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高校入学を機に“脱ぼっち”を目指す美月だが、何をやっても上手く行かない・・・。そんな美月のバイト先に、校内で人気のバスケ男子4人が突然現れ、美月の平凡だった日常をひっかき回す・・・。一見チャラいが実はバスケに真剣で、仲間を大事にする4人の素顔を知り、次第に心を許していく美月と、「大事なものがきっと見つかると思うよ」と美月を励ます永久。お互いが気になり始めた時、美月は、幼なじみの亜哉と再会する。高校バスケ界期待の選手に成長していた亜哉は「僕の気持ちは変わらないよ」と告白する。全国大会で対戦する永久VS亜哉!全てを賭けた勝負が始まる。美月は複雑な気持ちを抱えつつ、一方で弱い自分を乗り越えるため、ある挑戦をするが――。
青春時代の切磋琢磨する友達や仲間は、無二の得難い存在だし、すばらしいには違いないが、それがすべてではない。勇気を出して声をかけるだけで友達になれるのなら、悩んだりしないし、それに、ひとりでいることはこの世の不幸というわけでもない。
爽やか路線は悪くないんだけれど、なんだか流れが自然でない。感情の揺れがいちいち極端。どじで可愛いでしょ、とかこういう展開なら感動的でしょ、とか押しつけられている気がする。ヒロイン美月の作文は本当にすばらしいのだが、ストーリーや演出はそのレベルに達していない。友達作り、仲間との友情、スポーツの鍛錬、三角関係の恋愛と、いささか詰め込み過ぎだ。
バスケのシーンは、映像として健闘している方だと思うけれど、スポーツを単なる友情や恋愛の小道具のように扱ってほしくはないかなあ。
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自分の殻に閉じこもりがちな春野美月(土屋太鳳)が、ひょんな事から
バスケ部イケメン四天王(北村匠海他)と仲良くなり、子供の時の知り合いだった亜哉(小関裕太)が
帰国して美月の元に会いに来るなど、次第に自分らしさを取り戻してゆく美月を中心に描く。
「かさね」で大胆な演技をした太鳳ちゃん、高校の制服姿もこれで最後でしょうかね。
人見知りなのにカフェでバイトをする美月ですが、そのカフェの制服姿もすごく可愛いです。
お話の最後の方で美月が作文を発表しますが、それがとてもいいので紹介しちゃいます。
「まだ冷たい地面をゆっくりと温めるように春は訪れる。
そんな春が・・・・・私は大きらいだ!!
毎年、桜の花を見るたびに、それまでの失敗や後悔をリセットして、新しい自分になれると信じていた。
しかし、巡りくる春が私を変えてくれることはなかった。
心の中にうずくまるいくつもの感情、その思いを出す事が出来ず私の心の地面は冷たい冬のままだった。
(以下略)」
バスケット部の(とわ)君(北村匠海)と美月はお互いに好きになる。
北村さんは抑えた演技で、ハデなセリフはないものの内に秘めた情熱を目で語りますね。
(シュートも決めてカッコいいです。)
美月は子供の頃、友達もいなく一人でバスケコートのある公演にいた時、亜哉という
お姉さんに親切にされた思い出があった。海外にいっていたのだが帰国すると女性だとばかり思っていたのに実は男性だった。そして「好きだ」と告白される。
亜哉役の小関裕太さん、これまでどこかで見ていたはずなのに私は初めて、この人が小関裕太!ナイスじゃないか!と思いました。(ロン毛だからかな?笑)
亜哉も決して強い人間じゃなかったけれど、美月から見れば完成していたわけですね。
さあ、美月は、どちらの気持ちに応えるでしょうか?
なかなか丁寧に作られた作品だと思いました。少しテンポの悪い部分もあるけども。
太鳳ちゃんが一生懸命、なので好感は持てる。