エリン・ブロコビッチ

ジュリア・ロバーツは私の中でベスト３に入る
大好きな女優さんですが
見る映画見る映画、本当に多彩な役を演じ分けていますね。
エリン・ブロコビッチではセクシーで
ちょっと下品なところもあるけれど
ガッツがあってカッコいい女性を好演しています。
ストーリーは実話を基にしているせいか、ひねりはないですが
爽快感のあるいい仕上がりになっていると思います。
子役の男の子が演技も上手くて可愛かったですね。

訴訟に勝って、莫大なお金を獲得した…
それもエリンの魅力かもしれないけれど、
この映画を観て思ったのはとにかく、人間誰でもやりゃあできるってこと！
でも、何が正しく、何が間違っているのかを本当に見極める力を持っていなければダメだと思いますが。
私もがんばろうっと！
必要なのは、度胸と、悪いことは悪いと言うパワーですよ！

実話をドキュメンタリーではなく、きちんと映画で表現されていて良かったです。
ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニーの配役はぴったりでした。唯一足りなかったのがジュリアの胸だったらしいです。
撮影のためだけに強力ブラを着用したのだとか（笑）
エリン本人も最初の方でウェイトレス役で登場していますが、全然きどったところがなくて、普通のスタイルのいい女性でした。
そんな女性が３５０億円勝ち取る経緯は痛快にかかれていますが、ギャラが出ないかもしれない仕事で（敗訴するかもしれないし）他人の為に働く事が出来るエリンはすごい！
「はじめて人に尊敬された、頼りにされたからこの仕事は続ける」というエリンの一言には心うたれました。そのエリンを頼った女性に勝訴した金額を告げに行くシーンでは大泣きしてしまいました。
やっぱり、正義が勝つ話って、すかっとします！

オーシャンズ１１と同じ監督さんだと知って、その映画もとっても面白かったので、他にも２人が作っている映画があれば、見てみたいと思いました。
吹き替えの声があっているので、演技に集中したい人には吹き替えがおすすめです。英語独特のタンカを聞きたい人には断然英語ですが・・・。