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2代目スケバン刑事を解任された麻宮サキは普通の女子高生に戻り、平和な学園生活を送っていた。そんな中、サキは謎の黒ずくめの集団から襲われる和夫という高校生を助けた。番長やスケバンたちを集めて洗脳し、殺人兵士として育成する「地獄城」というところから和夫は逃げ出してきたのだった。その事実を知ったサキは、囚われている仲間達を助け出そうと立ち上がる!伝説の少女サキを慕うが如く、3代目スケバン刑事・風間唯、ビー玉のお京、雪乃ら紅き戦士たちが集結するが・・・
テレビシリーズのスケバン刑事は
浅香唯や大西結花、中村由真主演による三作目を
観ていた記憶はあるのですが
内容はほとんど覚えていなく
ナンノ主演のシリーズ二作目に至っては
土佐弁を話すこと以外の記憶がほぼなく
観ていたようなそうでもないような状態なので
この劇場版は、かなり新鮮な気分で観ることができました。
時系列的には
テレビシリーズ2作目の「その後」であり3作目の前
2作目の後日談のような感じだと思います。
冒頭から、坂上忍さんのヤングな芝居にクスクスしてしまい
その後の展開に大いに期待させましたが
その期待を裏切ることのない
とんでもない展開が待ち受けている面白映画でした。
ここでの「面白い」は作品のクオリティーが高くて面白い
ということではなく
ツッコミどころ満載で面白い、の方です。
まず、今となっては考えられない
学園(学校)が悪の組織的な設定が80年代を感じさせるし
主人公の武器はヨーヨーですからね。
素晴らしすぎます。
当時、ヨーヨーは大人気となり
ボクもやってみたものの
全くできなかったことを思い出しました。
そんなナンノの味方の武器も
ビー玉に琴を弾く際につける爪ですからね。
もう、たまらんです。
学校でつまはじきにされた不良が集められ
テロリストに生まれ変わるべく強制的に訓練されてるし
ヘリにマシンガンにと
学園生活とは無縁な代物が普通に飛び出してくるし
あげく、そんなヘリをヨーヨー1発で破壊するスケバン刑事という
驚愕の面白さ
なんでしょう
続きが観たくてたまらない気分にさせられます。
そんな面白映画の極めつけは
ナンノの活躍もさることながら
ボクは杉本哲太さんの「ある演技」です。
これがもうどうにもこうにも面白くて
画面に映るたびにその表情に釘付けになりました。
そして、ヨーヨーを投げるのも受け止めるのも
左手なんだから
衝撃を吸収するプロテクターが右なのは単純におかしくないか?
という疑問が常に付きまといますが
通常のヨーヨーの16倍の威力を誇る
必殺ヨーヨーを駆使した悪と戦うナンノの生き様が必見です。
主題歌「楽園のドア」もいいですね。
スケバン刑事は
斉藤由貴に
南野陽子に
浅香唯と
主役が継承されてきました。
3人とも大人気アイドルでしたが
キョンキョンや明菜、聖子ちゃんのような
横綱アイドルの位置には到達していない印象で
大関アイドルとでも言いましょうか。
大関だけど、横綱にもたまに勝つよ
優勝だってしたことあるよ的な
だからこのスケバンシリーズは
大関アイドルが主役を務める
大関アイドルのひとつのスターロードと言えるかも。
テレビドラマからずっと見てましたけど。原作がコミックですから、設定とか登場人物とか深刻に考えてはいけません。(笑)
今では昼ドラのヒロインを演じている南野陽子さんですが、とっても初々しい彼女を見る事が出来ます。ファンの方にはおススメです。
撮影時、12月で寒かったそうですが、海に飛び込んだり、どんなに寒くてもセーラー服以外着れなかったりとても大変だったそうです。
当時のファッションなども見ていて面白いです。原作者の和田慎二さんが出演されている事をしっていますか?探してみて下さい。