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「機動戦士Ζガンダム」の劇場化第一弾。宇宙世紀0087年。ティターンズとエゥーゴの対立で、宇宙は再び戦乱の時を迎えた。エゥーゴのパイロット・カミーユは、クワトロがシャアであることを知る。一方、地球に幽閉されていたアムロもまた動き出そうとしていた。新時代の流れは、次第に三人を結びつけていくのだった。
観る前から、そして実際に観てみてよけいに考えてしまうのだけど、これはいったい、誰をターゲットにして作ったものなんだろう?
TVシリーズをタイムリーで観ていたオレ等の世代?それとも、Zを知らない世代?何でもいいけど、よくもこんな中途半端なモノを劇場公開、しかも3部作だなんてぶちあげたもんです。
まず、なんといっても上映時間90分てあなた・・・『ファーストガンダム』3部作はどれも130分以上あったのに。とにかくどの場面もぶつ切りぶつ切りで、単純にダイジェストとしても観れたもんじゃありません。『ファーストガンダム』と較べてばっかも何ですが、ファーストガンダムでは絶妙なところで永井一郎の朗々としたナレーションが入って補足されていたけど、本作にはそれすらない。さらに、他の方も言われているように、全体の4割程度(感覚)かな、完全に描きおこしてるんだけど、TV部分との差が大きすぎて不自然。90分しかないのなら、いっそのこと全部描きおこすくらいの気概を見せてほしかったところですが、その予算も時間もなかったんでしょう。というか、取りあえず安く手っ取り早く作って、興収は二の次で後のDVDやその他関連商品で稼ごうという目論見が見え隠れするようで、全然好感が持てません。
次、観る気が起こりそうにないです。これなら、TVシリーズ全部観直すほうがよっぽど有意義そうです。
はあ・・・がっかり・・・。
3部作をすべて見終わっての感想です。
いかにもTVのダイジェスト版といった感じ。基本的にはガンダムファンのための映像であって、一般の観客はハナから眼中にない作り方をしています。ですから、ZガンダムのTVシリーズを観て面白いと思った方のみにお勧めです。
ファンにとっては感涙ものの新作カットが目白押しなので、映画というよりファンのためのイベント・フィルムとして楽しむのが良いと思います。