ダンスウィズミー

  • DANCE WITH ME
  • 2019
  • 日本
ダンスウィズミー
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    解説・あらすじ

    静香は子供の頃からミュージカルが大の苦手。しかし、とあるきっかけで音楽が聞こえるとミュージカルスターのように歌い踊り出すカラダになってしまう!スマホの音や日常に溢れる音楽に反応し所かまわず歌い踊りだすせいで、順風満帆な人生がハチャメチャに。恋も仕事も失った静香は、原因を探すため日本中を奔走する!しかしその先には、裏がありそうなクセ者たちとの出会いとさらなるトラブルが!果たして静香は無事に元のカラダに戻れるのか!?旅の終わりに彼女が見つけた大切なものとは・・・?

    キャスト・スタッフ
    原作/脚本/監督:矢口史靖(『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』) 企画/制作プロダクション:アルタミラピクチャーズ 出演:三吉彩花 やしろ優 chay 三浦貴大 ムロツヨシ 宝田明
    作品・情報
    再生時間 : 01:43:37
    音声 : 日本語
    視聴制限 : <購入>無期限
    購入期限 : <購入>2049年10月29日 23:59
    対応機器:
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    ダンスウィズミー
    投稿者:片山刑事
    2020年01月01日

    このユーザーレビューはネタバレを含みます

     催眠術かけられて音楽がかかると勝手に踊っちゃう主人公が催眠を解いてもらうためのロードームービーの話。

     日本語のミュージカルの不自然さを逆手に取った設定が面白かったです。主演の三吉彩花さんのダンス能力などの魅力もいっぱいでよかったです。

     ただ催眠術かかってしまって、ダンスを踊りたくて仕方ない体質になってしまって周囲に迷惑をかけてどうしたらそれを突破していくのか? という面白さは前半でなくなってしまって中盤からは逃げた催眠術師を追いかけるという展開になりますが。そこらへんから普通に女の子のバディものになっていきますが、それがどんどんと面白くなればいいですが、結構ゆるいコメディになっていて退屈な時間が多かったです。

     ストリートミュージシャンと出会って仲良く旅路を一緒にしたと思っていたら、その女の子が結婚式の披露宴で実は…という展開とかあおり運転をくらって怖いお兄さんたちに追いかけられて、いきなりお兄さん同士で揉め事が起こって喧嘩になるのかと思いきや、なぜかダンスバトルになってという展開とかも終始ゆるゆるでそういう雰囲気が矢口監督作品らしいかもしれないですが、なかなか辛い時間が多かったです。しかもあえての安っぽい雰囲気で撮られているのも個人的には楽しめない描写でした。

     宝田明さんのひょうひょうとしたお芝居が見られて大満足の1本でした。

    世界各地の先行上映で観客賞。 わかりやすく愉しいミュージカル。
    投稿者:ロキュータス
    2019年11月04日

    映画の出来は率直に言って「まずまず」です。
    (,ネタばれあり )
    ちょっと中だるみかなという展開もありますし、ぼくが不満なのは、会社の休み方、壊れた車の修理の預け方と引き取り方、三浦貴大の裏の顔の部分の描き方が、ちょっと雑かなと思いました。 社会のリアルはきちんと描かないと。

    でも観て楽しかった。 僕はこの作品好きですね
    期待以上ということはなかったけれど、期待には応えてくれている出来栄えでした。  

    主演の三吉彩花はよくやっていると思います。 あわやパンちら気味の脚線美を含めてきれいです。「 Happy Valley 」のシーンはきれいで華があり、ぼくは好きです。

    矢口作品はいつも若手の演者の未熟さを感じてどこか素人くさい。
    たしかにどこか大手プロダクションか、テレビ局と提携した方が、もっと芸達者な俳優を使って歌や踊りのクオリティは上がったでしょう。 
    でも、パ―タ―など業界の事情でされたキャスティングがしばしば映画を凡庸なものにしてしまう。

