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N.Y.のアパートで日本への転勤が決まった青年ロブの送別パーティーが開かれる。ところが突如、正体不明の“何か”が出現して街を破壊。逃げまどう人々で街中はパニックに陥り、軍隊も出動して戦闘状態に突入する。恋人から助けを求める電話を受けたロブは、友人たちとともに彼女の救出に向かうが…。
今回は『アイ・アム・レジェンド』を劇場の前で見て吐きそうになったという失敗を繰り返さないため最後部の座席をリザーブ。これが正解でした。少し気持ちが悪いくらいで乗り越える事に成功しました。そこまでして観なくてもという意見もあるかもしれませんが、何がどう新しいのかを見極めるために頑張りました。
たしかにこの映画には革新的な事がひとつありました。それはカメラ(映像)自身がキャラクターを持っていて、映画の登場人物の一人だという点。
これまで主観映像やドキュメンタリーなどでは人物の視点に立った映像もありましたが、前者はあくまでも見せ方のひとつのパターン、そして後者はあくまでも第三者の視線という位置づけになると思います。この映画では一連の映像を通してカメラは常に物語の中心にいて、登場人物(カメラを持った人物)とある時は同化し、さらに物語全体としては語り部となっていて、カメラ自身がこの映画の主人公であると言えます。
カメラの揺れやショックによるノイズはこの映画の場合はカメラ自身の芝居であるとも言えます。ややオーバーアクションなので気持ち悪くなりますが。
謎の差異と立ち上げや全編手持ちなどの手法が『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は確かに似てはいますが、上記のような明確なコンセプトがあるので作品として成立しているのだと思います。
ただカメラの芝居にほころびが無い訳ではありません。冒頭のシーンでガラス越しに街並みを写すシーンでは本来カメラとカメラマン自身が映りこんでいるのが当たり前です。なぜあえて全て消しこんでしまったのでしょう。おそらく本当のカメラマンが映っていたのをCGで消したのでしょうが、なぜ役者の姿を合成しなかったのでしょう。
あと音声はやはり仕方が無いとは言えマイクを仕込んだ感がバリバリです。どうせやるなら、場面によってはセリフが聞こえなくても成立する作品にすればよかったのにとも思います。
正直なところ『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』とは比較にならないクオリティだと思いますがビジネス先行の映画であることは間違いありません。おそらくこの映画の続編として、今度はカメラをきちんと据えた普通の映画で謎解き及びアクションの映画が登場するのではないでしょうか。私がプロデューサーだったら間違いなくそうするでしょう。
内容的には予告ムービーが全てを語っているような気がします。
一部そのネタ振りはニュース風謎のサイト(http://www.1-18-08.com/)の立ち上げやWEBコミック『クローバーフィールド/KISHIN』』(期間限定)としてはじめられているようです。
私は劇場でこの映画を観ましたが、この映画のコンセプトを考えるとDVDでテレビモニタで鑑賞するのが正解だと思います。これは誰かが撮影したビデオカメラの映像なのですから。ですから大スクリーンで見たら迫力はありますが、コンセプト的な臨場感は味わえないのです。あまり観たいとは思いませんがDVDでもう一度トライしてみるつもりです。
なにやら、不評の嵐ですが、どうしてでしょうか?
