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墨田組に雇われたスナイパー、ミズキの目の前で彼の標的・荒川組組長が別の男に殺害された。その男は孤児院で兄弟のように育ったシュウだった…。彼を追い孤児院のある島へ向うミズキ。運命的な再会を果たした二人は、少年時代の仲間であるコーヘーやチエコとかつてのような時を過ごす。その間東京では中国マフィアを巻き込んだ抗争が激化していた。島への飛び火を危惧した二人は大阪へ渡り「生きていてもしょうがねえ馬鹿ども」を殺し、報酬を発展途上国の子供達への寄付金に充てるように。しかし、そんなふたりに3人の報復者が迫る…
嫁が「竹内力映画は面白いよ」と言っていたことを思い出し、竹内作品の中でも異色の「デッドオアアライブ」を借りてみた。しかも2作目だ。
いや、しかし、これ、すごすぎるんですけど。
冒頭、ヤクザ映画かと思いきや、あっれー? 下ネタコメディ? あれ? というイメージに。
竹内力と哀川翔共演なんだけど、ストーリーなんてどうでもいいのだ。(というか解説しようがない)
筋書きはメチャクチャ。ギャグもダダすべり・・・なんだけど、はっとするような綺麗な画が、たまーに挿入されるので、なんとなーく見てしまった。
ラストは(どうせ誰も借りてまで見ないだろうからネタバレ)、悪との戦い(笑)で、ボロボロになった竹内力と哀川翔。
何発も銃弾を撃ち込まれ、血まみれだ。
そんな血まみれの二人だが、「もう一度あのきつねうどんが食いてぇなぁ」と血まみれのまま、電車に乗ってうどんを食べに行く。
途中、観光客が写真を撮ってるところに遭遇。
哀川翔は血まみれなんだけど、気さくに「おい、俺が写真撮ってやるよ」と声をかける。パチリ。なんだこれ?
そして、念願のきつねうどんを食べている二人。血まみれ、ボロボロで普通に食べて、しゃべっている。
最後、きつねうどんのおあげをほおばって、「ああ、うまかったー」と言ってバタリ。哀川翔は死ぬ。
これには笑った!
最初から最後まで下品きわまるいわゆる放送禁止用語を絶叫しながらのバカ騒ぎがえんえん続きます。もちろん放送じゃないのでピーは入りません。それに耐えられる方、どうか一時間半くだらない話につきあってやってください。私は気分が悪くなりましたけど。
まったく、監督も俳優も恥を知らんのかね。ストーリーがあってこそのアクションって事が判らんのかね、世界の三宅さん。