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カリフォルニアに引っ越して来たダニエルは、不良グループ“コブラ会”に付け狙われ、怪我だらけの毎日。そんな彼にカラテの達人ミヤギがコーチを引き受ける。決着の場は2ヶ月後の少年カラテ選手権大会。しかし練習メニューはワックスがけや、ペンキ塗りといった雑用ばかり。こんな毎日で本当に強くなれるの?
大好きでビデオ持ってました。
ひ弱な少年が、日本人の老人に鍛え上げられ精神的に強くなっていく姿に感動したものです。
(日本風を描くのにちょっとズレがありますが、そこはご勘弁を。。)
空手を知っている人に言わせれば、あんなの空手じゃないよ。。と言っていましたが、だって映画なんだから!いいじゃないのよ!
青春映画の中ではダントツ好きだな-!ダニエル役の男の子もかわいかったし!ミヤギ老人(そんなに爺さんじゃなかったと思うけど?)もとてもいい味出してます。
最後のシーンはホント!感動ものですよ!彼の頑張りに思わず悪役少年も喝采するところ、涙ものです。
シリーズで最もまじめに日本文化に触れたのは3だと思いますが、もっとも作品としてのテンポがよく、見やすいのはこの第一作だと考えています。4は観ていないですけれども。
日本公開時は、スポーツ団体などへ配慮して『Karate』の文字を題名から削った、と聞きました。内容を考えると意味がない気がしますけどね。黒澤明監督の「赤ひげ」以来、ある種の専門技術を戦闘で使う、というモチーフがたくさんの映画で使われていますが、この作品はそのもっとも有名なひとつです。ラルフ・マッチオの熱さに感化されると、掃除がまったく苦にならなくなるから不思議です。
アメリカの日系人が第二次世界大戦中、どのような環境におかれたのか、そのことは日本でもアメリカでもほとんど知られていませんでした。この作品中でミヤギさんが酔って放ったうわごとは、ノリユキ・パット・モリタの実体験とも重なるもので、それは本当に重い事実でした。この映画から4年後、88年になってようやくロナルド・レーガン大統領が下院法案442号に署名し、第二次世界大戦中の日系人強制収容に関して政府として公式に謝罪しました。このシリーズの影響が大だったと、言わざるを得ません。それだけ力のある、大ヒット映画だったのです。
ノリユキ・パッド・モリタのアカデミー賞助演男優賞へのノミネートは、私たち日本の映画ファンを大いにわかせましたよ。あのころはそれくらい、日本人はアカデミー賞から遠かったのです。