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片田舎の聾唖社の学校に赴任して来たジェームズ・リーズはサラ・ノーマンという若く美しい女性と出会う。彼女に興味を抱いたリーズはかたくなに心を閉ざす彼女をなんとか救おうとする。やがて彼女を愛し始めたリーズは1人プールで裸で泳ぐサラの元に行き、愛の告白をする。2人は順調な同棲生活を始めるが…。
主演女優の美しさと純粋で自然な演技は見る価値あり。
愛する人に近づきたい為に激しくエゴをぶつけ合うシーンは泣けます。「傷つくことだけ上手になって」というタイトルを思い出しました。
でも正直言って、彼女が美人だから成立する話です。
マーリー・マトリンがひたすら綺麗だ。前に観ているんだが、マーリー・マトリン以外なにも覚えていなかった。22年ぶりに観たが、マーリー・マトリン以外、何も記憶に残りそうにない。
マーリー・マトリンの演技は素晴らしい。本物の手話使いだから手話に表情があるのは当たり前なのかもしれないが、聾唖者でない役者がセリフで表現するもの以上のことをこの子は手話で表現して訴えるものがある。『忘れる(You won’t shrivel up and blow away.)』という手話の動作は誰でも同じようにする筈なのだろうが、彼女が口の横で両手をひらひらさせるとそれが『赦し』を意味するかのように見えて美しい。【チャプター16の1:52:37】
ラストで久しぶりに会うジェームスとベンチに座るシーン。無言が何秒か続いて、サラは緊張を現す貧乏ゆすりをするのである。あれは監督の演出だろうか、マーリーの演技だろうか。【チャプター16の1:50:45】映画史に残る美しい貧乏ゆすり。
ストーリーは分かり易いし、悪くはないんだが、マーリー・マトリンが出ていなかったら魅力は半減だっただろう。最後が抱擁で終わるというのも、『ええーっ!』な終わり方で、結局残るものがない。
マーリー・マトリンは史上最年少の21歳でアカデミー主演女優賞を獲ったそうで、この記録は今でも破られていない。もう、ずっと破られないだろう。
まーまー面白かった。
。聾唖者と付き合うことになる教師。
つい、聾唖者を傷つけたり怒らせる事を言ってしまうんだけど、
きっと彼は彼女といる間はずっとそういう事を
言い続ける気がした。
別に聾唖者とかは関係なく、
彼はきっとそういう人なんだと思う。
自分の物差しで計る傾向があるのに
自分ではそうではないと考えていて
他人の意見を聞けば修正したふりをするけど
根本的には何も変わっていない。
そういうとこがリアルでよかった。