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”AFREEZEISCOMING!”すべてを氷づけにしようとする怪人Mr.フリーズがゴッサム・シティーに出現。事もあろうに、誘惑フェロモンと猛毒キスを武器にするポイズン・アイビーと手を組んだ!対するバットマンも、ロビンとバットガールという味方を得て迎え撃つが!3代目バットマンに選ばれたジョージ・クルーニー、初登場のバットガールにアリシア・シルバーストーン、注目の悪役にはアーノルド・シュワルツェネッガーら、豪華スターが共演。機能性がアップしたバットモービルや、より奇抜さを増したゴッサム・シティーなど、本シリーズならではの斬新なデザインも充実。
監督:ジョエル・シューマカー(1997年・米・124分)
原題:BATMAN & ROBIN
いつも途中で挫折していた旧バットマン・シリーズ。
今回は、やっと此処まで辿り着くことが出来ました!
本作がこのシリーズの4作目で、1、2作目のバットマンを演じたのは、マイケル・キートン。
3作目がヴァル・キルマー、そして4作目ジョージ・クルーニーです。
何と言っても“バットマン”が主役なので、そのバットマンにどれ程肩入れできるか?
ここ、大事だと思います。
因みに私は、マイケル・キートン推しです。
特に1作目が好きなのは、監督がティム・バートンだったことに加えて、あのジャック・ニコルソン演じるジョーカーの怪演と魅力にあると思っています。
「バットマン」の世界観、ダークな雰囲気はティム・バートンあってこそ。
1~4作目まで、ずっと同じ俳優が演じたのは執事のアルフレッド役のマイケル・ガフと、ゴードン総監役のパット・ヒングルの二人です。
特に、アルフレッドが好きな私は、本作でアルフレッドが病に倒れた時は気持ちが沈みました。
「バットマン」において、主人公以上に大事な役割を担うのはヴィラン(悪役)です。
今回のヴィランは、邦題のタイトルにもなっている“Mr.フリーズ”(アーノルド・シュワルツェネッガー)と、“ポイズン・アイビー”(ユマ・サーマン)です。
Mr.フリーズもポイズン・アイビーも本来は良心的な化学者、植物学者でしたが、不慮の事故や共同研究者の裏切りによって別人となりました。
シュワちゃんは冷凍怪人を嬉々として演じているように見えたし、ユマ・サーマンは植物と合体して、フェロモンと毒で全ての男を誘惑する姿は中々セクシーで美しかったです。
前作「バットマン フォーエバー」よりは良かったかなあという程度の感想で、不満な点はバットマンのコスチュームやバット・モービルのデザインが、機能的で派手になった割にはちっとも心がときめかないこと。
バットマン&ロビンというくらいなので、ロビンも登場しますが、全然魅力が感じられないのは、どうしたことか?
執事アルフレッドの姪バーバラ(アリシア・シルヴァーストーン)が急に現れ、バッドガールとなったのも(家族が裏のテーマとは言え)唐突過ぎて気持ちが乗りませんでした。
シューマカー監督は5作目の構想もあったそうですが、結局、本作の失敗で計画は頓挫し、2005年の「バットマンビギンズ」(クリストファー・ノーラン監督)までバットマン映画は作られなかったそうです。
という訳で、今度はクリストファー・ノーラン監督とクリスチャン・ベールのバットマンのシリーズに挑戦します。
娯楽作品。おひまな時にどうぞ。