    クロウト受けよりわかりやすさに徹し、オーディションで主役を選び、手作りで面白い作品を作ってやるという、自主映画出身からプロになった矢口監督の矜持を感じるのです。

    今ミュージカル映画を作るのは難しいでしょうね。
    目指すとすれば、たぶん『 ブルース・ブラザース 』のような人気スターとプロのミュージシャンが本人そのままとかぶる役の映画でしょうが、『 ブルース・ブラザース2000 』はうまくいっていない。
    『 ラ・ラ・ランド 』は前にも書きましたが、頭で作ったメタ・ミュージカルみたいで、僕は熱を感じずノレませんでした。

    本作は日本公開に先立ち、トロント、モントリオール、上海、ニューヨークなどの映画祭やイベントで先行上映され、観客賞を受けるなど好評でした。 
    海外での上映やリメイクの申し出があるそうですが、まんざら盛っているのではなく、そうした普遍的なわかりやすさの作品です。

    たぶん外国でのリメイクするほうが音楽やダンスのクオリティは上がると思いますが、日本の普通の子がミュージカルをやっちゃうという、「なんちゃって感」が愛おしい。  
    『 ラ・ラ・ランド 』よりも愉しめました。

    オープニングから、日本のミュージカルのパイオニア宝田明への敬意を見せているのが嬉しく、
    「タイムマシンにお願い」で終わる本作。
    ぼくは親しみやすく、作り手、演者の熱気ののある本作が好きです。

    矢口流コメディは、かすかな興奮を残す
    投稿者:くまげらの森
    2019年11月21日

    このユーザーレビューはネタバレを含みます

    そもそも、ミュージカル風コメディであって、ちゃんとしたミュージカルでない事は暗黙の了解事項ではある。
    「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」その他で
    楽しい気分を提供してくれた矢口監督ならではのお楽しみがまたひとつ、という感じだ。
    そもそも(笑)、静香(三吉彩花)は歌って踊るのが大好きなコだった。
    それが学習発表会で失敗した事によりトラウマとなって拒否るようになった。
    インチキ催眠術師のせいで音楽を聴くと踊らずにいられなくなった静香。
    (インチキならかからないと思うんですが、それが深層心理を刺激したのですかねー)

    映画の前半は、有り得べからざる会社の社員も巻き込んでの一大群舞。みなさん、お上手やねと思ったら、(観客は楽しいけど)これは静香の脳内映像。虚構でございます。
    フレンチレストランで、♪ウララ~ウラウラでぇーと愉快に踊りまくりましたが、
    実はテーブルクロスはずしも失敗、お料理ぐちゃぐちゃで、大金を弁償するハメになりました。
    虚構映像と現実の差異を、後ろ姿やテレビ中継画面を通して、監督はこっそり教えてくれます。
    体の方が勝手に動くのだから、別に静香にメリットはないわけですね。
    (これがアンデルセンなら「赤い靴」履いて死ぬまで踊るんです、コワイよね)

    ところがです!「これじゃ困る!」と催眠術師を探して、新潟、秋田青森、札幌と旅するにつれて、
    静かに成長する静香!(あ、ごめんなさい)
    ウェディング・ベル(あの歌詞は衝撃でしたね、)年下の男の子(キャンディーズ♪)
    この辺から踊らされてる状態じゃなく、心から楽しんでいます。前半のような派手さはないけど。
    静香の内心と音楽が同期してきた模様。トラウマ克服して自分に立ち返った。

    そして(字数の関係でちょっと飛びますが)、静香は「苦労して入った一流会社」をアッサリと辞め、
    本来大好きだった歌と踊りの世界で生きる事を決意します。
    会社がなにさ、福利厚生がなにさ、手取り給料がなにさ!とは思わなかったろうけど、
    才能があるなら、それが楽しいならおやりなさい、という印象で、
    自分にも「かすかな可能性が」あるかも、それはいつとは知らねどと、先にある輝きを感じる作品でした。

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