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昭和58年初夏。都会から山奥の寒村・雛見沢に引っ越してきた圭一は、学校のクラスメートであるレナや魅音、沙都子、梨花といった面々と楽しい日常を過ごしていた。しかしそんな中、圭一は毎年6月に行われる祭「綿流し」の日に連続怪死事件が起きていることを知る。その日を境に、圭一の周りが少しづつ変わり始める・・・。
「目明し編」が終わります。
「綿流し編」のレビューに、もしかして「3つ子」と書いてしまいましたが、間違いであることが判明しました。どうやら私には推理力はなく、探偵には向かないようです(笑)。
この話で前回「綿流し編」の疑問点の幾つかが理解できます。村長「公由」の殺害時期及び動機、「梨花」の服が汚れていた理由、「沙都子」の殺害動機。なるほど、そうだったのかと半分は納得できたような気がします。
しかし、なぜ梨花は「魅音」(詩音)を襲ったのか、手にした注射の中身は何なのか、「富竹」と「鷹野」が殺された理由は祭具殿に入ったからではないのか、本当に「悟史」は殺されているのか、疑問はまだまだ残ります。
憎悪が招く悲劇・・。
狂気に囚われ、鬼が目覚める。
「沙都子のことを頼む」
愛しい人の願いも、鬼を止めることはできず・・・。
そして・・・悲劇の幕が降ります。
憎悪に取り憑かれてしまった「詩音」。あまりにも哀しい結末です。もちろん人の命を奪ってしまったことは許されざる行為です。でも、もし一時の感情に身を任せずに誰かに相談していれば、この一連の悲劇は避けられたのではないでしょうか。
この【ひぐらしがなく頃に】で起こる殺人の多くは、疑心暗鬼・猜疑心・狂気・憎悪の中で繰り広げられる悲劇です。今の若者はすぐキレてしまい、それがどういう結果をもたらすのかを想像できずに怒りに身を任せてしまいます。そして、親でも友人でも誰かに相談すること(誰かを信じること)ができずにいることへの警鐘がテーマの一つになっているように個人的には感じています。
「目明し編」の始まりです。
今まで失踪したとしか語られていなかった「沙都子」の兄「悟史」(に~に~)が登場します。そして「詩音」と「悟史」の出会いから「詩音」の「悟史」への恋愛感情(片思い)について、それから園崎家の暗部と「沙都子」の叔母殺しについて語られます。
しかし、園崎家の地下室シーンは・・・痛すぎます。
そして、1年の時間が経ち「圭一」が「雛見沢村」に来てからの話に繋がります。「詩音」の気持ちも時間が癒してくれたようにみえていましたが、「圭一」の登場が「詩音」の「悟史」への感情を思い出させてしまいます。
やがて物語は「綿流し編」へと紡がれていきます。
憎しみに鬼が目覚める・・・。
昭和58年初夏。山奥の寒村・雛見沢村にて、前原圭一はごくありふれた毎日を過ごしていた。都会から引っ越してきたばかりの圭一だったが、レナや魅音、沙都子、梨花ら仲良しグループのおかげで、楽しい日常を築き始めていた。そんなある日、圭一は偶然会ったカメラマンの男性から、村にまつわる怪死事件の存在を知る・・・。
ダム工事に関連するバラバラ殺人事件は確かな事実だった。衝撃を受けつつ他人事だと思っていた圭一は、レナたちから「綿流し」という、雛見沢に代々伝わる祭りの話を聞く。祭りの当日、いつもの部活メンバーと屋台巡りを楽しむ圭一だったが、そこで今度は富竹たちからお祭りの夜に毎年起こる「出来事」を聞かされ・・・。
かつて学校に在籍していた「悟史」という少年。大石の話によれば彼は沙都子の兄であり、そして一年前に失踪したという。毎年起こる連続怪死事件の被害者たちは必ず部活メンバーに関係があり、次に狙われるのは圭一かもしれない、と…。その言葉を裏付けるように、その日から圭一の周囲の様子が怪しくなっていく・・・。
両親の留守中、圭一宅に訪ねてきたレナ。圭一はレナのいつもと違う不気味さに、思わず閉め出してしまう。次の日、護身のためのバットで素振りを繰り返す圭一に、魅音が残した謎のセリフ。下校途中に鉈を持って現れるレナ。逃げ出した圭一の前に立ち塞がる男たち。気絶させられた圭一が目を覚ましたとき、そこには・・・。
今日の「部活」は町のおもちゃ屋でのカルタ取り大会。圭一は実力を発揮し、魅音との一騎打ちに持ち込む。だが、魅音がバイトへ行く時間になり勝負はお預けに。店主から貰ったかわいいぬいぐるみをレナにあげた後、一人でレストラン「エンジェルモート」に入った圭一。そこにはウェイトレス姿の意外な人物が・・・!?
