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最愛の恋人を亡くして以来17年間心を閉ざし続けた主人公・朔太郎が、彼女の思い出と向き合い、未来へ踏み出すまでを描く。大ベストセラーとなった片山恭一の同名小説をもとに、オリジナルストーリーでお届けする。主人公・松本朔太郎(=サク)の高校時代を山田孝之、17年後の朔太郎を緒形直人が演じ、現在と過去が交錯しながらストーリーは展開する。ヒロイン・廣瀬亜紀役には、今ではドラマ、映画に引っぱりだこの綾瀬はるか。このほか、三浦友和・桜井幸子・手塚さとみ・松下由樹・仲代達也ら豪華俳優が脇を固める。
韓国のドラマが流行る中、よくぞこんな秀作を作ってくれました。
原作も映画もダメでしたが、ドラマだけはよかったです。
韓国ドラマのように泣かせるためにヒロイン殺しちゃったりしません!
愛する人を多感な時期に失った男の心情を真面目に描いて居ます。
「白血病」に拒否反応起こさずに多くの人に見て欲しいです。
日本のドラマもがんばってます!!
販売されているDVDでメイキングを見たんですが、山田孝之がオーストラリアで遺灰を握って泣くシーン、一番最初に撮ったらしいです。
天候が悪く晴れ間を狙って一発勝負で。
いきなり何もなく泣くシーンなんて良くやったなぁと感心しました。
綾瀬はるかも頭を坊主にしてダイエットして演じています。
「ぼくは彼女のいない世界に、もう17年も、いる」2004年、松本朔太郎=サク(緒形直人)、34歳。大学病院で病理医をしているサクは、過労で倒れ、入院した。そんな彼を親友の明希(桜井幸子)が見舞い、留守中の郵便物を届ける。その中に、高校時代の恩師・谷田部(松下由樹)からのハガキがあった。高校卒業以来17年、故郷に帰っていないサク。そんな彼に、もうすぐ取り壊される校舎を見に来ないかという誘いのハガキだった。サクに、当時の記憶がよみがえる。高校2年の初夏、サク(山田孝之)は、クラスの中心的な美少女、廣瀬亜紀(綾瀬はるか)と初めて言葉を交わす。それが、サクと亜紀の、運命的な純愛のはじまりだった・・・。
2004年、入院中の朔太郎(緒形直人)は、誰にも言わずに病院を抜け出し故郷に戻っていた。17年前とあまり変わっていない景色の中で、サクは亜紀(綾瀬はるか)との思い出の場所を探す・・・。1987年、付き合い始めたサク(山田孝之)と亜紀。2人は順調に愛を育んでいた。ある日サクは、祖父・謙太郎(仲代達矢)から、ある奇妙な頼みごとをされる。
2004年、病院からいなくなったサク(緒形直人)を探すため、明希(桜井幸子)はサクの実家を訪れる。大歓迎を受ける明希だったが・・・。1987年、サクの祖父・謙太郎(仲代達矢)が亡くなった。その事実をなかなか実感できずにいるサク。心配した亜紀(綾瀬はるか)は、サクの力になろうと必死になる。一方、松本家では、謙太郎の写真館を売却する話が持ち上がる。そして、写真館を継がないと決めていたサクの父・潤一郎(高橋克実)の態度にも変化が見え始め・・・。
2004年、谷田部(松下由樹)と再会したサク(緒形直人)。懐かしい高校のグラウンドを前に、サクは亜紀(綾瀬はるか)が最後に走った日のことを思い出す。1987年、サク(山田孝之)と亜紀の仲は、誰もが知るところとなった。1学期の期末試験が終わり、亜紀や智世(本仮谷ユイカ)は陸上部の大会練習に励む。そんな中、幼なじみの大木(田中幸太朗)が内緒でアルバイトしているのが発覚し・・・。
2004年、谷田部(松下由樹)に励まされ、少しずつ亜紀(綾瀬はるか)との記憶を振り返りはじめたサク(緒形直人)。サクは、一番幸せだったときの思い出を明希(桜井幸子)に話し始めた。1987年、体調不良で終業式に出席できなかった亜紀(綾瀬はるか)。病院で血液検査を受けることになる。サク(山田孝之)は、亜紀や、東京へ行った大木(田中幸太朗)も交えて、みんなでキャンプに行こうと張り切る。しかし亜紀の父・真(三浦友和)は大反対する。
2004年、明希(桜井幸子)は、亜紀(綾瀬はるか)の存在を知り、サク(緒形直人)の心の中には自分の居場所がないことを知る。しかし明希の息子・一樹はサクを慕っており、明希は思い悩む。1987年、島で倒れた亜紀(綾瀬はるか)は病院に運ばれる。再検査の結果、“急性白血病”であることを知った真(三浦友和)は、訪ねてきたサク(山田孝之)に病名を告白し突き放す。亜紀を励ますためにサクが計画したこととは・・・。
2004年、17年前に亜紀(綾瀬はるか)と一緒に自分の心も灰になったと気づいたサク(緒形直人)は、生きる気力を失ってしまう。1987年、サク(山田孝之)は、本当の病名を知らされていない亜紀を毎日見舞っていた。ある日亜紀は、自分と同じ点滴やマスクをしている真島(鳥羽潤)に出会う。真島の病名は白血病だと知った亜紀。自分の病気は何なのか疑いはじめた亜紀に対し、サクは・・・。
2004年、一樹を探しに、再び明希(桜井幸子)がサク(緒形直人)の元を訪れた。サクは、少しずつ心を開き始める。1987年、真(三浦友和)、綾子(手塚理美)とともに、亜紀(綾瀬はるか)を励まし続けるサク(山田孝之)。オーストラリアへの修学旅行が迫っていたが、サクにはどうでもよかった。そんなサクを亜紀は「いつか一緒に行くために下見をしてきて」と送り出すのだが・・・。
2004年、サク(山田孝之)と亜紀(綾瀬はるか)の結婚写真を見つけた明希(桜井幸子)。サク(緒形直人)は、亜紀との最後の日々を語りだす。1987年、日に日に病状が悪化していく亜紀。サクは、写真だけでも結婚式を挙げようと思いつき、ウェディングドレス探しに懸命になる。そんなサクの一途な姿を見て、真(三浦友和)の頑なだった心にも変化が起きていた。
2004年、息子・一樹を助けようとして事故に遭った明希(桜井幸子)。サク(緒形直人)は、一樹と一緒に手術室の前で祈ることしかできなかった。1987年、亜紀(綾瀬はるか)は、自分の最期を悟ったかのように、友達に会ったり、谷田部(松下由樹)に授業をしてほしいと頼んだりしていた。そしてサクの誕生日、2人は病院を抜け出し、オーストラリア・ウルルの空を見るために空港へ向かおうとするが・・・。
2004年に社会現象となってしまった作品の連ドラ版。しかし、決してブームに便乗した作りではなく、我が国の恋愛ドラマの歴史に残る出来映えである。まだ見ていない人は先入観を捨てて観て欲しい。