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千葉の九十九里市とアメリカのダラス市を一万年後の未来へタイムスリップさせ、お互い戦わせてはその様子を見物して楽しんでいる悪魔がいる。その名はバズス、タイムパトロールの胆原凱(たんばらがい)はこの非道をやめさせるため、バズスに戦いを挑みます。この作品もまた「24時間テレビ」の中のスペシャルアニメとして制作されました。原作マンガのほうではなく、このテレビアニメのほうが手塚治虫のオリジナルアイディアに忠実だという変り種でもあります。
かつて24時間テレビの枠内で放送されたアニメスペシャルの中でも晩期の作品。
当時、地元放送局の都合で後半部分しか観ることができず、それもほとんど内容を覚えていない…(もしかしたら観てないかも…)
20年以上の時を経て、やっと観る機会を得たものの、抱いた感想は「こりゃあかん」これだけだった。
稚拙で乱雑な脚本と陳腐な演出に、無理矢理テーマ性をねじ込んだような感じで、
とりあえず作りました…的やっつけ仕事の印象は拭えない。
アニメの制作手法が古くても、優れた演出やシナリオで古さを感じさせない、まさに「名作」と呼ぶべき作品はたくさんある。
だが、残念ながらこの作品は時代と共に朽ち果て、忘れ去られていくものの1つであろう。
久々に「観るんじゃなかった…」と後悔した(T_T)
ストーリーがあんまり新奇でもないので、キャラクターや絵で魅力を出すしかないのですが、原作と比べて、エイミはオトナしすぎるし、ピラールは典型的な悪人だし、ブンレツは「オッ立ッター」ってやらないし、いまいち乗れませんでした。
この作品を前後して,「バンダーブック」や「マリン・エクスプレス」、「2772」など、似た雰囲気や似たネタの作品が続きますから、当時、作者がどういうことに興味をもっていたのかはわかります。