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アメリカで優雅な生活をおくるスンジン財閥の御曹司チャ・ドヒョン。お人好しで誰にでも好かれる性格だが、実は多重人格という家族にも明かせない秘密を抱えていた。ある日ドヒョンは別人格の一人であるセギの仕業により、いつの間にか韓国へ向かう飛行機の中へ。その帰国途中で覆面小説家のオ・リオンと精神科の研修医であるリジン兄妹に出会う。その後、ドヒョンはリジンと再会するが、その時ドヒョンはセギの人格に切り替わり、なんとリジンに告白してしまう!セギの行動が全く記憶にないドヒョンと、めまぐるしく変化する彼の様子に混乱するリジン。やがて、リジンはドヒョンが多重人格であることを知り、ドヒョンはリジンに自分の主治医になって欲しいと依頼するが・・・。
そんなに重くなく、さくっと見れました。人格交代のときがドラマ風にアレンジされてる感じがしましたが、わかりやすくて良かったように思います。
本筋のストーリーが◎。キャラクターも◎。挿入歌も◎。演技も◎。
難癖をつけるなら・・・人格たちが(それぞれキャラが違ってて面白いんですが)若干いい人過ぎることかな~。人格たちの飼いならしと説得に時間をかけてほしかった・・
このドラマでお気に入りは、パクソジュンさん。兄妹の掛け合いが最高。
多重人格者という難しい役柄に挑み、その多彩な癖のある人格を見事に演じられたチソンさん。
誰が現れるのかがいつも楽しみで、観ている側もその人格に愛着が沸くほどでした。
最終話を迎え、彼らとお別れするのが寂しかった。。。
主人公はチャ・ドヒョン(チソン)。重い解離性記憶障害を患い、誰にも相談することができず、
別の人格に自分が乗っ取られている間の記憶がないものだから、その後始末に振り回されています。
韓国に帰国したドヒョンは深い縁を持つオ・リジンと出会います。
留学時代のドヒョンの主治医の紹介でオ・リジン(ファン・ジョンウム)はドヒョンの主治医となり
ことごとくドヒョンの人格達と遭遇していくわけですが、精神科医ならではの対処の仕方が面白いです。
クールで暴走機関車のようなセギがリジンの前では大人しくなっちゃうのが可笑しい。
ドヒョンに見え見えの嫉妬の炎を燃やし、これまた見え見えのダーツで勝ち負けを決めようとするシーンがいまだに思い出しても笑える^^
また、お酒がこの上なく大好きで炊飯器で爆弾を作っちゃう船乗りのフェリー・パク。
イケメンなリジンの兄、オ・リオン(パク・ソジュン)に恋しちゃって追い掛け回すヨナ。
自殺願望をもつヨソプなどなど次から次のオンパレードはめっちゃ楽しかった。
特に女子高生であろうヨナは超生意気で、彼女の標的になりロック・オンされちゃうリオンは気の毒だったけど大爆笑しました。
最初に出会うことになるシン・セギの意味深な言葉の意味もあとになってわかってきます。
ドヒョンとリジンの悲しい過去が明らかになるにつれ、なぜドヒョンが7つもの人格を自分の中に作ってしまったのかも明かされていきます。
ファン・ジョンウムさんが人一倍の明るさでかなりの賑やかさ。
それが物語を暗いものにすることなく、リオンや家族との温かさにも心癒されます。
深い心の傷も家族や愛する人の愛によって救われるのだと感じられます。
リオン役のパク・ソジュンさんを見るのも楽しみで、兄という立場、そしてリオンを愛する気持ち、
リオンのためなら、という包み込む愛も切ないです。。。
スンジン財閥の御曹司であるチャ・ドヒョンは、お人よしで真面目な好青年。しかし、自分の中に凶暴で残忍な別人格が潜んでいることを知っている。スンジン財閥の会長で祖母のソ・テイムから連絡が入り、留学先のアメリカから帰国するよう迫られる。一方、精神科の研修医であるオ・リジンは活発な性格の才媛。双子の兄で覆面作家のリオンとは男兄弟のような仲である。ある日、病院から脱走した患者を捜すためにクラブに潜入するが・・・。
