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カンフーくん(チャン)は、中国の少林寺で修行に励んでいた。免許皆伝まであと一歩のところだったが、最後の敵が日本にいると分かり、はるばるやって来る。日本で出会った太極拳の達人・泉ちゃん(泉)の中華料理屋に住み込み、孫娘のレイコ(藤本)とともに学校に通うことになったカンフーくん。そこで出会ったさゆり(矢口)や優香先生(佐藤)に可愛がられ人気者になる。ある日、日本の支配を企む黒文部省の陰謀により、女教師(佐田)、風神(桜塚)、雷神(金剛地)、龍神(武田)たちが学校に送り込まれてくる。そんな時、黒文部大臣(西村)に仲間のレイコがさらわれた。最後の強敵が現れたことを知ったカンフーくんは、レイコを助けるために走り出した!
完全に小学生向けです。ですが、むしろその割り切り方が潔くていい。大人も楽しめるのか?と変な期待を抱かせて、見事にぶち破ってくれる「少林少女」よりは、断然良いと思います。「香港B級+ウルトラマン」というテイストでしょうか。親は完全に子供が喜んでくれたらいいと言うスタンスで鑑賞できるので大変ラクです。
そもそも小学6年生の役で矢口真里(実はちょっとカラクリがあるのですが)が出てくるという段階で、この映画のB級っぽさがよくわかりますので、その後の展開も笑って許せるようになります。
カンフーシーンもなかなかではないでしょうか。冒頭の少林寺の免許皆伝のシーンやチビっこが繰り出す酔拳など、カンフーとして引きつけるものがあります。主演のチャン・チュワンくん、なかなかのものですよ。決めポーズは柴咲コウの何倍もビシッと決まっていて小気味いいです。
ひとつ難を言えば悪役が西村雅彦ということでしょうか。やっぱりカンフーのできる俳優でラストバトルを盛り上げて欲しかったです。でも、息子にはかなりウケましたよ。
この映画は、モロ子供向けでしょう…。 本当に下らないです! いくら中国人の子役が出演していても、邦画ですので中国で公開されるかなんて分かりませんが、中国は"国宝であるパンダとカンフーを馬鹿にした!"とかワケ分からない理由でハリウッドの注目作”カンフー・パンダ”(←コレは超面白かったです!)の中国公開を中止するんじゃなくて、こっちを中止したほうが良いんじゃないの?!って感じ。
っていうか、カンフーくんを演じたチャン・チュワンは笑顔がとってもかわいいマルコメ君☆ 彼に罪はありません。
問題は泉ピン子です…。 彼女はこの映画のどのあたりを見て、出演を決めたんだろ? イントロダクションに、"渡る世間は…"の泉ピン子と書いてありますが、実際にこの映画でも、パクリ?って言える様なラーメン屋さん役です(笑) この映画って、TBS系なのかしらん…。
あ、桜塚やっくんも出てます、最近見ないけど、セーラー服姿で(爆)。 何か懐かしい…。 来年、TVの地上波で公開されるときには、彼はまだいるかな?