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若きニンジャのロイドが、師匠ウー先生に率いられ、仲間たちとともにニンジャゴーシティを守るために立ち上がった!やる気満々だが修行が足りない現代のニンジャ軍団が、力を合わせて壮大な決戦に挑んでいく!
「レゴ ザ・ムービー」シリーズは、レゴの世界の面白さと、そのひねた笑いが面白くて好きなんですが、この作品は、確かにそのシリーズの味はあるものの・・・なんか違う。っていうか、主題がよくわからん。一人の男の成長みたいな感じなんだろうけど、そこにいくための流れが悪すぎて、結果をみると、「えっ、なにこれ??」としか思えないような終わり方しています。
だいたいね、いきなりジャッキー・チェンが出てきて「なんで??」と思ってしまうのですが、これ、ニンジャゴーとは名ばかりの日本のヒーロー戦隊モノに、カンフー的な、いや、あれだ、カンフー・パンダだ、あれを加えたもの。ニンジャじゃないやん。そこは、せめて真田広之やろ。そっちの方が格好えぇわ。ジャッキー、くたびれすぎてるねん・・・
レゴ自体は知っていて、このニンジャゴーシリーズはおもちゃ屋では知ってはいるんですが、ストーリーはこんなんなんですね。てっきり外国からみたところの「エキゾチィックゥ、ジャパーーン」っていう感じのシリーズかと思っていたんですが・・・・
まあでも適度にギャグもあるし、雰囲気は格好いいんで、子どもうけはするかなぁ・・・
ニンジャの街を襲撃してくる軍団と戦う学生ニンジャたちの話。
レゴシリーズらしく膨大で緻密な量の画面の派手さが楽しくて、序盤の悪の軍団の襲撃シーンとかクライマックスの街の戦いとかいろんなキャラクターがいろんなところで同時進行で動くので、自然とハイテンションになりました。
話自体は悪のボスとその息子が関係修復していくという王道の展開や師の教えになあ見ながら武術のレベルを上げていくというのが続くので、結構退屈に感じる部分もありました。父親との二人旅とかは長く感じてしまって、ニンジャの仲間たちとの関係はただギャグでしか描かれないのとかも不満点でした。
それに言っても仕方ないことですが、忍者がモチーフだけども描かれるのは香港映画への愛なので、日本人としては何とも微妙な気持ちになる映画でした。
とはいえ、猫ちゃんがめちゃ可愛いし。ジャッキー・チェンが登場するのもファンには嬉しい作品でした。