事件から一週間 リングの恐怖は、始まりにすぎなかった。貞子は生きていた！？ 観たものは一週間以内に死ぬという“呪いのビデオ”。そのビデオを生んだ貞子の死体が古井戸から発見された。検死解剖の結果、３０年前に殺されたはずの彼女の死亡時期が、１～２年前という驚愕の事実が判明。貞子は生きていた！？一方、恋人高山の怪死に疑問を抱いた舞は、真相を探るため彼の前妻浅川の行方を追い始める。同じ頃、女子高生の香苗が“呪いのビデオ”を手にしてしまう。謎が謎を呼び、さらなる呪いが忍び寄る。リングの恐怖は、始まりにすぎなかった。
前作がまずまずだったので、その後どうなるのか？
期待をして見ました。
「柳の下の二匹目のドジョウを狙う」作戦は失敗ですね。
むしろ前作の余韻すら壊してしまう最悪の展開だったと思います。
何で、松たか子親子がアパートを出たのか？
子供に何が起こったのか？
小日向さんが演じる医師が支離滅裂で意味が分からない。
貞子が井戸の中で生きていた？？？？？？
でも展開に全然影響ないし・・・
警察の動きもチンピラクレーマーみたい・・・
なんで中谷美紀が松たか子の子供にあんなに愛着を示すのか？
分からないことだらけです。
作らない方が良かった気がします。
とにもかくにも設定やストーリーが粗過ぎて、本当に残念。
もう少しシナリオや展開に工夫が出来なかったのか？
残念でした。
柳ユーレイがいい。「女優霊」で主役張っていますが、ここでも脇役として良い味出しています。中谷美紀が絡む、貞子の話と、柳ユーレイが絡む呪いのビデオの話。この二つの話が平行線のまま物語は進みます。その柳ユーレイの方に深キョンは出て来ます。呪いのビデオを持ってくる女の子役ですが、物凄い形相で死にます。アイドルをここまで酷い形相にして殺した映画も珍しいでしょう。中谷美紀のほうには松嶋菜々子が出て来ますが、死に顔は出て来ません（やはり力関係か？）。後半は、なんとなく「エクソシスト２」みたいに呪いを科学する感じで話は進みます。鏡、黒髪が効果的に撮られているので、生理的な怖さが全編に漂っています。
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ついでに作られたという感じがしなくもないが、つまらない、怖くないということもない。正統派の続編「らせん」とはまた違うもっていき方で、個人的には嫌いじゃない。ただ、リングが受けたからといって、リングというタイトルがつけば売れるだろうという作り方はよろしくないと思う。
でも一応合格点。中谷みきもきらいじゃないので。外国の「リング２」よりはいいかもしれない。