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家族を失ったマックスは、最強マシン(インターセプター)とともにガソリンを求めて彷徨っていた。中東戦争の勃発で石油が貴重品となり、各地で壮絶な奪い合いが続発している。やがてマックスは精油基地を守る人々と暴走族の抗争に遭遇。ガソリンを条件に別天地への脱出を頼まれ、再び暴走族との孤独なハードバトルに挑んでいく。
正編のレビューにも書きましたが、「北斗の拳」をはじめとする、核戦争後の世界を舞台にした漫画や映画のルーツになったのが、この2作目。
その影響力からも、いかに本作の世界観が衝撃的であったかが分かろうというものでしょう。
当時、この作品を観た映画界の底辺をうろつく山師たちは、砂漠とボロボロの衣装さえあれば「荒廃した地球」が表現できると直感。次々と低予算で世紀末バイオレンス映画を製作したのでした。その甲斐あって、80年代のB級アクションは、8割くらいがマッドマックス2のバッタもんという結果に。(ちょっと大げさ)
もちろん映画作りがそんな甘いものであるハズもなく、絶望的にセンスの欠落したそれらの作品は、単に薄汚いだけの画面に仕上がり、かけた予算よりさらに貧乏臭く見えるという負のスパイラルに陥ったのでした。結果として、ゲテモノ好きなマニアとビデオショップのワゴンとテレビ東京の編成を賑わせただけに終わったことは、説明するまでもありませんネ。
余談が過ぎたので、少しは作品の感想を。
シンプルな復讐系バイオレンスだった1作目から、続編はガラリと趣向が変わり、世紀末救世主伝説的な物語になっています。当然のことながらドラマの骨格もスケールアップ、展開もダイナミックになりました。ただし、中盤あたりは間延びしている部分も多いんですよね。その点で、僕はシャープな1作目の方が好きかも。
もっともそれは、(粗製濫造されたポンコツ映画たちのせいで?)「荒廃した未来感」に目新しさを感じなくなった今だから言えることですけど。
わりあいタイムリーに観た当時は、『2』の方が圧倒的に面白く感じた記臆はあります。
『マッドマックス』シリーズ3作の中では『2』が一番だとずっと思ってました。
けれど、ひさしぶりに(はじめてDVDで)観直して、あれ?っと思ってしまいました。
マックスことメル・ギブソンは1作目とうって変わってスターのオーラが漂い、彼については断然本作の方が光っていると思うのですが、そのほかの部分、特にカーアクションに関してはひょっとしたら1作目のほうが良かったんじゃないか。
本作がぬるいというわけではありません。単純に比較するなら本作の方がカーアクションの比重はかなり大きいです。けど、ある一瞬感じる、怖さや痛さという点においては1作目のほうが勝っていたのかなという気がしています。
数名のスタントマンが不幸にも死亡した1作目を踏まえたうえで作られた2作目です。それでも2名の負傷者が出たようですが・・・。ひょっとしたら、この差なのかもしれません。
いずれにしても、現在ではもうこんな形のアクションは作られることはないのでしょう。そういう意味でも、貴重なシリーズだと思います(サンダードーム除く)。
こ~れこれこれ!正に「北斗の拳」の元祖!
。荒廃した世界で暴力が人類を支配する世界観。もう最高!!!
ガソリンを血眼で狙っている悪党共と精油基地を守る人々との死闘。
主人公は善民らの脱出に一役買う事になるが次々と友が死んで行く・・
このシリーズで一番好きなのがこのパート2。久々に観た~懐かし~
もう何も言う事ない。とにかく観て楽しむ他ないよ。
悪党どもよ!死ぬのは貴様らだ!地獄への片道切符を用意しろ!^^