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謎多き土地グンマに転校してきたとある高校生・神月紀(間宮祥太朗)は、登校初日からグンマの強烈なからっ風にフッ飛ばされそうになりながら必死にペダルをこいでいた。そんな中、スイスイと自分を追い越す学校イチの美少女・篠岡京(馬場ふみか)に一目ぼれ!新たな学校生活にワクワクドキドキだったが、意図せずして「海がない」とグンマの事を小バカにしてしまった事で、皆の逆鱗に触れてしまう。幼なじみの轟一矢(吉村界人)にも突き放され、憧れの篠岡にもグーパンチを見舞われ、挙げ句の果てにグンマのライバル、トチギ&イバラキのヤンキーにも追われる身となり、神月の転校生活は混迷を極めていく・・・果たして、神月はグンマで生き抜く事ができるのか?そして、篠岡との恋の行方は?
なので、本作登場の「群馬あるある」に、義弟の言ってたことを思い出しました。
※夫の妹といっても私より年上。その夫(以下仮名M)は、私の夫と同年齢。
群馬と言えば「かかあ天下と空っ風」で有名ですが、
本作冒頭のシーンでも赤城おろしの向かい風に、懸命に自転車のペダルを踏む主人公・神月(間宮祥太朗)の姿がありました。
劇中では、登校の際は向かい風、下校の際は追い風でした。
しかし、(私の記憶では)Mは、行きも帰りも向かい風で、よく鼻血を出しながら自転車通学していたと言っていました。(空っ風、恐るべし!)
Mから聞いた話で特に珍しいと思ったのは、運動会での組分けです。
一般的には「紅白」あるいは「赤・白・青・黄」などの組に分かれて競技すると思うのですが、
Mが言うには「四方を囲む山の名前でチーム分けをした」そうです。
騎馬戦では、「赤城組」「榛名組」「妙義組」あと一つは何だったかなあ?「愛宕組」だったかな?に分かれて戦ったそうです。
本作でも赤城山に向かって祈ったり、謝ったりする場面がありました。
それ程、山や自然が身近にあって、郷土愛が育まれるのでしょう。
ずんぐりむっくりの「下仁田ネギ」は甘くて美味しいし、各家庭の手打ちうどんもそれぞれの家の味があって美味しいのだと言っていました。
因みにMの家のうどんは、汁のない肉味噌うどんらしいです。
それで映画の感想ですが、
群馬も栃木も茨城も、自分の「県」を愛する気持ちが強くて、その郷土愛の深さ故に他県を貶して(けなして)ついつい対抗してしまうのでしょう。
自分の故郷に自信を持ってドーンと構え、他県の良い所も認め合う事(リスペクト)が出来たなら、皆がハッピーなのにね。
赤城山の女の神様に「マグナム」を見せてる場合じゃないよね。
群馬県の郷土愛に満ちた作品。
いや、逆にバカにしているのか?
どちらにも思える(笑)
残念ながら、群馬県には行った事ないので、
その全てが初めて知るネタばかりだった。
元ネタを知っている人が観ると面白いんだろうなと感じました。
グンマとライバル関係にある、トチギ、イバラキとの争いって・・・。
どちらも知らない県なのでなんとも・・・。
ハーゲンダッツの工場が世界に3カ国にしかなく、その1つが群馬県にあるという知識は感心した。
子供じみた下ネタが多いのは賛否分かれるところだろう。
馬場さんの銭湯のシーンには、普段撮影には来ない会社の偉い人が、たくさん来たそうです(笑)
どちらにしても、これだけ郷土を愛せるということは素晴らしいことかも。
青森に住んでいた時の郷土愛に満ちた人たちを思い出した。
今、住んでいる和歌山は、そんなに郷土愛は強くない。
群馬を見習わないと。
郷土愛 90点
映画として総合で 70点