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流されっぱなしで生きてきた“鳥山ゆきな”。大学入学早々、一目惚れした圭先輩に誘われるまま、フラフラと人力飛行サークル〈Team Birdman Trial〉のパイロット班に加入する。100人近い部員たちが、琵琶湖で開催される夏の大会に向けて準備を進める中、トレーニングを積む“ゆきな”の前に、「狂犬」と呼ばれる坂場先輩が現れ、圧倒的な力を見せつけて正パイロットの座を奪ってしまう。やる気を失ったゆきなだが、渋々参加したテストフライトで、圭先輩が大怪我を負う事故が起きる。機体は損傷、パイロットを失い、ショックを受ける<TBT>メンバー。そんな中、ゆきなは坂場が抱えた心の傷とサークルの悲願を知る。自分がどうしたらいいかを悩む中、「誰かが漕がなきゃ飛ばない」という親友の和美の言葉に背中を押され、仲間達の想いを繋ぐため、坂場先輩と二人で飛ぶことを決意する。ゆきなと坂場は、全ての想いを乗せて琵琶湖の空にキセキを描けるのか―。
土屋太鳳ちゃんの笑顔と、琵琶湖上空フライトシーンの
美しさに「私も飛びた~い!!」
ウルウルしちゃいましたが、が、
いまどき、こんなステレオタイプで、しかも感情だけでしか考えない
大学生っているんだろうか?
ゆきなのことを「チビ、チビ、チビ」って差別語だよ!!
土屋太鳳だから笑って済ませれるけどさ、表向き、使わない方が良いよ。
女性に向かって「いいカラダしてるね!!」これ堂々のセクハラ発言でーす。
そして「鳥人間コンテスト」は何回か見て、すごい感動したけど、
この映画、それを上回るドラマティックな感動ってないのよね。
美しい琵琶湖の快晴の空を飛ぶ人力飛行機のプラットホームからの風景、それと歌い上げる音楽で気持ちは高ぶったし、気持ちよく終わったよ。
けど、けど、ゆきなと坂場の機体内部の映像は、別撮りしてるのがアリアリし過ぎでしょ!
映画では一番肝心なポイントである
「機体製作」「試験飛行」「機体の搬送」
特に搬送は遠距離をあれだけ長い翼だよ。
(到着してから取り付けるのかもしれないけど)
この機体搬送が無事成功するかが勝負を分けるし、
パイロットが男女(物語だからしょうがないけど)
パイロットの体重差が20キロ近くあって、それでなくても傾きやすい
飛行機のバランスが取れるもんなのかなあ、とか。
飛行中に喧嘩腰の言い争い、告るとか、ありえねーだろ!、とか。
リアリティがほとんどないのが、残念と思ったところです。
土屋太鳳ちゃん、間宮祥太朗くんのおふたりには、なんの恨みも
ありませーん!!
「トリガール」とは、焼き鳥販売してるお姉さんの事ではありません。
大学の人力飛行サークルに入部したユキナ(土屋太鳳)。
部長の圭(高杉真宙)から「キミ、いい体してるね」と誘われたのだ。
サークルのパイロット部には「狂犬」と呼ばれる坂場先輩(間宮祥太朗)がいた。
テストフライトの時、部長の圭がケガを負ってしまい、夏の大会「鳥人間コンテスト」には、坂場とユキナの二人パイロットで挑むことになる。
会えばすぐケンカ、最悪のコンビの二人だったが・・。
20歳過ぎたばかりという設定のユキナがビール飲んでクダ巻くのは、まあお愛嬌だが。
一皮向けたようなコメディエンヌぶりが、演技の幅が広がったと見ても良いのだが、
黙ってたって可愛いのだから無理に毒舌キャラにしなくとも、とは思った。
ま、そんな場面もあるが、前半はほぼ自転車(ロードバイク)での練習シーン。
太鳳ちゃんほど「一生懸命」が似合うコもいない。汗ダクダクの息ハーハー。
高校生の時から長時間の自転車通学で「練習はもう始まっていた」と自覚する所が良いね。
夢中になってやってきた事が、のち何に結がってゆくかなんてわからないものだよ。
どんどん息が合ってきた間宮さんとタオちゃんの「ケンカ最強コンビ」。
いよいよ、たった一回の本番である琵琶湖での「鳥人間コンテスト」が始まる。
テレビ中継のアナウンサーは羽鳥さんだ。(ここにもトリ、偶然ですな・笑)
琵琶湖にフライトしてからは圧巻の映像で、光り輝く湖水に右に左に揺れる機体、
水面スレスレの映像など、見ごたえある画面でした。
圭部長が「タケシマだ、タケシマだ!」と叫ぶのですが、琵琶湖なので「多景島」なんですね。
上空で「俺はユキナが好きだぁ~!!」と突然コクる間宮先輩。
果たしてユキナの返答は?──そして、その後、衝撃の・・。
パソコン机で画面を見ている私も、必死に机の下でエア・ペダルを漕いでいました。(笑)
エンデイングの音楽が、ガールズバンドによるスピッツの名曲カバーで「空も飛べるはず」。
(ズバリすぎてちょっとハナで笑ってしまった。)