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今日も出会いを求め、巷で“相席喫茶”と呼ばれる「MOGOL CAFE」にやってきたアラサー女子2人。同じ会社の先輩フユミは、出会いの無さに焦りを感じ、女子力高めの後輩ハルコは、男子受けを狙いつつ、男たちを静かに分析、品定めする。個性的な男性客を相手に、ドン引いたり、イラつきながらもリピートする2人。出会いの少ない現代女子の悩みを解決する“魔法の場所”に、彼女たちの「王子」は現れるのか!?
中年なのにあだ名しか教えてくれないユッキー。本名と仕事はノーコメントらしい。 ホンの少しの言葉えらびを間違うだけで過剰反応を示したり、会話の合間、合間に自分の若い頃の経験やオヤジギャグをよく挟んでくるのがまたウザい・・・。落ち着きのない中年オッサンにしか見えなくなる過程には、ある趣味も影響して・・・。
声優志望なのに、本名ではなく、黒騎士というハンドルネームしか教えてくれない。夢を持っているいい子だが、自分の声が通用するか、聞いてくれと言い出し、聞かされる二人。赤の他人に聞かせることで度胸と自信がつくと先生に言われたらしい・・・。今をときめく声優ブーム、しかし、その声の演技のレベルが驚異的に下手で・・・。
とにかくなんでも純文学の小説の文章のように言葉を選んで話す繊細なヤツ。ただ・・・よく聞くと大したことは言っていない。自分に酔っている?アーティスト野郎。だが美声と相まって放たれる言葉の数々で、いつしかフユミとハルコは心酔わされてしまうが・・・。
今まで個性的な男性ばかりで、やっぱり男は顔がよくないと何やっててもダメ!と思い始めて来たフユミとハルコ。と、そんな二人の前にやってきたのは、超絶イケメンのビジュアル系男子。まるでアニメの世界から飛び出してきたようだと惚れ惚れするも、話を聞くとやっぱりこいつも変なヤツ。音楽がしたいわけではなくビジュアル系になりたいだけで、楽器は出来ず、担当はカスタネット。カスタネット叩きながら、ナルシストな言葉で口説いてくるカラス。口説かれるのは悪い気はしないけど・・・。
またしてもおじさんが相席にやってくる。どうみても子供がいてもおかしくない歳だが独身だという。この年でもなんとか結婚相手を探したいと切実な思いで来ているのかと思いきや・・・。どうやらユーチューバーを目指して日々動画をアップしている痛いヤツ。「え? この歳で・・・?」と思い心配になるも、仕事はせずとも親の遺産で必要がないらしい。「これがアラフィフでなければ・・・」と切に思うフユミとハルコであったが・・・。
スマートな語り口調の勅使河原。その話術にこんこんと諭されるフユミとハルコ。だが話の行く着く先はこちらが引くくらい徹底したミニマリスト!余計なものがない。家具がない、そして家もない、挙句の果てに今日のカフェ代もない・・・。
投資コンサルタントをやっているセレブのように語っているも、すべてでっちあ上げ・・・。投資のことを聞かれてもまったく見当違いのことを言う。やたら横文字を並べ立て、嘘だと見抜かれていることすら気遣いない、幸せなやつ。フユミの心の声での本音とハルコのドライなツッコミが展開する相席。
身なりは普通というか結構安っぽいゆうさく。だがテーブルの上にはフェラーリっぽいキーが見え隠れ。どうもフェラーリに乗っているらしい。本当のお金持ちは無駄遣いをしないと聞くが、そうなのか?と思いきや、実はフェラーリが好きすぎて、フェラーリのためにすべての生活を切り詰めている超極貧フリーターだった。フェラーリのためなら、他は何もいらない。恋人もいらない。そんな男だった・・・。
若いやつがいいのか、お金持った大人がいいのか分からなくなってきた二人の前に現れたのは、なんとあの黒騎士君だった。まだ専門学校に通っているかと聞くと、衝撃の答えが・・・。「学校は1年前に卒業し、晴れて事務所の所属、つまりプロになりました」とのこと。この言葉が意味するのは、つまり、以前会った日から、もう1年も経ってしまったという事実である。「私たちは1年間・・・、何やってたの・・・?」さすがに自暴自棄に陥るフユミとハルコ。
まさぴー、とんでもない数のフォロワーを抱える人気インスタグラマーだという。何をするにもいちいち自撮りを始める始末。何か話題で盛り上がったと思ったらパシャリ!何か見つけたらパシャリ!と、やたら自撮りばかりで話が進まない。しかもその撮り方にも相当なこだわりようが・・・。