ドヒョンとは180度違う凶暴な別人格のセギ。クラブで偶然リジンと出会い、逃げるリジンを病院まで追いかけてくる。一方、セギでいる間の記憶がないドヒョンは、別人格の出現を制御しつつスンジン財閥の後継者争いに身を投じることを決意する。万全の対策をして役員会議に臨もうとするが・・・。
人質に取られたリジンを助けるために別人格のセギを呼び出すはずが、元船員で爆弾好きの中年男フェリー・パクを出現させてしまったドヒョン。秘書であるアン室長の制止を振り切って、リジンのいる倉庫へ向かう。以前と様子の違うドヒョンを見て驚くリジンだったが、別人格が現れる瞬間を目にすることに。一方、叔従父でスンジン建設社長のヨンピョは、会長に閉会を促すが・・・。
リジンが精神科医であることを知ったドヒョンは、セギの行動について聞き出すためにカンハン病院へ。しかし、セギでいる間に病院で起こした騒動の後始末をするはめに。ドヒョンの又従兄弟でソンジン財閥の後継者争いに身を置くチャ・ギジュンは、会議中のドヒョンの様子がおかしいことに気づき、独自に身辺調査を開始する。
病院から強引にリジンを連れ出したセギは、猛スピードで車を走らせて郊外のホテルに向かう。リジンに対し、ドヒョンと自分のどちらかの人格を選べと迫るセギ。主人格であるドヒョンを乗っ取る計画を立てていた。一方、ドヒョンの母であるシン・ファランは、スンジン家にまつわる黒い噂を盾に義母のソ・テイムをけん制しようとするが・・・。
扉の鍵が壊れていたせいで、リジンの実家の地下室に閉じ込められてしまったドヒョンとリジン。お互いに恋心に似た感情を抱いていることに気づいて困惑する。ドヒョンの気持ちの変化を知ったセギはドヒョンに対し、“俺の女に手を出すとお前の女が危ない”と警告する。初恋の相手であるハン・チェヨンに危険が迫っていると感じたドヒョンは、チェヨンの安全をギジュンに託そうとするが・・・。
ギジュンを警戒するテイムは、ドヒョンが留学中に韓国に戻りたがらなかった理由をアン室長から聞き出そうとする。一方、主治医のオファーを辞退し、アメリカに行くことを決めたリジン。ドヒョンに電話で別れを告げるが、電話に出たのは別人格で自殺願望のある高校生のアン・ヨソプだった。自殺すると脅すヨソプの居場所を突き止めたリジンだったが・・・。
ドヒョンの主治医のオファーを引き受けたリジンは、同居が条件と聞かされ驚きを隠せない。主治医としてドヒョンの今までの診療記録を確認したリジンは、まだ会っていない別人格の存在を知る。ヨソプの双子の妹アン・ヨナは、ドヒョンにとって最も危険だと聞かされるが・・・。一方、ドヒョンをけん制するために婚約発表を急ごうとするギジュンの態度に納得がいかないチェヨン。ドヒョンの気持ちを再確認するため、家に押しかける。
主治医としてドヒョンと同居を始めたリジン。患者であるドヒョンに対して、特別な感情を抱いている自分にうろたえる。そんな中、リジンはドヒョンの自宅で次々と出現する別人格の相手をすることに。スコフィールド医師でさえ把握するのに時間がかかったという全ての人格が、一晩で一気に現れるが・・・。一方、ギジュンとの婚約発表を延期することにしたチェヨンは、ドヒョンがリジンを秘書として雇ったことを知り、心中穏やかでいられない。
ドヒョンの寝室で目覚めたセギは、リジンがドヒョンと一緒にいたことに腹を立てる。別人格たちが平和に共存するための仲介役をしているのだと説明するリジンだったが、セギは聞く耳を持たない。一方、リジンをドヒョンの秘書だと思っているファランは、リジンを呼び出してドヒョンの様子を聞きだそうとするが・・・。
かなり重いテーマを扱いながら、絶妙のバランスでコミカルなシーンを織り交ぜて、とても面白い作品に仕上げたと思う。多重人格者を演じたチソンの演じ分けも見どころ。特に「オッパ~!」を連呼するキャピキャピ女子高生のヨナ、方言炸裂の愉快な40男フェリー・パクは、本当に愛すべきキャラクターで、人格が切り替わるのを心待ちに見ていた。
そして、ドヒョンの中の各人格に、振り回されながらも、それぞれを尊重して、自然に寄り添う、ファン・ジョンウム演じる精神科医のキャラクターもまた良かった。
もう一度見たいと思わせたドラマだった。