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ロバート・デ・ニーロ製作総指揮・主演、ニール・ジョーダン監督、ショーン・ペン、デミ・ムーア共演の超豪華キャストとスタッフで送る「俺たちは天使じゃない」。デ・ニーロとペンが扮する二人組みの脱獄囚が逃亡中ひょんなことから著名な神父に間違われることから巻き起こる痛快ドタバタ劇。
ジョーダン監督も脚本のデビッド・マーメット(ハンニバルとか書いている)も舞台出身。アクターズスクール出身の師弟関係にあるロバートデニーロとショーンペンを上手く使った作品だ。
レーザーディスクでも持っているが、リメイクされたり、舞台化されて評判を取った作品なので、久々に観ることにした。
話は元の作品を大幅に変え、executiveプロデューサーにロバートデニーロが自ら名を連ね、コメディータッチに仕上げた佳作である。
刑務所を脱走したデニーロとショーンペンは奇跡的な偶然を重ね合わせ、修道院までたどり着く。
そこにいたのは敬虔なクリスチャン達と、耳の聞こえない娘を育てるデミームーアだ。(豊凶施術する前のデミームーアの裸がチラリと見える)
なんとかカナダに脱走したい二人だが、いつしかショーンペンは修道院の生活が気に入り、ロバートデニーロはデミームーアの娘を助け出し、良い関係になりそうな感じで・・・。
当時としては相当なお金をかけた映画だ。師弟コンビの息はぴったり合っているし、舞台的な要素も沢山書き込んであり、飽きさせない。デミームーアが注目されたのもこの作品からだろうと思う。
オーソドックスな作りではあるが、題名の通り「俺たちは天使じゃない」とあがく二人の姿がほほえましい。
キャメラアングルもマスターショットに気を配り、エキストラを群衆にみせ、いい絵を撮り切っている。
惜しむらくは、都合の良いことがすれすれで起きるのだが、
舞台であればテンポよく行くところが、映画で観ると少々読めてしまう。メディアの違いは怖いものだ。
85点日本語版は酷いので、字幕でどうぞ。
刑務所を脱獄した囚人二人が神父に化けてからのお話ですが…この映画を見ると信仰心を疑ってしまいそうです。
いい加減な神父の話が民衆に受けてしまったりと中身もいい加減。
何で、こんな映画を選んでしまったのかと後悔しながらの1時間30分
そこから内容が急転します。 口の利けない、耳の聞こえない少女が脱獄犯の人質となり抗争の末、川に落ちてしまう。神父に化けた年上の脱獄犯が少女を助けるべく川に飛び込む。
そして少女と一緒に滝壺に落ちるが…そこで奇跡が起きる。
喋れない子供が、話をする…皆は驚きこれぞ奇跡だと耳を澄ます。
なんと、その少女が話した言葉は…恩を仇で返すのかと言いたい程の傑作です。
脱獄犯の3人のうち一人はどう仕様もない人間で結果、銃殺されてしまうが、神父に化けた若いブラウンと名乗っていた男性は神父の道を選ぶ…結構、最後の最後で今まで我慢して観た甲斐があると思わせる終わり方です。
でも、1時間46分はちょっと長いかな~なんて思う
「適度」という言葉が正にぴったりの映画。
。それが功を奏して、全体的に非常にしまりのある作品にしあがってます。
若き日のショーン・ペンは明るさもあり(笑)、まだまだ青いなっていう演技ですが
逆にそれが好感度大です。
冒頭のイギリス脱獄もの風の雰囲気は、いつしか、綺麗な背景と、見るからに
偽神父なのにそれを信じて疑わない教会の人たちの温かさ。
そして実際に行列の祭りでは、くじで当たってしまったショーーン・ペンの演説は
本当に心をうたれるもので群集は大拍手。
そしてとにかくこの作品の最高のシーンはエンディング。
どうやってカナダに渡るのかとばっかり思っていたら。。。。でした。
オリジナルからかなり手をいれてあるみたいだけど、オリジナルはどんな感じ
なのかちょっと気になります。