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木村の日本J・ライト級王座への挑戦が決まった。相手はあの怪物王者・間柴だ。木村は唯一間柴のフリッカージャブを封じたジムの後輩・宮田に弟子入りする。プライドを捨てて年下に教えを請い、その上負けたら引退する決意まで固める木村。そしてある日、木村は自分の飼っている熱帯魚から必殺技のヒントを得る。木村の必殺ブローは間柴に炸裂するか!?それとも間柴のフリッカーが木村の夢を打ち砕くか!?日本J・ライト級王座の行方は!?
一歩の良き先輩「木村達也」が、一歩の彼女?のお兄さんで現役日本J・ライト級王者「真柴了」に挑戦するというお話。
原作コミックスでは31・32巻相当になります。
原作でも屈指の名勝負として名高いこの試合が満を侍しての
映像化となりました。後輩に駆け足で追い抜かれてしまった焦り、崖っぷちな自分への不安。見ていて共感できる部分がたくさんあり、かつ脇を固めてきた人間にスポットライトが当てられているためどちらが勝つかまったく予想がつかず、当時熱心に読んでいました。
出来はもちろんバッチリですが、時間が一時間と短いためカットされてしまった部分がたくさんあったのがちょっと残念かな・・・あと20分あればもっと完成度は高かったと思います。
とはいえ私的ベストバウトが映像化されただけで満足だったりします。
原作ファンの方も、アニメから入った方も是非見てください!泣けますよホンと。
5年間ボクサーを続けるものの、成績はそれなり、悪くも良くもないボクサーに過ぎなかった
主人公の幕之内一歩の先輩の木村が、最後の最期の勝機に全てを掛けてタイトルマッチに挑みます。
悔しくて眠れなかった敗北の夜、勝利の拍手喝采に勇気付けられた瞬間など、
5年間積み上げてきた日々を起爆剤に変え、彼はリングへ上がります。
うだつのあがらない2流ボクサーが最強王者に挑む
映画「ロッキー」のようなカタルシスと力強く熱いドラマ性に満ちています。
単なる凡人では終わらない、いや終わらせない彼の意地の姿はボクサーの生き様そのもの。
目の前に見えたチャンピオンベルト。
それを掴もうと叫ぶ2人の最後の一撃が放たれ、彼のドラマは終幕を迎えます。
惜しむべきは収録時間の少なさと全体に銀色が混ざったようなどぎつい色合いのデジタル彩色です。
先述のロッキーも積み上げてきた日々を丹念に描くことで、タイトルマッチの深みと
なっていたので、3巻に及ぶ原作の良さを殺してしまっているのが残念です。
しかし、60分という短い時間ながら、
きっちり纏め上げたスタッフの手腕には惜しみない拍手を送りたいですね。
お見事です。
テレビシリーズ76話、スペシャル1話に続くはじめの一歩シリーズ最新作です。この作品はテレビ用ではなくOVAです。今回はなんと主役はサブキャラ達です。死神のイメージが定着している?間柴と青木とお笑いコンビを組む?木村のジュニアライト級王座をかけての戦いがメインストーリーです。このシリーズの主役の一歩は今回は初防衛戦の後なので観戦オンリーです。
原作を読んでいたので経過も結果も知っていましたがアニメということで動きがある分説得力は十分にあります。今回の見所は木村のタイトル戦に対する苦悩そしてその苦悩から必殺技の習得までの努力の過程と間柴の試合中の恐怖による慌てふためく様です。若干ストーリーは簡略化されていますが問題ないレベルです。
今回は木村の引退をかけたタイトル戦なので木村に感情移入してしまうことは間違いありません(^^ゞ。感動できますよ。