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「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」でのジョーンズ親子の活躍は、興奮に満ちた最高物語だ。インディ(ハリソン・フォード)の宿敵ナチスが舞い戻り、彼にキリストの聖杯を探させようと、父親のヘンリー・ジョーンズ教授(ショーン・コネリー)を誘拐する。手掛かりを追ってアメリカからベニスへ、そして砂漠の中東へと続く冒険には、ノンストップのアクションが満載だ。父の救出、聖杯の発見、世界の平和、すべてがいまインディ・ジョーンズに託された!
私が映画の面白さに目覚めた作品が「レイダース」でした。続編の「魔宮の伝説」も感激しました。それなのに何故だか「最後の聖戦」だけちゃんと観てなかったのです。1回は国際線の飛行機の中で、もう1回はテレビで、、、観たつもりでしたが今回DVDで観て、知らないシーンばかり。それまでは「インディ・ジョーンズ シリーズ」の中で一番評価が低かったのですが、それは私の誤解でした。
この作品は3部作の最後を飾る、極めて完成度の高い映画です!
鑑賞しながら、「あ~、、、これぞ映画だなぁ~」と何度もため息をついてしまいました。
まだ見たことのない人は「レイダース」「魔宮の伝説」「最後の聖戦」の順番で必ず観てください。
何度観てもこの3部作は私の中で最高傑作です。
インディアナ・ジョーンズの3作目は、問答無用の親子漫才とあいなりました。
もう、インディ親子のボケツッコミを観てるだけで愉しくてしかたありませんでした。
個人的には、椅子に背中合わせに縛り上げられ、「Dad!」「What?」「Dad!」「What?」と肩越しに叫び合う場面がツボでした。期せずして、いわゆる穴兄弟(失礼!)になってしまうのも、この親にしてこの子ありで笑えます。
ストーリーは、正直特段おもしろいとかいうほどでもないと思うのですが、最後のお宝に至る3つの関門の、3つ目にむちゃくちゃ感心しました。あれはうまい。
夕陽に向かって走るラストシーンも素敵です。
それから、忘れてはならないのがプロローグで描かれる少年時代のインディのエピソード。蛇嫌いで有名なインディですが、なぜ彼が蛇嫌いになったかがここで明らかになります。そりゃ、あんなとこに落ちたらトラウマにもなるわな。
この少年時代のインディを演じたのは、いうまでもなくリバー・フェニックス。さもありなんという少年インディを完全に自分のものにして好演していたと思います。
で、もしも彼が存命だったなら、2007年公開にむけ現在進行中といわれるパート4は、老体鞭打つハリソン・インディではなく、若々しいリバー・インディもアリだったかもと、意味のないことをついつい夢想してしまう今日この頃なのでした。
今はシリーズ4作目の製作が決定されているらしいですが、
当時はインディシリーズの完結編だったこちら。
ハリソン・フォードが事故で負ったあごのキズを巧みにインディの傷という設定にしてしまい、そのキズができるいきさつや、
あのインディのトレードマークの帽子は、なぜにあそこまで大切にされているのかなど、インディの過去も描かれているのがファンにはたまりません!
そして、その青年時代のインディを演じるのが、今はなきリバー・フェニックスというのも、一種のお宝のように感じます。
さらに! インディのパパが出現!
これを演じるのがション・コネリー殿で、彼以外にはインディのパパになれる人間はいないのではないかというほどハマリ役!
っていうか、こんな親子、ほんまにステキ~!
インディの娘にしてくれとまでは言わずとも、親戚でもいいからこのジョーンズ一家と関わりたいと思うぐらいの魅力です(笑)。
インディとは切り離せない相変わらずのお宝探しもハラハラドキドキ。
親子そろって女性に目がないのもジョーンズならでは(笑)。
そして、手に汗握らせながらも要所要所で笑わせてくれる演出もバッチシです!
公開当時はこれでストーリーが完結するということで、かなり悲しくて悲しくて、観終わった後に泣きそうになったことを覚えています。
4作目、かなり期待しますが、ほんまにこの3作の素晴らしさを失わないでほしい!
インディがワイヤーアクションするようになったなんてことになったら…。たぶん卒倒してしまいます!
そんなのインディじゃないよ~。
正統派のインディに期待!