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怪獣の研究・保護を目的とする秘密機関モナーク機関の基地を、謎の武装集団が襲撃。女性研究者のエマ・ラッセル博士と娘のマディソンが拉致される事件が発生する。モナークの芹沢は、拉致の原因はエマが研究を進めていたオルカ装置にあるとにらむ。それは怪獣と共鳴する音を発生させ、怪獣を操ることをも可能にする危険な装置だった。芹沢はかつてエマと共同でオルカ装置を研究し、夫でもあったマーク・ラッセルに助けを求める。誰よりもオルカ装置の恐ろしさを知るマークは悪用される前に、一刻も早く怪獣を死滅させるように訴える。しかし、時すでに遅し。異変を察知したゴジラが姿を現した。さらに中国からモスラ、カリブの火山からラドン、南極大陸からキングギドラが目を覚まし、世界各地を怪獣が蹂躙。怪獣同士が覇権争いのバトルを繰り広げる中、誘拐されたエマとマディソン、そしてオルカ装置の奪還に向けてモナークは動き出す。
三回見ました。エンドロールに到って、「モスラ」「ゴジラ」のテーマが鳴る。やっと映画を見た気がしました。
米国の安直な特殊技術と。中国の巨大資金が結びつくと、映画はこんなにつまらないものになるのか。
映画館で見たかったし、DVDも昨日買おうとしていたのですが、どっちも見送って正解でした。
この映画は、まず人間ドラマの部分が実に薄っぺらです。
怪獣が発生したのは、地球環境の悪化だって? 現今の環境問題にもっとも非協力的な米国と中国が金づるを結んで、誰に責任をなすりつけるんだか、言ってみなさい。だいたい「モナーク」とは何か。前作から何の説明もしていない。ロバート・フォスター、チャン・ツィイーが役として全く生きていないし、前作でもお願いしたが、渡辺謙さん、何とか教えられなかったものか……。
そもそも怪獣が可哀想です。僕はピカの1960年代からの日本の東宝の特撮映画ファンで、3回目の「ゴジラ」(1954年の初作)をリバイバル映画館上映で2回見ています。昔は、怖くて、おねしょをしていました。(自慢には、ならんが……)
この「キング」なき映画は、特撮・怪獣ファンとしても、ゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドンを冒涜したとしか思えない。つまらなさは、フルCGで作っているからでしょう。アニメのようで、どうでも動かせるが、逆説的に言えば、怪獣が人間的ではない。昔の日本の特撮、本多猪四朗:本編監督、円谷英二:特技監督の時代は、手作業で怪獣が壊す都市を作り、ゴジラやキングギドラには人間が着ぐるみで入って、燃えるシーンで命がけで演技していたのです。一発勝負です。その緊迫感が本多猪四朗・円谷英二の傑作には、はっきり出ています。モスラやラドンも、着ぐるみのシーンと天井に潜んだおっさんたちが模型を糸で動かす「操演」で成立していたのです。ギドラは胴体部分に人が入り、首の根っこから目で位置関係を確かめ、三つの首は「操演」でした。
人間ドラマが自家撞着かつ浅薄、怪獣ドラマは皆無、この映画になんの取り柄もありません。
次作でキングコングが出てくるようだが、全く期待はしない。
米中の世界観はぶつかり合っているが、ともに、自分が世界を支配できれば満足ということで一致し、そこでぶつかり合っている。両国は覇権争いをし、地球を守ろうという意識はない。
連合軍の米国から二度、1945年、広島で8月6日。長崎で8月9日に、原子爆弾の無差別攻撃を受けた日本。
2011年に、東日本震災の津波による福島第二原発によるメルトダウンを生じ、今も(半永久的に)人が住めない場所がある日本。この国であるから「ゴジラ」(1954)が生まれ、「シン・ゴジラ」(2016)で氷結されたのだ。「シン・ゴジラ」は、怪獣映画としての魅力と、人間ドラマ、危機管理劇としての魅力が拮抗していた。それは、震災を受けた日本人が忘れてはならないことを、しっかり映画にした総監督の庵野秀明、監督・特技)
