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月の民、ムーンレィスの少年ロランは、地球帰還作戦を前に環境適応テストのため地球へ降下。地球での暮らしになじんだ頃、突然月の軍隊ディアナ・カウンターが地球に降下、地球軍と戦闘となる。ロランは月と地球の平和共存を望みつつ、地球側の人間として“∀ガンダム”に乗り、同胞たちと戦うことになるのだった。
実際の放映は見れていませんでしたが、
昔、ビデオ(もちろんテープ)を借りて少し見ていました。
しかし、その頃はよく分らずに途中でやめていました。
で、久しぶりに見てみようと思い借りてみたら
結構面白いではないですか。
絵もしっかり描かれていて、今でも全然見劣りしません。
こりゃ、名作ですよ。
また、歌がいいんですよ。なんでコノ人がって感じです。
ガンダムを見たことがなかったので
ぱっとみて”変なガンダム”と思い
このシリーズから借りてみることにしました。
”ガンダム”という概念はなく
”発掘された昔の遺産”という形で話は進みます。
戦闘シーンよりも大自然のほのぼのした雰囲気ばかりで
話も明快なので入り口としてよかったなと思います。
話が動いて”どうなる?”と続きを知りたくなるのが
ラスト10話ぐらいで、それまでずっとのんびりしているところが
欠点かもしれません。
キャラクターが濃い人ばかりなので
カッコイイガンダム、カッコイイキャラを望む人には
全く向いていないとかと。
”黒歴史”として過去のガンダムシリーズの戦闘が出てくるのですが
このあたりは色々見ている方には楽しさも倍かな。
ガンダムを観たことのない人向けな気がしました。
地球に向けて密かに降下したモビルスーツ中に、ロラン、キース、フランという3人の少年少女が乗っていた。キースたちと別れてビシニティの方角へ向かったロランは、川で溺れていたところを、キエル・ハイム、ソシエ・ハイムの姉妹に救われ、ハイム家で働きはじめる。
ロランとソシエが成人式を迎える日、市民軍のミリシャのパレードも行われる。それは、月の民ムーンレィスの襲来を予測したグエンの取り計らいによるものだった。ホワイトドールの前でロランとソシエが成人の儀式を行っていたとき、ムーンレィスのMS部隊が襲来する。
眠りから覚めた機械人形ホワイトドールを、シドの指示で隠すロラン。その存在は「黒歴史」を裏付けるものであり、グエンはまだ埋まっている機械人形で、ムーンレィスに対抗しようと考えていた。一方、ハイム家に戻ったソシエは、父の死という悲劇に直面する。
月の人間であることを名乗り出て、ディアナ・カウンターの司令部へと向かうロラン。司令部のアジ大佐やハリー中尉は、ロランからの報告を元に、グエンたちとの交渉に臨む。同じ頃、マウンテン・サイクルでは山師シドの指揮により、機械人形の発掘作業が進められていた。
ミリシャの部隊がムーンレィスの帰還地に攻撃を仕掛け、ムーンレィスの民間人に犠牲者が出る。メシェーとソシエはディアナ・カウンターの機械人形を奪取しようとするが、逆にメシェーが捕虜にされてしまう。ロランはメシェー救出のため、ホワイトドールで出撃する。
ディアナを捕らえようとするミリシャの動きは、グエンの制止により阻止される。グエンとディアナは交渉に入るが、地球側と月側の主張の隔たりが大きく交渉は難航。一方、発掘作業に当たっていたソシエたちのカプルは、フィルとポゥが乗るウォドムと戦闘になる。
地球と月の相互理解を深めるため、親睦パーティーが開催されることに。ロランはグエンにホワイトドールの女性パイロット・ローラとして、パーティーに出席することを命じられ、キエルからパーティー出席に必要な貴婦人修行を受ける。
ムーンレィスの居留地周辺で衝突が起きるのを防ぐため、ホワイトドールで警備に向かったロラン。そこで、帰還政策の不備から生活に困っている帰還民クーエンと出会ったロランは、クーエンのために家畜探しを手伝う。だが、その行為がポゥのMS部隊を引き寄せてしまう。
月で禁固刑を受けていたコレン・ナンダーが恩赦となり、その独立部隊が地球に送られてくる。“ガンダム”との対戦を望むコレンは、ガンダムをおびき寄せるためミリシャのカプル部隊を攻撃。ムーンレィスであることがバレたロランに代わり、ソシエがホワイトドールで出撃する。
ちょっとした遊び心から、キエルとディアナは互いの服を交換してすり替わる。ディアナはキエルに、キエルはディアナに扮して飛行船に乗り込み、グエンやミランを伴い空から地上を視察することに。飛行船はハイム家のあるビシニティに向かい、ディアナは戦火の爪痕に心を痛める。
この作品を見たことが無い人は、ほぼ間違いなく「ひげガンダム」の影響が高い。つまり、MSが他の作品に比べ(個人的にはZ等の可変形が好き)かっこよくないのが影響していると思われる。
この後のSEEDやSEED・DESや00に比べるとあきらかに劣る。
だが、ガンダムシリーズの中で唯一MSで人を引き付けおもしろさを伝えようとするのではなく、見た人に物語でひきつける内容になっている。正直∀を10とするとSEEDで6かなと思うSEED・DESは・・・・・やめておきます。
人間の力を手にしたときの徐々にたかまる野心や(グエンを見ろ)、上に立つものの苦悩、月と地球の異なる世界観等、一度は見る価値のあるものだと思う百聞は一見にしかずさあ予約リストに。