恋におちて

　二人の名優が、大人の恋を、とても素敵に演じた映画でした。
　今でも忘れられない、お気に入りの映画です。　
　だんだん相手のことが好きになって行く・・・　
　その心の移ろいが、胸を熱くしました。　
　　
　今では、不倫映画のはしりと言われますが。　
　　
　あのデニーロが、あんなに力まず良い味だしてる。　　
　　
　ラスト胸が熱くなるのは、間違いなし。

この作品は私の大好きな作品です。切ない思いが伝わってきて、当時映画館で見たときは涙が止まらなかった！（きっと私もあの頃は切ない恋をしていたのかも。。？？）
大人のラブストーリーを堪能したい方にお勧めです。不倫とはいえ、最後の一線は越えることが出来ない二人の心の葛藤が良くわかり、とても切ない気持ちになりますよ。
メリルが若くてかなりきれいです。この当時は透明感のある女優さんでしたね。デニーロもアルカポネを演じた人と同一人物とは思えないほどスマートで中年の魅力的な男性を演じてます。
古い映画ですが、ぜひぜひ、恋してる人もしてない人も、見て下さい。

どんな愛の形でも人を想えるって美しいものだと教えてくれる映画でした。しあわせな家庭生活を送っているのに、どうしてデニーロの奥さんは「今時愛なんて何処にあるの？」なんて言うんだろう？そんな人とはやはり一緒に生きていきたくないと思う。愛はそこらじゅうにある。もう少し若い頃、まだ愛ってどんなものか知らなかった頃、憧れて何度も何度も見返した映画でした。