樋口真嗣、資本の最終を受け持った東宝会社とその製作の三人、佐藤善宏、澁澤匡哉、和田倉和利を今も讃えねばならぬ。映画を2回、3回、劇場で見た観客や、DVDを買ったり借りたりした僕らも参加していただろう。日本の60年以上の「ゴジラ」史と、この「キング・オブ・モンスターズ」は、相当距離、剥離・乖離している。
痛み、悼み、悲しみ、哀しみを分かち合うことがないと、共感の一歩は進まない。
拒否するのではない。喜び、歓び、慶び、悦びを共有して、次に痛みに遷るのだ。
ゴジラ映画の怪獣たちがハリウッドの大資本で再登場するという豪華さはさすがの迫力のある映画でした。
ただいかんせん130分延々と暗闇のシーンが多くて見栄えが変わらないので退屈に感じる部分が多かったです。ゴジラVSギドラの南極の最初の対決とクライマックスのボストンでの戦いの違いとかあまり感じられなかったです。暗闇で殴り合いがあって、ピンチになってもうだめだー! からの横からどーん! の繰り返しも何回同じようなものを見せられるんだろうというものでした。
モナークなる怪獣を調べている秘密結社も作劇的に仕方ないかもしれないですが、全部が後手後手の対応でただ目の前でおこったことを解説する役回りなので、一体何をしている人たちなんだろう? という主人公たちでした。物語の力点は怪獣と人類という部分よりも自分の娘を救うということのほうが重点に置かれていて、ドッカンドッカン爆破の最中に行方不明の娘を救うというストーリーも白けてしまうものでした。娘さんを救うためにギドラにやられた名もなき軍人さんたちが可哀そうでした。そしてサリー・ホーキンスさんの無駄遣いとかなぜあなたがというクライマックスのいきなりのサクリファイス精神を発揮する人物だったりとゲンナリポイントが多かったです。
主人公の奥さんのポジションも観客としてはどういう気持ちで見ればいいのかわからなくて、クライマックスでの突然の行動とかもついていけなかったです。それに怪獣を操作できる装置とかも怪獣がそんな簡単に操れるのもスーパー装置が映画の中ではリアリティが感じられなかったです。
そしてハリウッド大作としてのゴジラより日本人の伊福部昭御大の音楽やエンドクレジットでの中島春雄さんの姿に1番感動してしまうという映画でした。
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2014年の『GODZILLA』の2作目。
前作に引き続き渡辺謙が芹沢猪四郎博士役で出演している。
ラストの日本版『CODZILLA』のテーマ曲が流れる所しか感動ポイントはなかったです。
ドラマの部分が薄すぎる。
前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなどが次々と復活する
「神話時代」の怪獣たちとゴジラが世界の覇権をかけた戦いを繰り広げる。
それを阻止しようとするのは「モナーク」という機関。「モナーク」は未確認生物特務機関という名称。
主役は「モナーク」に働くマーク(カイル・チャンドラー)とエマ(ベラ・ファーミガ)の
壊れかけの夫婦。
夫婦のの息子が殺され、その上その姉(娘)が拉致されたのを助けるのが、一番のストーリーの核になります(つまり平凡極まりない話しです)
狂信的でイカレたベラ・ファーミガの存在が、地球の危機に拍車をかける。
その間、怪獣たちのドカーン、ガガーン、ズバーンは核爆発より凄い・・・というより
3Dが凄いだけ。
どうしてこうも3Dって単調で面白くないんだろう?
同じことの繰り返しで拷問の2時間12分でした。
芹沢猪四郎博士が犠牲的精神を発揮するシーンは、日本的と言えば日本的でしたね。
来年公開のゴジラ3作目には小栗旬が出演してるそうです。
なんとか持ち直して面白い作品になってる事を祈ります。