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クマは幼少期に脳性麻痺を患い、手足を思うように動かせず車椅子生活をしている。ただし彼はセックスが大好き。身体障害者にとっての性への理解を訴えるために活動している。そんな彼が、ある日、美少女・ミツと出会う。障害者であるにもかかわらず生き生きと生きているクマに、ミツは「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない?」「それを世界に証明するの!」。どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツの“最強のふたり”のラブストーリーがいま始まる!
主人公クマは障害者の性を社会に訴えている活動家。私もこういった活動には前から関心があったし、実際の熊篠慶彦氏の実話に基づいていることは興味深い。
クマ(リリー・フランキー)は性のあけすけな活動をしているわりに、自身の恋愛には慎重なところもあり、意外にクールで現実的。相手のミツ(清野菜名)は風俗嬢であり、相手も自分の心理も直球で見透かすくらい、純真奔放なところがある。いわゆるクマとは対照的な性格であり、補えあえば二人はお似合いのカップルではないかと思う。
ただこのドラマでは周囲がなにかと壁になっていて、二人の気持ちよりも、周囲の理解のなさやお節介が、これまた障害者問題を浮き彫りにさせる。
俳優もテーマも申し分ないが、この手にありがちな障害者バリアフリーの啓蒙的な小技がどうも気にかかる。いまどきレストランで車椅子利用者に罵声を浴びせる人は少ない。宴席で身内があんなにあからさまに障害を非難するのか。
いちばんガッカリしてしまったのが結末である。唖然としてしまう。流れからして必然性があるとは思えない。といって失恋カタルシスを望むわけではないが、特典映像でリリー氏が述べられていたように映画だから娯楽的な要素も必要だと思うが、しかしこのテーマはもっと真面目に、人間としてのふれ合いを観たかった。当事者であり実体験ならそれが描けると思ったのだ。障害者の性は最近では「セッションズ」をお薦めしたい。★★☆
難しいテーマだなと思いました。障害を持つ二人が付き合ったり、結婚とかあと子供とか色々あるだろうなと思いました。健常者の結婚でも難しいことたくさんあると思うし、好きだけでは乗り越えれないこともあるだろうなと思いました。でも、難しいテーマを暗くならず明るい感じも良かったです。
リリー。フランキーさんの演技がすごく良かったです。