私は、限りなく5に近い★4.5という感じです。
要点は単純明快。
突如、破壊者(怪獣)がマンハッタンを襲い、
それから逃げる。
この1点です。
不評の意見の代表として、
“ストーリーが・・・”とか、
“主人公が・・・”とか、
“感情移入できない・・・”とか、
“ただの怪獣映画・・・”とか、
ありますけど、
最近の秀作においてストーリーが練りこまれている映画だったり、
感動大作だったりしておりますが、
映画って別にストーリーを複雑に練りこまなくて良いんです。
人間の心の描写がなくったって良いんです。
描く内容によって、人間の命の重さすら変わってくる、
映画の世界です。要は映像を媒体にした作品として、
観客に何を見せたいか。
それが映画。
細かいことは“原作”の評価であって、映画の評価にしちゃぁあきません。
この映画は、
恐ろしい災害時における、自分の目からみた映像。
これを見せたいんですよ。
しっかり描かれているじゃないですか。
十分過ぎるほど。
通常、パニック映画にありがちな、
人間同士の醜い争いなどは、描かれていません。
もう、ホント、怪獣から逃げる映画。
一緒に逃げてるような感覚に陥ったらシメたもの。
もう、うわわわわわ・・・・・とか、
おおおおお!!!とか、
あ、、、ああ、、、、、、とか、
声出ますよ(w
ロブとベスはパニック勃発前、お祝いの席で揉めて別れたわけです。このあと日本へ旅立つ。もう会えないのに。
けど、こんな大きな災害時にはそんなことはどんだけ小さいことなのか、大切なのはあなたです。助けたい。自分の命が危なくても。
何気に、単純だけど大事なことも描かれてますし。
あ、あと苦言として多い、
カメラマンのあれこれですけど、
ロブに何度もカメラやめれって言われてて、
「俺は何があったかを記録に残す!」って言い切ってます。
ああいう非常事態にそういうことに必死になる人間が
現れてなんら不思議ないと思いますよ。
序盤は、普通カメラやめるだろ~って思うけど、
中盤から、ここまで来たらやめれないよなって、
プラズマで見ましたが、
私、車酔いが酷い方なんですが、
まったく酔いませんでした。
近年の悪い風潮の
“映画はストーリーがしっかり練りこまれてないと・・・”
とか、そういうのを頭からとっぱらって、
評判どおりの何かが襲ってくる、
自分の視点で恐怖を体感できる映画
って思って期待を膨らまして見て下さい。
別に泣けませんし、考えさせられるとか、ないです。
けれど、素晴らしい映画です。
絶対にオススメです!!
しかし1位登録者の多いこと。
この中で奇跡的に手にすることが出来たということですか・・・
にしてはガックリ!!な内容でした。
たしかにあんな内容の宣伝だったら手にしたくなるわな。
ほんと。巧いですね。何回も騙されました。
私のチョイスに批判的な娘。なのに届くDVDは確認するんです。
見てた娘の目がとまった。またなんか言われるんだと構えて待つと・・
「おかん、これ一緒に観たるわ!」と娘。
「これ自由の女神の首、吹っ飛ぶやつやろ。おもろそうや。」と娘。
あらあら食いついたのね。小さな画面で観なくていいのね。やった~。
それではご観賞。
5分経過。10分経過。
「なんやこれ。うち、知らん人のパーティー見とない。なにがおもろいねん。おかん、早送りするで。」と娘。
だんだん険しくなります。もちろん娘の顔が・・・
「おかん、あかんわ、これ!破壊者ってあのタコかイカかわからんあれか?なんもおもろない」 おかんもわかりません。
「おいおい、その服彼女にひっかけてやりいや。靴もあるやろ。使えん男やなあ。」 どんな事態でもあなたは逞しいんでしょうね。
「なんや、あの女。瀕死やったんとちゃうんかい!はや!全力疾走や!」 唯一娘が笑ったところです。
「ええええ!!!これでおわり?」 ひたすらエンドロールを早送りする娘。
「なんも、なんも、ない!ほんまかいなあ。おかん!!うちの時間返して!」 そ、そんなん言われても・・・。
「ああ~おもろない!時間損したわ。なんやねん、これ。あほくさ」
またまた捨て台詞。
ああ~、貴方の斜め後ろでそ~っと観ていた私。
全然解かりませんでした。どんどんすすめるんだもん。
どっと疲れました。また最初から観るか?ですって。
とんでもない。そんな気、小指の先ほども思いませんでした。
「カイジュウさん」や「ミルクチョコさん」が言われてます。
「臨場感・命」「体験型アトラクション」と。
つまり映画館での観賞が一番だと。娘に伝えました。
「あんなおかん、よう聞きや。おもろい映画は、どこで観ても、なんで観ても、おもろいねん。よう覚えとき!」 ごもっともです。
だけどなあ~、いつものようにそ~っと1人で観てたら評価変わっていたかもです。