綿流しの夜。圭一は祭りの最中に富竹や鷹野、詩音と会い、雛見沢ダム計画にまつわる連続怪死事件の話を聞かされる。毎年一人が死に、もう一人が行方不明になっている事実…そしてその流れで、古手神社内にある”禁断の”祭具殿に忍び込む四人。祭具殿の中に隠された真実、そして鷹野の口から驚くべき考えが明かされる・・・!
村長が行方不明になった翌朝、不安になった圭一は、祭具殿へ忍び込んだことを梨花に打ち明けてしまう。その晩、圭一との電話で詩音は「村長さんが行方不明になったのは自分があの晩のことを話したからだ」と告白する。動揺し、梨花の身に危険が及ぶことを心配する圭一。そしてついに不安は現実のものとなり・・・!
沙都子と梨花の失踪を解き明かすレナの推理。回覧板に書かれたある案内文が、それを裏付けていた。圭一が祭具殿へ忍び込んだことを隠していたために魅音が怒ったとレナは言う。直接会って謝罪するべく、圭一はレナと共に園崎本家へ向かう。そこで対面した魅音には、二人の知らない顔を持っていた・・・。
両親不在のため、慣れない料理にチャレンジする圭一。火事になりかけつつも、そこへ駆けつけた沙都子と梨花によって惨事は免れ、沙都子の手料理をご馳走になることに。そこで圭一は沙都子に兄がいたこと、そして一年前に家出してしまったことを聞く。食卓を囲み、三人は楽しい団欒のひと時を過ごすのだった。
沙都子が学校を欠席した。沙都子を尋ねて学校へ来た大石刑事の乱暴な態度に、不吉な印象を受ける圭一。そこにやって来た入江から、圭一は沙都子が叔父夫婦から虐待を受けていたことを聞かされる。しかもその叔父が最近雛見沢に帰ってきたという噂を聞いて、ますます嫌な予感を募らせた圭一はその家を訪ねてみるが・・・。
本作はずいぶん前に観賞したんですが、どう感想を書けば良いのか頭の中で生理が付かなかったので、放っておいたんですが書いてみます。
。本作の売りは何と言っても謎解きなので、未見の方達に配慮し余り明確には書かないでおきます
まず、「鬼隠し編、綿流し編、祟殺し編、暇潰し編」は中心になる人物紹介と物語の大まかな概要が語られます
売りでもある謎なんですが、正直明確な推理はこの四篇では出来ません、「正解率1%」でしたっけ?、いやいやそれすら有り得ません、わたしは自力で解明しようと意地で何度も観直しましたが、結局というか当たり前なんですが、どうしても一つのキーワードが解明してくれない限り不可能です、いやその他諸々謎だらけなんですが、どうしても「オヤシロ様」という一番の謎が明白でないので無理なんですよね
最初は皆さんのレビュー通り「萌え+サイコ」の特異ものと感じますが、観ているうちに何故か引き込まれていくので不思議です。
「鬼隠し編」を最後まで観てダメだと思う方達は、「解」まで辿り着けないかもしれないですね、この雰囲気に呑まれれば「解」も含め徹夜になること必至でしょうが(笑)
なにはともあれ、一大ブームを巻き起こした作品なので、「一度観ておくか」くらいの気構えで丁度だと思います、知らない方達は面食らうでしょうが(爆)。