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エレナはまだ見ぬ未知の星を目指して、一人恒星間飛行を続けていた。一緒に飛び立った両親は既にいない。近未来、過度の公害に汚染され、人類は新しい星への移住を必要としていた。ある日、スペースシップの給気系統が故障し、エレナは救援信号を送る。その呼びかけに応えて姿を現したのが、エンジニアの青年アレックスだった。一目見て、互いに恋に陥る二人。しかし、エレナはこの飛行に隠された秘密を知らなかった。二人はなぜ出会ったのか―?!
隠れた傑作 アンドレバイズの「ヒドゥンフェイス」の脚本を書いた人の
初監督作品 何の因果か 紹介してる なんの因果さんに感謝だ
スパニッシュの宇宙物ってのも珍しい変な感触 イタリア産マリオバーバ
の「怪奇惑星」何ちゃらを思い出すね
閉ざされた宇宙船での 男と女の出会い この閉塞空間は ヒドゥンフェイ
スに同じ 鏡を介した会話も当然出て来る しかしこちらは壮大なお話で
閉ざされて朽ち果てる地球とゆう監禁部屋からの脱出である ずっと
ひとりぼっちのお嬢さん 意外に積極的で ヴィガイルドになるのか
地球脱出計画に関わる 男の方の主人公は 白雪姫を脱出させる方に賭ける
まあ お話はこんなところで 映画的な内容に移ると ゴダール アルファ
ヴィルの様な逃避行で 先ずは 全編 室内や夜の暗い場面で DVDで見る限
りは辛いものがあるね 暗く沈んだ画面はロジャーディーキンスのように
は撮れないし それは初監督作品では かなりの技術的サジェスト
がないと無理 当然隅々まで ヒドゥンフェイスのように 映画のがっちり
した画面の強度は持ち得ず ムード的なものを出ない 残念ながら物語の
枠に収まっているのだ ラストも意味不明なショットになっている
ところで主人公は何と ブレランと同じ境遇ではないか 2049が つまらな
かった人は見ないでいいよ ブレラン2049の 鬱で 穏やかな希望の感触が
フィットした人には見て欲しいね
2016年製作・スペイン/コロンビア
宇宙船の中に娘が一人。もう20年も船内アナウンスの指示により、こうして一人で暮らしてきた。
また、ありふれた設定、似たようなシチュエーションだこと・・と、げんなりするのであるが、スペイン・コロンビアの製作という事で。それは珍しい感じがする。
どれどれ、どんな斬新な切り口で、あえてこのジャンルに参入したのかや?
と、ただその一点で観たのだが、そんな私の、訳知り顔の好奇心をあざ笑うかのように、
陳腐さと破壊力において、類をみない展開となった。
それ、ありえんだろ!!という怒りを感ずる事となる。
(いや、ありえない事もないか、やっぱり。)
うう・・・言いたい・・どういう事か。
しかし、言ったらまだ観ていない人の楽しみ(ダメージを受ける快感?)を奪う事になる。我慢だ。
船内で両親のビデオを観て笑っているエレナ(クララ・ラゴ)、両親は残り少ない酸素を
計算して自分たちから別挺に乗り換えたのだ。しかし、故障箇所が発生し、救援信号を感知したエンジニア(アレックス・ゴンザレス)が挺を訪れる。
生まれて始めて生きてる人間にあったエレナ。しかも超イケメンなのだった。
「あなたが帰ったら、私はまた何十年も一人なの・・」
こんな事言われちゃ、男としちゃそのまま帰れませんな。しかも筋トレしかやる事ないエレナちゃんのイ~イ体に密着した薄手の宇宙服。近未来だろうが太古だろうが、男と女のラブゲーム♪なのだ。
で、クララ・ラゴ。大きな黒い瞳が理知的なラテン美女。(なので百均で買ったみたいな柄のショーツははかせないでおくれー。アレックスのカットソーだって、切り替えにストレッチのはいった、しま○○で買ったみたいなオケラシャツじゃん。)
宇宙船の中でほうれん草みたいな野菜を育ててるのか、青いヒラヒラしたものがドラム状にはいっているのだけれど・・明らかに折り紙フラワーだろ、それ。・・ちょっとハズカシ。
だけどもいかにも自慢の苦心の作かのごとく、何回も画面に現れる。ぷ。
(どんだけほうれん草食うんだ、ポパイか・・)
コロンビア、予算が潤沢かどうか知らんが、この分野でユニークだと思うし、まだまだ伸びてほしい。
期待してます。