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突如世界を襲った未曾有の大災害“セカンド・インパクト”。この影響で人類の半数近くは死にいたり、世界の各地には大破壊の痕跡が刻みこまれた。やっと平穏な日々が戻ったと思われたとき――14歳の少年・碇シンジは父親から第3新東京市へ呼び出されて、出迎えを待っていた。その眼前の山あいから、巨大な生物が出現! それは「使徒」と呼ばれる正体不明の存在で、たちまち国連軍と激しい交戦を開始した。爆風に巻きこまれ、危機に陥るシンジ。その生命を救ったのは、葛城ミサトと名乗る女性だった。ミサトの車で特務機関NERV(ネルフ)の本部へと連れていかれ、シンジは父と3年ぶりの再会をはたした。だが、シンジは父の碇ゲンドウから極秘裏に開発された巨大な人型兵器を見せられ、使徒との戦いを強要された。それがシンジと人造人間エヴァンゲリオン初号機との出逢いであった。反発を覚えたシンジではあったが、女性パイロット綾波レイの重傷を目のあたりにして、逃げることを否定し、ついに自ら出撃を決意する。何の訓練も受けないままに、初めて使徒と対峙するEVA 初号機のシンジ。世界の命運を託された14歳の少年シンジは、はたしてどう戦うのか? そして、セカンド・インパクトに隠されたキーワード「人類補完計画」の真実とは?すべての謎の鍵を握る碇ゲンドウは、シンジの苦闘をじっと見つめている・・・・・・。
1995年~1996年にかけて放映された『新世紀エヴァンゲリオン』は数年前に、当時の劇場版も含めて一通り観た。
その時は、その筋?の人間のアニメ魂をくすぐるような序盤の展開に思わずニンマリさせられたのもつかの間、登場人物たちや物語が徐々にいろんな意味で壊れていく中盤から終盤、あるいは劇場版については本当にある種の病的なもの、(アニメーションでそれをやってはいけないのではないかという)生理的嫌悪を感じ、これは富野由悠季や宮崎駿らが辛辣に批判した気持ちも判らなくないなあと思った。少なくともオレの中では「クレヨンしんちゃん」よりも「ロンドンハーツ」よりも激しく子供に観せてはいけないと感じるアニメだ(クレしんもロンハーも普通に子供たちと一緒に観てる。ただロンハーは時々ヒヤヒヤする)。
ただ、そのいっぽうで何ともいえない強力な吸引力を感じるのもまた事実で、そのへんが本作のややこしいところでもある。
だから、この序破急+?の4部作として製作されるという『新劇場版』第1部『序』も、このややこしい吸引力ゆえに、スルーすることが出来ずに観てしまったのだけど、この『序』に関しては、物語的にまさに序盤であり、この段階では「おおむね健全なロボットアニメ」として非常に愉しめた。
基本的に全て新たに描き直されたという、とにかく全体にかなりディテールに拘ったとみられる映像は相当の観応えがあるし、アニメーション的にも『序』におけるクライマックス、日本中の電力を集中し、使徒の急所への陽電子砲一点集中攻撃を仕掛ける「ヤシマ作戦」のシークエンスなど、かなりのクオリティだと思う。
そういうわけで、否応なしに『破』を期待してしまっている自分がいる。
『破』からはTV版ではないオリジナルストーリーに移行していくとかで、とにかくDVD化がいつになるのか、思いのほか気に掛けてしまっているのであった。
今までになかった展開に興奮して観ていた頃からはや数年・・
シンジ君にイラっとしながらも応援していた頃からはや数年・・
テレビ版のラス2話に「こんな着地のしかたあるかい!」とそれまでの興奮と期待を裏切られたような気分だった頃からはや数年・・
それでも劇場版に期待して観たが、「やっぱダメじゃん」とそこでも満足できなかった頃からはや数年・・
もう観ることはないだろうと思っていました。
それが、新劇場版制作の知らせ。
ある雑誌で読んだエヴァの記事に「皆が希望をもてるようなラストにしたい。今までのラストに満足できかなかった人にも納得してもらえるようなものにする」
というようなことをスタッフが話していた。
これでボクのなかで眠っていた「エヴァ熱」がハジけました。
そして今回の数年ぶりに訪れた「エヴァ体験」。
それはもう一度観るというより、数年ぶりということもあり「初めて観る」感覚に近かったです。
面白かった。
ジリジリ興奮しました。
この「序」はテレビ版のダイジェストであり、再構築版であり、それでいて新しいとこもありなんだそうです。
観ていて蘇る懐かしい記憶もありながら、展開が再構築されているので新鮮でもあり、もう一度ボクを釘付けにするには充分なものでした。
今回もシンジ君にはイラっとさせられたりしますが、なんだかんだいいながらも自分の運命と向き合うシンジ君を前よりは理解でき、好きになり応援してました。
テレビ版を観いてたときボクは「アスカ派」だったので綾波レイの魅力がイマイチわからなかったけど、今回の「序」のラストでのシンジ君とレイのくだりは「感動」でした。
あの笑顔で以前はわからなかった「レイの魅力」が少しわかったような気がします。
あのシーンはとても好きです。
エヴァほど謎が謎のまま展開していき、謎のまま終わったアニメはないと思うので、それが解明していく事を願ってます。
「破」への期待はかなり高まりました。「破」からはオリジナルストーリーが展開されるようなので・・・。
もう一度テレビ版を観直してみよう・・・そう思いました。
・・・・・・・
そして「破」を観る前にこちらを鑑賞して復習。
やはり「ヤシマ作戦」シーンは胸高鳴り、ゾクゾクします。
そして何度観てもシンジ君にはイラっとします(笑)
それを含めて「エヴァの魅力」だと思うので楽しめますが。
たたみかけるように展開する物語。
興奮のバトルシーン。
観てるこちらをドキドキワクワクさせるのがとても上手いアニメです。
ロボットアニメとしてもオリジナリティーに溢れていて素晴らしく。
人間ドラマとしても秀でている。
それどれの思惑が複雑に絡み合い。
複雑すぎて観てる側は置いてきぼりだけど、それでも付いて行きたくなる魅力に溢れている。
オーラスの爽快感、「スッキリしたぁ~」を願って。
それでは「破」に突入。
ネットサーフィンしながらチラ観したり音声だけ聴いたりしてた妻。
ものの15分ぐらい。
それでも伝わったようです。
「あのシンジ君ってなに?」
「イジイジして男らしくない」
「観ててイライラする」
「いいかげんにして」
シンジ君、君の魅力は伝わり易いぞ♪
劇場版3部作の1作目。
原画(?)はTVのものを使っている部分もあるけど、画質の飛躍的な向上と、新規追加部分の多さで気にはならない。
まぁ前の映画版から間が空いてて、適度に忘れてるというのもあるのかも……。
それにしても庵野監督は、ごっついメカを描かせると異様に上手い。
上手いというか実にカッコイイ。
ヤシマ作戦の表現は、他の誰にもマネできない演出で、ちょっと鳥肌立ちましたよ、ええ。
基本はTV版と同じ流れでありつつも、今作ではわずかに流れがそこからそれつつあるのを感じさせる。
これは序破急の破、つまり次作への伏線でもあるわけですね。
少し以前に地上波で放映もされたことだし、かつての熱狂ぶり再びとはいかないまでも、以前興味を持っていた層が10年前を思い出すきっかけになったんじゃないかと思う。
あの頃、あまりにもブームになりすぎて乗り損ねた人や、まだ子供で良く覚えていない人などなどには特にオススメ。