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イタリア・トスカーナ州の緑豊かな丘の上にある診療施設、ヴィラ・ビオンディ。ここでは心にさまざまな問題を抱えた女性たちが社会に復帰するための治療を受けている。大声を張り上げて意気揚々と闊歩する“自称・伯爵夫人”のベアトリーチェは、この施設の女王様のような存在だ。ある日、彼女の目に留まったのは、やせ細った体のあちこちにタトゥーが刻まれた、若く美しい新参者のドナテッラ。ルームメイトになったふたりは施設をひょっこりと抜け出し、行き当たりばったりの逃避行のなかで徐々に絆を深めていく。やがて心に傷を負ったドナテッラの脳裏にある痛切な記憶が甦り、ベアトリーチェは病院に引き戻された彼女を救い出そうとするのだが・・・。
最初の始まりがすごすぎて正直主人公に感情移入がなかなか出来ませんでした。自分の感情のまま生きていて自己中な人だなと思いました。いくら病気といっても一緒にいたら疲れるだろうなと思いひいてしまいました。
でも見ているうちに最初は虚言癖だと思っていたけど多分服装とかブランドとか詳しいから昔はいいとこのお嬢さんだったんだろうなと思ったら彼女の過去が色々分かってきて自業自得かもしれないけど見ていてせつなくなりました。友人のドナテッラさんは主人公と比べたら十分まともに見えました。彼女も色々と辛い思いをしている過去が知れて見ていてせつなくなりました。二人とも自業自得なのかもしれないけど二人とも寂しかったんだと思います。でも、ラストの終わり方がすごく素敵で見ていて温かい気持ちになりました。最初はやるせない気持ちになったけど。でも、エンディングで施設の閉鎖とか読むとまた見ていてせつない気持ちになりました。でも思った以上に素敵な映画でした。
うわぁーーーん😭😭😭昨夜のシュリに続いて、またまた号泣😭😭😭
「テルマ&ルイーズ」とか、「17才のカルテ」とか、女同士の友情譚ってほんと好き‼「ルームメイト」も好きッ‼
凸凹コンビが喧嘩したり、ちょっとはっちゃけてみたりしながら友情を育むストーリー。もちろん真正のダメ男もセット!
そんな映画が好きな方には激オススメします(๑•̀ㅁ•́๑)✧
精神を病んでしまった女性たちが暮らす施設で、まるで女王様のごとく振る舞う自称“伯爵夫人”のベアトリーチェ。
そんなベアトリーチェの前に、タトゥーだらけでやせ細ったドナテッラが現れる。
ドナテッラに(一方的に)好意を寄せ、(一方的に)打ち解けた(つもりの)ベアトリーチェは、ドナテッラを連れて施設から脱走🏃💨
二人の行き当たりばったりの旅がはじまる。そして徐々に打ち解けていき、お互いのつらい過去が明らかになっていく……というお話。
なんかですね、幸せってなんだろうな?と思いました。
幸せになりたいって、誰だって願うと思うんです。小さな小さなほんとに些細な幸せ。
より幸せになるための選択をくりかえして、でも時に間違ったり、誰かを傷付けたり、そのたびに言い訳して謝って、次こそは……と決めても、やっぱりしくじってしまったり。
ベアトリーチェもドナテッラもある地点では決定的に踏み違えたけども、立ち直ろうとしていた(ように見える)。
確かに愚かでぶっ飛んではいたけども、二人はとても純粋だ。
純粋すぎるがゆえに施設の中でしか生きられないという歪さが哀しい。
冒頭のシーンの意味。そしてラストの海。そうか、そこに繋がるのか……と、泣いたり笑ったり。
悲劇的な話ではあるけど、人間讃歌に溢れた優しい映画だなっと感じました。
(2016年製作・イタリア・フランス)
イタリア・トスカーナ州の緑豊かな丘の上にある診療施設、「ヴィラ・ビオンディ」
ここは心に問題を抱えた女性たちの治療施設。
イタリア語って、なんてうるさいんだろう、バケツがひっくり返ってるか、パチンコ屋か?
と、思ってしまうのも仕方ない、主人公の一人ベアトリーチェ(ヴァレリア・テデスキ)は、
虚言癖妄想癖がある年増で伯爵夫人のつもりの鉄砲玉おしゃべり。
診察室に忍び込んでまともに診察しちゃうのだから、本当は頭もいい。
その他の患者たちもずっと大声で自己主張してて、無口な私なんかイタリア行ったら置物と同じだろうなー。(はい、ここでタヌキの置物浮かんだアナタ、絶交だもんね!)
そんなガチャガチャした施設にある日、ドナテッラ(どうなってんら?なんてつっこんジャいけません、
静岡のラーじゃなく、イタリアですかラー)
ドナテッラという全身タトゥーのウツ引きこもりの若い女性が入居する。
ベアトリーチェとドナテッラは、年も性格も真逆だが、たまたま園外の活動に出た時、
バス乗り場をまちがったふりして街に逃亡する。
もともと、イタリアには、オーバーアクションの口数連打の女性が多いのだろう、
テキトーなベアトの言葉にはいはい従う街の男たち。そしてドナテッラは別れた息子を探すのだった・・・。
あちこち騒動をおこしながら二人は互いへの理解を深めてゆく。
「あなたがいてくれて良かった」「二人で良かった・・」
ラストの海辺のシーンは親なら泣かずにいられない。
養父が必死に妻を押さえ、なだめている。良い養父母のようだ。
ドナ「背中がかゆい時ある?」
息子「あるよ、夜中とくにね。」
ドナ「それは、私の手がかいてるの」
(あ、ホラーじゃありませんよ)
うるさいけど、そこを忍耐すれば「歓びの」トスカーナにゆける。
(患者じゃなく、面会にね。)