンチャンたちの名演技に、犬好きの私はいつもウルウルさせられるのだが本作もラストシーンに近いところでのハッピーの演技につい涙腺がゆるんでしまった。
夏の北海道で発見された放置車、そこには白骨化した中年男性の遺体と愛犬と思われる大型犬の遺体があったが身元を明かすものは何もなく車両のナンバープレートもエンジンの製造番号も抹消されていた。現場に残されていた数枚のレシートを頼りに休暇をとった所轄市役所の職員奥津京介が偶然出逢った少女有希と共に中年男と犬の旅をたどってゆくというストーリー。
この京介という青年も幼くして両親と死別し祖父に育てられ、本だけを友とする孤独な生活、犬を飼っていたこともある。有希という少女も家庭に自分の居場所がなくタレントを夢見て東京までオーディションを受けにきたという。
本作で中年男の名前は明らかになっていないが一応お父さんと愛犬ハッピーとしておこう、京介達がたどるお父さんの旅と重ねあわせて、何故お父さんが愛犬とワゴン車で旅をしているのかが明らかになってゆく。そこには失業、離婚、家族離散、病というなんとも切ない現実が見えてくる。
でも京介達がたどるお父さんの軌跡からその土地の人たちに見せたお父さんの人柄が垣間見える。
でもその旅は楽しそうに見えながらも、どこかで悲しい終点を迎えなければならない旅、お父さんと愛犬が互いに癒しあつて明日のない旅路を続ける様にやりきれない切なさが滲みでているではないか。
遂に終点に辿りついたお父さんの旅、けなげに食べ物を探し街を徘徊するハツピー、「忠犬ハチ公」と似通った人と犬の絆がそこにある。
「手に入らぬものを高望みする人」の事を「星守る犬」と言うらしいが、京介と有希がこの旅を通して希望をもった新しい生き方を学んだものと理解したい。

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