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4年間の主導権を自らの国に勝ち取るため、各国代表のガンダム同士が激闘を繰り広げる「ガンダムファイト」。ネオジャパンの代表として、第13回目のガンダムファイトに参加したドモン・カッシュは、手強いライバルたちと拳を交えながら友情と信頼の絆を深め、人類の敵であるデビルガンダムに立ち向かってゆく……。
富野監督の指令「ガンダムでプロレスしなさい」を受けて作られて。
現場で相当な試行錯誤があったと見えて、まだ冒頭では設定も固まってませんし、正直言って冒頭は面白くないのです。
まだ決め台詞も安定していないし、主題歌がどうにも本編に似合いません。
おそらく製作側でも、どうすれば面白くなるのかコツを掴んでいないのでは?とも感じます。
・・・これが何気なく見ているうちに、世界観が見えてきて、うっかりお約束に熱中したりして、ラストの大団円までしっかり見てしまう。
ただ商売の為、ガンダムのプラモ売る宣伝の、テレビ漫画に過ぎない。
「ビームの旗」「ビームの布」「ビームの襷掛け」辺りは漫画のノリに近い筈。
それでも、何気なくテレビ漫画を毎週見てたらうっかり感動してしまったよ!
大団円の大集合で感動してしまっては、今後如何なる新作が作られても「ガンダムとは認められない」とは迂闊に言えなくなってしまいます。
或いは、「自分はガンダムとはこれこれ云々~という誇りある作品であるべきだと思う!」と作品論を徹底的に熱く語る事の出来る人こそ、嫌悪感を出しやすい作品ではないか?と感じます。
近年は「○○話で作画に乱れがある」「○○話の複線が無視された」等の理由から突然視聴を停止する人も多いらしいけど、そういう人にも勧められない。
娯楽目的のテレビ漫画だ!肩肘張らずに何気なく見てみましょう。
第13回大会が開幕されようとする日、ドモンはマフィアが実権を握るネオイタリアのローマに現れた。彼は酒場で暴れるマフィア一派を叩きのめした事で、ネオイタリアのガンダムファイターでありマフィアのボスでもあるミケロの恨みを買ってしまう。
ネオアメリカのガンダムファイター、チボデーがニューヨークへ帰ってきた。拳一つで自らの夢をかなえた彼は、ネオアメリカ全市民の憧れの的だ。ドモンは写真の男の手掛かりを求めて、チボデーに挑戦状を叩きつける。
ネオチャイナのガンダムファイター、サイ・サイシーは、ドラゴンガンダムと盗賊を率いて村から村へと略奪を繰り広げていました。サイ・サイシーに闘いを挑もうとするドモンと、彼のことを兄貴と慕う謎の少年の正体とは?
ネオフランスの華麗なるファイター、ジョルジュの某国とのファイト中に割り込んだドモン。しかし、その無礼な行動がジョルジュの反感を買ってしまう。さらにドモンは、ジョルジュに恋する姫君マリアルイゼをも誘拐してしまった!?
ボルトガンダムと闘うためにネオロシアに来たドモンは、なんと刑務所に入れられてしまう。それはネオロシア政府の仕組んだ罠だった。そして、彼の前に現れた謎の囚人アルゴ・ガルスキーの正体とは?
ネオジャパン政府は、引き分けばかりで成果の上がらないドモンをコロニーに呼び戻す。そこで彼を待っていたのは恐るべきテストだった。写真の男の正体は? 最強最悪と言われるデビルガンダムとは? ドモンの真の目的が今明らかになる!!
ネオメキシコにやって来たドモンは何者かに襲撃をうける。犯人の名はチコ・ロドリゲス。彼はファイターであることを捨てるため、国家の追っ手や挑戦者をその手にかけて来た。しかし、それは宇宙病に侵された妹ジーナのためだった……。
ネオカナダのファイター、グラハムは、ネオロシアの情報提供をドモンに迫ります。しかし、それを断ったドモンは、レインを人質にとられてしまうのです。彼女を救おうとするドモンはネオロシアのナスターシャから、グラハムの過去について聞かされる。
ドモンの次なる相手は、ガンダムファイト連続優勝の記録を持つベテランファイター、ネオイングランドのチャップマン! だが、彼と対戦したジョルジュは、卑怯な手段で勝とうとする極悪ファイターだと言う。果たしてチャップマンの真実の姿とは?
ネオエジプトに来たドモンとサイ・サイシーの前に、世にも恐ろしいミイラ男と大昔のMFファラオガンダム4世が現れた。何故サイ・サイシーだけが狙われるのか? 倒しても再生するガンダムの謎とは? ドモンはついにデビルガンダムの手がかりを掴む。
最終巻だけあって見所は多々あるが、一番はマスター対ドモンだろう。人によってはGガンダムとイコールでくくりつける人も少なくない。とにかく男らしくて最高に熱いドラマだった。クライマックスだけあって作画レベルも最高潮に達しているので大満足だった。
今まで感じた多少の無茶も全て押し流すほどの感動が得られたから、この作品に出会えて本当に良かったと思う。ありがとうガンダムファイト、ありがとうGガンダム、ありがとうマスターアジア。