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忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット。行方不明事件として捜査が始まる。家出なのか、誘拐なのかわからないまま37時間が経過。娘の無事を信じる父デビッドは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター・・・。そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずのマーゴットとはまるで別人の、自分の知らない娘の姿があった・・・。
娘が行方不明になっちゃったので、捜索するお父さんの話。
映画全部がPC画面だったりテレビカメラ等しか出てこないというアイデアが面白かったです。特に最初の幸せな家族の光景とかは写真や動画の思い出が増えていくとかは感動的でした。
ただメインの娘の行方不明という本筋が始まってからは、結構退屈に感じるところが多くて、100分間が120分くらいに個人的な体感はありました。話の謎が広がっていく風呂敷がどんどんと広がっていく面白さはありますが、それが回収されていくとどんどんと面白さが失速していってしまう映画でした。
娘が行方不明になって、SNSなどを調べていくと、父親が知らない娘のことがわかってきて、何が起こっているんだとなっていきますが、娘が友達がいないらしい。ご飯は一人で食べているらしい。とか、弟が怪しいとか、ただ観客を翻弄させるだけの設定で、事件の真相とあんまり関係ないため、解決編が退屈だし。無駄な時間だと思ってしまう理由だと思いました。それに事件の解決やきっかけとなるのも主人公がこれといったことするわけでなく、電話の相手がうっかり話したことで解決に向かうというのもカタルシス不足でした。あとは元も子もないですが、ずっとPCの画面上とかで話が展開していくので、ずっとパソコンを見続けている感覚になるので、目が疲れるという現象にも悩まされる映画でした。
とはいえ、枝豆やオクラが海外でもそのまんま日本語なんだと勉強になる映画でした。
2018年(アメリカ)
手法の新しさも新鮮でしたが、本格的なミステリーとして良く出来ています。
「娘が突然失踪した」→パソコン上で、知ってる筈の娘の「知らない顔」→想像以上に母親を亡くした喪失感に悩んでいるマーゴット。
お父さんの頑張りが凄かったですね。
お父さんのひらめきと執念が、このミステリーの一番のポイントです。
娘のマーゴット(ミシェル・ラー)の寂しさを見て見ぬ振りをして、
日々の予定の事ばかり心配していた父親のデビッド(ジョン・チョウ)
それにしても、ネット上の成りすましには本当にご注意!!ですね。
事件は予想外の展開と急転をして、ラストへとなだれ込んで行きます。
案外有り気なストーリーでしたが、PC画面を通すと、また違ったスリルが味わえました。
「スター・トレック」シリーズのスールー役で知られるジョン・チョウ。
父親の娘への熱い思いに共感しました。
ポケモンになって。(笑) ── (2018年製作・アメリカ)
ストーリィのすべてがパソコン画面上で展開するサスペンス・ドラマ。ネット社会の光と陰を描く。
はじめにデビット(ジョン・チョー)と妻、幼い娘マーゴットの楽しい家庭がモニターに映る。
しかし妻は重い病で亡くなってしまう。
次の画面は16才、高校生になったマーゴット。父にFaceTimeで勉強にゆくと言ったきり姿を消してしまう。
デビットは警察に連絡する一方、娘のパソコンにログインし、ツイッターやフェイスブック、インスタなどから友人の連絡先を探そうとする。
するとそこには、明るい優等生という娘の姿ばかりでなく父にとっては衝撃的な姿があった。
(ま、父親なんてそんなものだよね、思春期なんだし。彼氏だっているわ・・)
検索サイト、メッセージアプリ、スカイプ、監視カメラなどあらゆるツールを使って
父は娘の手がかりを探す。ポケモンやナマズも登場するが、キャラ的に意味が隠されているのだろうが私はわからない。
父が湖の事故現場にかけつけるのさえ「ニュース映像」としてパソコン画面上で表示されるのだ。画面に集中する父は娘の配信映像から重大な発見をする。
ポインターがウロウロしてる時は父の焦りが、照合や拡大を繰り返している時は観ているこちらもハッ!とする。
そして大きなどんでん返しが!
パソコン画面だけだとイライラするのじゃないかと心配したがそんな事はなく臨場感があって面白かった。
便利だけども、「なりすまし」やバッシングなど問題も見えるデジタル社会。メールでやりとりさえしてれば理解できてると思う父娘。犯罪のカゲ。
デバイスやモニターがすべてじゃない、リアルなコミュミケーションが重要なんだよと、
そこをオール・パソコンで描く作品。なんとも皮肉ではあります。